映画の心理プロファイル

ブリジット・バルドー

今日9月28日は、BB(ベベ)の愛称で親しまれたフランスの女優ブリジット・バルドーの76回目の誕生日なのだそうな。

それに合わせてなのかどうか今、WOWOWで彼女の主演映画を連日やっている。
最初にやったのは、『素直な悪女』(1956)というロジェ・ヴァデム初監督作品。
当時、ヴァデムとBBは結婚していたんだよね。
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調べたら、2人が結婚したのは1952年。BBが18歳、ヴァデムが25歳の時。
それから4年、BBは女が香る22歳。
聞いたところによると、ヴァデムはBBに自宅にいる時は下着を付けるべからずと厳命していたらしい。
というのも、「下着は女を知らず知らずのうちに性的に鈍感にするから」だそうな。
しかし、20代の男がそんなことを考えて、しかも自分の妻に強いるとは・・・。
まあ、そこが愛と美に貪欲といわれるフランス人のフランス人たる所以でありましょうか。

そんなヴァディムが自慢の女房を主演に抜擢して撮った映画は、いきなりこんなシーンから幕を開けます。
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しかも、BBの役は、3人の男を手玉にとる小悪魔的な女。
この映画で、BBが一躍セックス・シンボルとしてスターになったのも頷けるというもの。

ただ、教育が過ぎたのか、バルドーはこの映画で共演したジャン=ルイ・トランティニャン(若い!)と恋に落ちてしまい、
そのせいで1957年、2人は離婚してしまうことに。

その後、2人はそれぞれに浮き名を流し続けます。
ヴァデムはカトリーヌ・ドヌーヴやジェーン・フォンダと、BBはBBで結婚・離婚を繰り返す一方でセルジュ・ゲンスブールと不倫しちゃったり。
その頃、話題になったのがゲンスブールとのデュエット曲「Je t'aime... moi non plus」(「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」)。
それがこちら。




ジャン・コクトーが「彼女の美しさは文句なしに完璧」と絶賛したというバルドーだけど、
個人的には個性的な女優さんだとは思ったけど、子供心にもそれほど美しいと思ったことはなかったなぁ(^^ゞ。

そんなBBですが、40歳を前に女優業から引退、その後はもっぱら動物愛護活動に力を注いできたようです。

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そうそう、『素直な悪女』の原題は、『...ET DIEU CREA LA FEMME』。
聖書の一節みたいですね、これ。
「そして神は、・・・女を創りたもうた」。
まことに男目線ではあるけれど、女を得た男の悩ましい心情が思い切りこめられたタイトルではありますね(^^ゞ
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by kiyotayoki | 2010-09-28 07:24 | 備忘録