映画の心理プロファイル

余震、いまだおさまらず。

昨夜は久しぶりに緊張した。
宮城県沖を震源地とした震度6強の地震の余波で、東京もかなり揺れたからだ。
震度は3だったというけれど、揺れる時間が長かったせいもあり、
突然停電になった時のためにパソコンやガスストーブを消し、我が家で最も頑丈そうな場所へとりあえず避難した。

揺れが治まったあと、TVで確認してみたら震源に近いところでは、かなりの被害が出たらしい。
東京にいてさえ緊張したのだから、体育館などの避難所にいた人たちは生きた心地がしなかったのではないだろうか。
だって自分たちのいる避難所も万全じゃないかもしれないんだもの。
前回の地震で痛めつけられた建物は一見頑丈そうでも、どこか見えないところに亀裂ができているかもしれないのだから。

その心配が現実になった建物があったのを今朝の報道番組で知った。
しかもそれはお蔵だった。
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報道によると、仙台市内にあるこのお蔵は築60年位のものだったらしいけど、
前回の地震で壁などにヒビが入り、持ち主の方もいつかは取り壊さないとなぁと思っていたのだという。
それが昨夜の地震で、このように倒壊してしまったのだ。

これを見て、ちょっとゾッとした。だって今回の地震を機に、
全国で、地震で倒壊の恐れのあるお蔵の解体が進んでいまうかもしれないんだもの。
仕方ない面もあるけれど、お蔵ファンとしてはちょっと、いやかなり哀しい。


今朝の報道では、義援金の分配の遅れも指摘されていた。
これは予測されていたことだけに、報道各社は「義援金」と「支援金」の違いをもっと早くちゃんと報道してくれていたらなと思った。
恥ずかしながら、自分も今回の震災でその違いを知ったのだけど、
義援金は被災者に送るものだけど、分配方法や分配額が決まるまで一旦プールされるので時間がかかる。
一方、支援金は被災地で活動しているボランティアやNPOの活動を支援するためのものだから直接使ってもらえる。
昨日、ローマのjunkoさんがブログで取り上げていらっしゃった 「まごのて救援隊」への募金のすすめは後者への支援のためだ。
どちらも必要なものだけど、支援金については募金詐欺などが出るおそれがあるからか積極的には報道されていない。
それは少々残念なことでもあるし、どこを支援するかは個々の判断が試されるものでもある。


そうそう、今朝の報道番組で印象に残るメッセージがあった。
被災にあい、母親を亡くされた方のメッセージなのだけど、
お母様がよくこんなことをおっしゃっていたそうだ。

「ものは奪い合えば足りないが、分け合うと余る」
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by kiyotayoki | 2011-04-08 12:19 | 閑話休題