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映画の心理プロファイル

『それ行けスマート』のドン・アダムズが・・・

今朝、新聞の社会面を開いたら、まず目に飛び込んできたのが「ドン・アダムス死去」を報じる死亡記事でした。
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ドン・アダムズといえば、子供の頃毎週楽しみに見ていた『それ行けスマート』のマックス・スマートではありませんか。
長らく消息を聞くこともありませんでしたが、9月25日、LAで亡くなったそうです。
享年82才(-_-)。
ということは1965年(~70)にこのドラマが始まった時はすでに42才だったんですね。
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当時は東西冷戦真っ盛りという世情からかスパイ物が大はやりで、映画では『007』シリーズを筆頭に、TVでも前年から始まった『0011 ナポレオンソロ』(1964~68)が人気を誇っていました。そこに登場したのがこのスパイコメディ。
先輩格の『ナポレオンソロ』を下敷きに、007や0011が殺しの番号なら、こっちは笑いの番号だァとばかりに、笑いとパロディをまぶして綴る30分。
ソロ(『荒野の七人』のロバート・ヴォーン)の相棒がイリヤ(『大脱走』にも出ていたデヴィッド・マッカラム)なら、こちらは美人の99号(バーバラ・フェルドン)。
ソロがペンシル型の無線機なら、こちらは靴型の無線機・・・・と、笑わせてくれました(個人的には本家よりこっちのほうが好きだったかも^^;)。
脚本には若き日のメル・ブルックスも参加していたそうですね。
声を担当していたのは、ドン・ガバチョの声でもお馴染みの故藤村有弘さんでした。
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1980年には『0086 笑いの番号』というタイトルで映画化もされています(確かテレビで見たような・・・)。
近影はかなりのお爺ちゃんぶりですが、笑顔は昔のままですね(・_;)。
ご冥福をお祈りしたいと思います。
by kiyotayoki | 2005-09-28 15:25 | TV