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映画の心理プロファイル

『シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語』(2012 米)

無重力の世界で演じているのかと錯覚しそうな奇跡のパフォーマンスと
幻想的な演出を組み合わせたステージで
世界中の人々を魅了するエンタテインメント集団“シルク・ドゥ・ソレイユ”。
本作はそんなシルクの夢幻の世界を映画化したファンタジーです。

監督・脚本は、『シュレック』や『ナルニア国物語』のアンドリュー・アダムソン。
「アバター」のジェームズ・キャメロンが製作総指揮と3Dでの撮影を担当しています。


『シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語』(2012 米)_a0037414_23572995.jpg

原題:『CIRQUE DU SOLEIL: WORLDS AWAY』(92分)
監督・脚本:アンドリュー・アダムソン
製作総指揮:ジェームズ・キャメロン
出演:シルク・ドゥ・ソレイユ
    エリカ・リンツ

映画としては、?マークを付けざるを得ない作品ではあるけれど、
ジルク・ドゥ・ソレイユのパフォーマンスはそれを補って余りあるものがありました、確かに。
ただ、3Dは期待していたほどではなかったかな。
やはり生のシルクを何度か見ているので、さすがの最新3Dでも見劣りがしてしまうということでありましょうか?

映画は、ラスベガスで公演中、あるいは公演された7つのシルクのショーを背景にして進んでいきます。
一応、ストーリーはあるものの、そのストーリーはかなり希薄で、収束を見ないままエンディングを迎えてしまうので、
映画として見てしまうと、ちょっと不満が残ります。
ま、ストーリーはおまけだと割り切って、シルクのパフォーマンスに酔い、夢の世界にたゆたうほうが正解かも。
だいたい夢というものは、一応物語の体をなしてはいるけれど、
自由自在に変化して結局何を意味するものかも謎なものが多いですものね。


主人公の女性ミアを演じるエリカ・リンツ嬢は、19歳でシルクに入団して、去年まで10年間パフォーマンスをしていた人らしい。


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by kiyotayoki | 2012-11-20 23:16 | 映画(さ行)