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映画の心理プロファイル

オペラくご『ドン・ジョバンニ』

昨夜は、とてもユニークなオペラを鑑賞するために、
仕事が終わったあと、新宿文化センターへ。

ただのオペラじゃない。
「オペラくご」と銘打たれているように、オペラと落語を合体させたものだという。
さて、「オペラくご」とは、一体・・・。

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演目は、モーツアルトの歌劇『ドン・ジョヴァンニ』。
どうやって、オペラと落語を合体させるのかと思ったら、おお、なるほどね。
オペラには、レチタティーヴォという節のついた語りというか、物語を進行させるパートがあるのだけれど、
それをなくした代わりに、そこへ語り部役として落語家・古今亭志ん輔さんを配しちゃってるんだね。

志ん輔さんの軽妙な語り口のおかげもあって、観てるこちらは字幕を読まなくても、
お話の筋が楽しく理解できちゃう。そして、アリアの部分はじっくり堪能できる。
なるほどね、いいアイディアじゃないですか。

ま、オペラといっても、東京アンサンブルによる演奏が主なので、ステージは簡素なもので、
カネのかかる大道具は一切無し、オペラにつきものの合唱団も無し。

とはいえ、2時間弱の上演時間といい、わかりやすい展開といい、オペラ初心者の僕には、
身の丈に合っていて、とても満足してしまったのでした。


そうそう、モーツアルトで思い出したのだけど、映画『アマデウス』で、モーツアルトがこんなセリフで
オペラの素晴らしさを語るシーンがあった。

「芝居だったら20人が同時にしゃべり出したら、うるさいだけだ。
でも、オペラなら20人が同時に歌えば美しいハーモニーになる」

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by kiyotayoki | 2011-11-25 23:37 | 閑話休題