George Harrison - Something
それほどビートルズに夢中になったわけではないけれど、
ジョージ・ハリスンとエリック・クラプトンが同じ女性を愛していたってことぐらいは知っていた。
だけど、2人が愛した女性がどんな人だったのか、実は気にしたことがなかった。
2人を夢中にさせた人ってどんな女性だったんだろう、と今頃になって気になった。
そこで、まあほんとに今頃になって写真を探してみた(^^ゞ
おお、アイドル顔のキュートな女性ではありませんか♪
お名前は、パティ・ボイド。18歳でモデルデビューしたというだけあって、スタイルもこの通り。
なるほどジョージとエリックが夢中になるわけだ。
ただ、出会ったのはジョージのほうが早かったようで。出会いは彼女が19歳の時。
その時のエピソードを読んでいて、「へぇ~、面白い」と思ったのはウィキペディアにあった下のくだり。
“最初にハリスンが彼女に言ったことの一つは「僕と結婚しないかい?」だった。
ボイドが笑ったため、ハリスンは「じゃあ、結婚してくれないなら、今夜一緒に夕食を取らないかい?」と言った。”
むむ、これは「大きな要請を断った後は、その後の小さな要請に人は妥協しやすくなる」という
“ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック”ではありませんか。
ジョージは巧まずして心理テクニックを使っていたんだね。
それが功を奏したのか、結局、66年、彼女が22歳の時に2人は結婚することになります。
おお、この写真のパティは、お騒がせ女優のエリカ嬢に似てません?
そのせいかどうかは知らないけど、パティもその後、ゴシップで世間を騒がせることになるんですね。
そんなことを調べていて、「あっ、そういえば!」と思い出したことがあった。
ジョージの作ったヒット曲で僕も大好きな“Something”のPVに、パティらしき女性が写っていたなと。
それがこちら。
随分前にこのPVは見たことがあったけど、迫力のあるオノヨーコさんの印象しか残っていなかった(^^;
考えたら、Somethingは愛するパティにジョージが捧げた曲だったって話だものね。
PVにはそれぞれカップルで出ているんだから、ジョージがパティと出ていて当然なわけだ。
それに気づかないとはホントに迂闊というか、なんというか(;^^A
ずっと片思いをしていたクラプトンが、パティを念頭にして“Layla”を作ったって話も有名。
2人の超有名なミュージシャンに愛と曲を捧げさせたパティはホントに天晴れな女性です。
ま、ひとりの女性に愛を捧げたハリソンとクラプトンがその後も親友関係を続けたのも天晴れといえば天晴れだけど。
こちらは、ポールが亡きジョージに捧げて歌った“Something”。
味わいのあるウクレレ演奏(ジョージからもらった物らしい)と歌声です。