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映画の心理プロファイル

上海の覚え書き3 

『映画の心理プロファイル』なのに、上海のことばかり書いてもナンなので、
まずは映画のご紹介を。
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たまたま上海へ行く前に観たんですが、これ、なんと近未来の
上海が舞台となるSF映画なのです。

タイトル(原題も):『CODE46』(2003 英 93分)
監督:マイケル・ウィンターボトム
脚本:フランク・コットレル・ボイス
出演:サマンサ・モートン
    ティム・ロビンス

監督が『ひかりのまち』など独特のしっとりした作風で知られるM・
ウィンターボトムだけに、舞台は近未来であるものの、描かれるのは禁断の切ない恋の物語。
主演は、身長が196㎝もあるらしいティム・ロビンスと、『マイノリティー・リポート』の怪演が印象に残るサマンサ・モートン。
環境破壊が進み、地球全体が砂漠化した近未来。人々は徹底管理により安全が保たれている都市部に密集して暮らしています。
その都市の1つが上海なんですね。
映画は、ティム・ロビンス扮する捜査官が上海に降り立つところから始まります。
その空港は、今回の旅でも利用した浦東国際空港。
タクシー乗り場、高速道路から眺める都市の景色、地下鉄・・・どれもついこないだ自分で見てきたものばかりなので懐かしいったらありゃしない・・・なーんて、たかが3泊4日の旅人のくせして、もういっぱしの上海通になってる自分がお恥ずかし^^;。

ま、いっぱしの上海通を気取れるのも、今回あちらでお世話になった友人のおかげ。
彼女とはもう20年来のつき合い(ご亭主よりつき合いだけは長いんです)。
作家でエッセイストで、ゴマとハナ2匹の犬の飼い主で、湯河原の駅前でうどん屋(『うさぎや』)までやっていて、静岡で留守番しているご亭主を寂しがらせてもいる、名古屋が生んだ怪女、もとい愉快痛快な女性です。
彼女の名は水野麻里
安心は好きだけど安定は嫌う彼女は、人生の新たな可能性を求めてこの2月から半年の予定で上海に語学留学中。
そんな彼女のおかげで、反日ストで騒然としている上海にいても、言葉に不自由することも、危険な目にあうこともなく(「いい歳した男が2人して、肉まんも買いに行けないんだから」とか皮肉はたっぷり頂戴しましたが)、面白くて貴重な体験をいくつもさせてもらいました。たとえば・・・
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①町全体が魚介類の市場になってる呆れるほど広
大な水産市場で魚介類を買って、それをレストラ
ンに持ち込んで、料理してもらって食べるという体
験は初めてだったしホント美味しかった!
その場所を教えてくれた留学生仲間の青ちゃん、
買い物につき合ってくれた中国滞在歴20年のケ
イコさん、ありがとう!

②彼女の留学先である上海交通大学は反日ストの
学生を大量に輩出しているところ。そこへ潜り込ん
で食べた学食の味は格別でした。
ご一緒した留学生の皆さん、どうぞご無事で。楽しい体験をたくさんして帰っ
てきてくださいね。

③彼女は交友関係も広くって、最後の夜、火鍋料理をご一緒したのは、夜の
街でボディーガードや裏(?)の仕事をなさってる上海人の羅さんでした。
昔、半年間、 日本滞在経験のある羅さんはカタコトの日本語で甲斐甲斐し
くサービスをしてくれ、 面白い裏話を聞かせてくれました(笑顔は可愛いけ
ど怒ると怖そう)。 チャンスがあったら、次回はもっとディープな上海を体験
させてもらおうかな。

その他、フォーク好きの彼女がステージに立つこともあるらしいライブハウス『温故知新』のマスターとも同じ熊本出身ということで楽しい時間を共有させてもらいました。
なにはともあれ、人は人を知ることで成長し、自分の世界・宇宙観を広げていくものだということを今回改めて実感させられました。
日本と中国や韓国との不幸な関係も、互いを知らないことがその大きな原因になっていると思います。自分の思い込みだけで一方は怒り、一方は怖がってる。
互いを知り、理解し、思いやること。
それが和解・友好の一番の近道だと思うのですが・・・・。
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by kiyotayoki | 2005-04-20 13:30 | 閑話休題