映画の心理プロファイル

納涼怪奇映画特集 その1 『クリープショー』(1982 米)

思えば80年代ってやはりバブリィな時代だったんだな。
こんな僕でも中古とはいえマンションが買えたんだもの。
しかも、貯金なんてろくになかったのに。
なぜ買えたかというと、銀行が頭金まで貸してくれたから。
借りた頭金でローンを組んで恵比寿にマンションを買うなんて、マンガみたいな話で今じゃ考えられないでしょ(^^ゞ

とはいえ、築15年以上経ってるマンションで、かなり傷んでいたのでリフォームが必要だった。
だけど、リフォームにかけるお金があまりない。だから、できるところは自分でなんとかした。
まさかそれであんな恐怖を味わうなんて思いもよらなかったし・・・。

驚愕の出来事が起きたのは、キッチン壁の、油でべたべたのコンセントカバー(プレート?)を取り替えようとした時だった。
ネジを外してカバーを取ったその瞬間、中から黒いものがウジャウジャワサワサッとあふれ出してきたのだ!

黒いものの正体は、無数のゴ、ゴキブリ
いやホントにオーバーじゃなく数えきれないほどの黒光りする奴らが小さな穴からわんさかと這い出し、
中には羽根を広げて飛んできちゃったりしたものだから、こっちはのけ反った勢いでイナバウワーを決めてしまうところだった。

さすが築15年。その長きに渡る年月の間にキッチン壁の奥ではゴキブリが増殖し、
巨大な蟻塚ならぬ未曾有のゴキブリ塚が築き上げられていたのですよ。

その後、駆除業者にキッチン壁を取り外してもらった時の、あの凄まじい光景、
もし写真に撮っていたら、ここに載っけていたのになぁ。残念(悪趣味デスネ;^^)

だけど、その恐怖をもしあなたも味わいたいのなら、おすすめの映画があります。
それがこちら。『クリープショー』♪

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原題:『CREEPSHOW』(120分)
監督:ジョージ・A・ロメロ
脚本:スティーヴン・キング
音楽:ジョン・ハリソン
出演:E・G・マーシャル
    レスリー・ニールセン
    テッド・ダンソン
    ハル・ホルブルック
    スティーヴン・キング

50年代のアメリカには、「ECコミック」という伝説的怪奇コミックがあったらしい。
それをモデルにしたホラーコミック雑誌「クリープショー」の5つの短編を映像で綴るという趣向のオムニバスホラームービー。

監督は、「ゾンビ」3部作のジョージ・A・ロメロさん。

《第一話》
実の娘に殺されたゴーツクバリの金持ちの爺さんがゾンビになって甦り、
遺産を相続した子供や孫に復讐する「父の日」。犠牲者の一人には若き日のエド・ハリスも(まだいくらか髪の毛あります)。

《第二話》
隕石に触れた農夫が謎の植物に全身を覆われて死ぬ「ジョディ・ベレルの孤独な死」。
作家のスティーヴン・キングが脳天気な農夫を好演しております。

《第三話》
妻と浮気相手を海岸の砂に頭だけを出して埋め、満ち潮によって溺死させた男が
ゾンビとなって甦った2人に復讐される「迫り来る潮流」。復讐される男を演じるのは、昨年亡くなったレスリー・ニールセン。

《第四話》
100年以上前の木箱の中に入っていた怪物を利用して口うるさい妻を殺す男の話「木箱」。
恐妻家の男を演じるのはハル・ホルブルック。
いい役者ぞろいです。

・・・と、ここまでは序の口。
大量のゴキブリにちびりたい人におすすめなのは、最終章の《第五話》。
冷血漢の大企業社長がNYの高級マンション宅で大量発生したゴキブリに襲われる「這い寄る奴ら」。
クリープショーのクリープは「這い寄る」。それがサブタイトルにも付いているんだから、力の入れようも違うというもの。
ゴキブリに蹂躙されるのは、『十二人の怒れる男』では陪審員4番を演じた老優E・G・マーシャルさん。
どんな殺され方をするかは、乞うご期待(;^^。

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※今回は、「納涼怪奇映画特集」と銘打ちましたが、不評の場合は「その2」はお蔵入りになる場合も
  ございますので、悪しからず(^_^;) 
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by kiyotayoki | 2011-08-24 21:43 | 映画(か行)