久しぶりの江戸東京博物館
お目当ては、江戸から明治大正の街並みを再現したミニチュア(ジオラマ)。
以前も見たことはあるのだけれど、今回は街並みの中にお蔵がどれくらい建っているかを確認してみようと思って(^^ゞ
いやあ、やっぱり江戸、そして明治・大正の江戸そして東京はお蔵の町だったんだなぁ、と改めて。
こちらは、江戸時代の豪商・越後屋呉服店(三井家)の御店の裏にあった2軒続きのお蔵。
さすが立派ですねぇ。蔵の奥には千両箱も積まれていたりして。
時代は移って、文明開化の時代。
立派な洋館の隣にも、ちゃんとお蔵が併設されております。
こうしたお蔵が、関東大震災、そして太平洋戦争の戦火を経て、どんどん消えていってしまったんですねぇ。
・・・と、感慨にふけっておりましたら、ある展示物に目が釘付けに。
えっ、2m4㎝の大女?
江戸時代の瓦版のようなんだけど、
解説を読むと、僕の故郷でもある肥後の国(今の熊本)の天草地方に身の丈が2m4㎝もある大女がいたそうな。
それが話題になってなんとわざわざ上京、深川八幡の見世物小屋に出て他を圧倒する人気ぶりだったというんだね。
当時の日本人の平均身長はきっと男でも160㎝あるかないかだったろうから、そりゃあみんな腰を抜かしたんじゃないだろうか。
この大女さん、その後どうなさったんだろ。子孫はいらっしゃるんだろうか。