ボブ(ロバート)・ピークの映画ポスター
今回は、映画『マイ・フェア・レディ』の紹介じゃありません。
その映画のポスターを描いたボブ・ピークさん(1927 ~1992)のご紹介です。
ボブ(ロバート)・ピークさんは1960〜70年代を中心に活躍したアメリカのイラストレーター。
ボブさんというと、『マイ・フェア・レディ』のこのイラストが有名。
ただ、まだミュージカルを観るには幼くて、リアルタイムでは見ていないので、
個人的に「おお、素敵なポスターだなぁ」と思ったのは、下の『キャメロット』(1967)でした。
いま見ると、なんだかクリムトの『接吻』を思わせる作品ですね。
映画は、有名なアーサー王と騎士たちのお話で、出演者もリチャード・ハリスにフランコ・ネロ、そしてヴァネッサ・レッドグレーヴと役者ぞろい。
ただ、実はこれも映画のほうは未見で、姉貴の持ってたサントラLPのジャケットを見ては「観たいなぁ」と思ってた作品。
ボブさんの描いたポスターの映画を初めて観たのは『燃えよドラゴン』(1973)だったかも。
下の作品は、そう、あの名作『地獄の黙示録』(1979)です。
ボブさんは、広告のポスターも沢山手がけていらっしゃる。
デッサン調の軽やかな、そして、その時代を感じさせるタッチが素敵です。