映画の心理プロファイル

夢から生まれた曲

いまだに余震が続いていて、おちおち寝てもいられない今日このごろ。
揺れで目が覚めるので、見ていた夢も中断され、消えてしまう。
もしかしたら、面白い夢や自分に何らかの啓示を与えてくれる夢だったかも・・・
そう思うと、ちょっと惜しい気もする。
というのも、夢から贈り物をもらった人は枚挙にいとまがないからだ。

今回は、夢から音楽の贈り物をもらった有名人を2人ご紹介。

1人目は、18世紀に活躍したイタリアの音楽家ジュゼッペ・タルティーニ
タルティーニはある夜、夢の中で悪魔と契約を結んだそうな。
試しに悪魔にヴァイオリンを弾かせてみると、重音で長いトリルを交えながら、
かつて聴いた事の無いような美しいソロを奏でたんだとか。
感動のあまり目を覚ましたタルティーニは、ヴァイオリンを掴むやいなや、
今聴いたばかりの曲を再現しようと試みた。
その末に出来上がったのが、彼の代表作“悪魔のトリルDevil's Trill sonata”だったという。
そんな名曲も、タルティーニによれば「夢の中で悪魔の奏でた曲には遠く及ばない」んだとか。
さわりを聴いてみます?




2人目は、あのビートルズのポール・マッカートニー
ポールが夢からもらったメロディを元に作ったのが、かの大ヒット曲“イエスタデイ”。
就寝中に夢の中でメロディが浮かんだポールはあわてて飛び起き、コードを探して曲を完成させた。
だけど「まさか夢の中で曲を作っちゃうなんて」と半信半疑だったポールは、
みんなにその曲を聴かせて「どこかで聴いたことない?」と訊いてまわったらしい。
誰もが首を横に振るので、「よし、ならば」と詩をつけて発表したのが“イエスタデイ”だったというんだね。
失恋の歌かと思ったら、ポールが14歳の時に死に別れた母への想いを綴った曲なんだそうな。




なぜ人は、発想豊かで創造性あふれる夢を見てしまうのだろう。
その理由のひとつは、起きている時は活発に働いている脳の前頭前野がお休みしているからだといわれてる。
前頭前野は知性を司る大切な部分だけれど、それだけに思考を枠にはめてしまいがち。
それが休んでしまうので、枠が外れて自由な発想やイメージが飛び出しやすくなるというわけだ。
夢を見ている時は、まるで子供のような心を持つ自由人になれるんだね。

ただし、創造性豊かな夢を見るためには、
その前提として何かに対する強い問題意識や願望を持っている必要があるというのが研究者の共通した見解だ。

ああ、それがないから、ろくな夢を見ないんだな(;^^
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by kiyotayoki | 2011-03-24 13:07 | ART