名探偵モンク 第10話『ナタリーVSシャローナ 』
最終回までは、おおっと、あと6回か。
残り少なくなってきたけど、昨日やってた第10話はモンクファンにとってはエポックメイキングな回だった。
だってあのシャローナが、まるで長いブランクが嘘のようにモンクの部屋にいきなり顔を出したんですから!
『名探偵モンク』は、頭脳明晰な私立探偵エイドリアン・モンク が独特の視点から難事件を解決していくTVドラマシリーズ。
普通の探偵と違うのは、モンクが強迫性障害を患っていること。
そのため、彼には身の回りの世話&助手を務めてくれる存在が欠かせないのだけれど、
最初にその役を務めていたのがシャローナだったのです。
演じているのは、ビティ・シュラム。『プリティ・リーグ』などに顔を出していたコミカルな演技が持ち味の女優さんです。
モンク役のトニー・シャルーブとは名コンビだったんだけど、シーズン2の途中から突然いなくなってしまった。
消えた名目は、別れた夫と再婚してニュージャージーに引っ越したからということになっていたけれど、実際は出演料のことで局ともめたのが原因だったらしい。
急遽、助手を務めることになったのは、トレイラー・ハワード扮するナタリー。
元気者のシャローナから癒し系のナタリーへの交代。
しばらくは少々違和感があったものの、だんだんこのコンビにも慣れてきて早や5年。
シャローナの記憶も薄れてきたところへの彼女の突然の登場だったもんだから、モンクさん同様、見てるこっちも驚いた。
5年ぶりに見るシャローナは、以前より貫禄がついちゃった感じ(^^;。
シャローナの突然の来訪にまごつくモンクさん。
そこへ現アシスタントのナタリーがやってきて、モンクさん、余計に慌てちゃう。
そんなモンクさんの気も知らず、ナタリーとシャローナは意気投合。
この変人の世話がいかに大変かってことは重々承知の2人だから、意気投合して当然なんですけどね。
ところが、あることがわかってナタリー、いきなりご機嫌ナナメになる。
なんとモンクさんからもらってる週給が前任者のシャローナより低かったのだ。
モンクが慌ててた理由は、そういうことがバレるのが怖かったからでもあるんだね。
だけど、ナタリーがふくれる気持ち、わかるなぁ。
同じかそれ以上の仕事をしているのに、週給が安いってことは自分の評価がそれだけ低いのかと思っちゃうものね。
かつて僕も似たような経験をしたことがあるので、一気にナタリーの味方をしたくなってしまったのでした(^^ゞ。