映画の心理プロファイル

ノラ猫クロちゃん

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午前10時頃、突然玄関のチャイムが鳴った。
何かの配達かなと思ってドアを開けたら、息を弾ませたご近所のYさん(女性)が立っていた。
そして、扉が開くなり、
「クロちゃん捕まえたから、木村先生(獣医さんです)んとこへ連れてってあげてちょうだい!」

クロちゃんというのは、この辺りを根城にしているノラ猫のこと。
僕も含め、近所の猫好きがエサをあげている猫だ。

クロちゃんは、見ての通り長毛種の血の入った雑種猫。
小さい頃はきっと可愛かったんだろうな。
だけど、ノラ歴が長いのか、性格は悪いし、長毛がアダになって毛が絡まっててホームレスみたいな臭いがする。
ケンカっ早いのかケガもしてるし、歯も悪そうで固い物が食べられない。
そんなクロちゃんを見かねたYさんが意を決して捕まえてくださったのだ。

それは賞賛すべきことだったけど、こちらもそろそろ出かけようとしていたところだったので、ちょっと困った。
だけど、せっかく捕まえてくださったのに、連れていかないわけにはいかない。

で、慌てて馬場下にある木村獣医へ。
こちらは20年ぐらい前からお世話になっている獣医さんで、馴染みが深い。
なので、「はいはい、お預かりしますよ」と快く受け付けてくださり、僕はそのまま仕事へ行くことができた。ホッ。


2日後、引き取りに行くと、クロちゃんは治療の他にシャンプーもしてもらったみたいで、いくらかマシな姿になっていた。
先生によると、奥歯が何本も腐っていたらしい。
「きれいになって良かったね~」と、ちょっと触ろうとしたら、フーッと怒られた。
「凶暴ですよ、この猫はぁ」と先生。この2日間、相当手こずらされた模様(^^;

支払いを済ませて、我が家へ連れて帰ったのだけど、ケージから出したらいきなり窓辺へ突進。
窓枠をガリガリやり始めたので、仕方なく窓を開けて解放してやった。
一日ぐらいは静養のために家の中に居させたほうがいいんじゃないかと思っていたけれど、
まあ、クロちゃんにしてみれば突然とんでもない目にあったわけで、こんなところに長居はしたくないよね。

塀から隣の庭に飛び降りて、ひょこひょこ逃げていくクロちゃんを見送りながら、
これに懲りて、うちに近寄らなくなるかもしれないなぁと思った。


だけど、それは杞憂だった。
朝、玄関を覗いてみたら、念のために出しておいた餌を食べてるじゃないの、クロちゃん!

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ご覧の通り、ペロリ!
さすがノラちゃんはしたたかです(^_^ゞ
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by kiyotayoki | 2010-05-15 10:08 | 閑話休題