映画の心理プロファイル

『新 少林寺』(2011 香港・中国)

ブログの行き来だけでなく、時々お会いすることもあるボーさんからお誘いをいただいて
試写会に行って来た。
映画は、11月公開予定の『新 少林寺』。

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原題:『新少林寺 SHAOLIN』(131分)
監督:ベニー・チャン
脚本:
音楽:アンディ・ラウ
    ニコラス・ツェー
    ジャッキー・チェン
    ファン・ビンビン

1982年に公開され、リー・リンチェイことジェット・リーを一躍スターにしたカンフー映画『少林寺』。
本作はそのリメイク?
と思ったら、内容は随分違っていた。
オリジナルは中世の時代劇っぽかったけど、今回のは中国で辛亥革命(1911)が起き、
清朝が倒れて軍閥が群雄割拠し内乱状態だった頃のお話。
時代設定としては、『ワイルドバンチ』(1969)と同じ頃なんだな。
『ワイルドバンチ』も動乱期のメキシコを舞台としていたし、この時代は世界中が乱れていたのかも。
(『ワイルドバンチ』で強烈な印象を残したガトリング砲がこっちにも出てきます)

今年50歳(!)になる主演のアンディ・ラウも軍閥を率いる将軍というか首領のひとり。
ライバルの軍閥を殲滅して、その領土や財宝を奪う、いわば軍服を着たマフィアのボスって感じの男。
てっきり少林寺のお坊さんの役がと思っていたので、
傲慢かつ権力欲のかたまりのような男として登場したのにはちょっと驚いた。

そういう男だから、民衆が貧困に喘いでいても意に介さない。
それどころか、民衆に救いの手をさしのべている少林寺の存在を苦々しく思っている。

そんな男がなぜ少林寺に救いを求め、帰依するようになるのかというところが前半の見どころなのだけど、
ま、なにしろ公開は随分先なので、これ以上内容に触れるのはやめにしておこうかな。
史実とフィクションをないまぜにしているところなど、『鞍馬天狗』のリアルバージョン、深刻バージョンみたいなお話だったなというのが正直な感想。


深刻なお話にも関わらず会場内に笑いが起きたのは、
ジャッキー・チェン扮する少林寺の料理人のコミカルな演技とエピソードのおかげ。
本作が99本目の出演作となるらしいジャッキー・チェン、これは儲け役だったんじゃないかな。


紅一点は、ファン・ビンビンという女優さん。
どこかで見たことがあると思ったら、サントリーのウーロン茶のCMに出ている人なんだね。
きめ細かくて透き通るほどの白いお肌の持ち主。
こういう肌の人は、暑いときにカレーを食べても汗なんかかかないんじゃないかしらと思うほどだ。
(ファン・ビンビンのビンビンは氷氷と表記されてる。名前からしてクールな人なんだね^^)


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by kiyotayoki | 2011-08-01 09:10 | 映画(さ行)