映画の心理プロファイル

『コニー&カーラ』(2004 米)

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原題:『CONNIE AND CARLA』(98分)
監督:マイケル・レンベック
脚本:ニア・ヴァルダロス
音楽:ランディ・エルデマン
出演:ニア・ヴァルダロス
    トニ・コレット
    デヴィッド・ドゥカヴニー
    スティーヴン・スピネラ
    デビー・レイノルズ

『お熱いのがお好き』(1959)と『天使にラブソングを・・・』(1992)を足して2で割って、薬味に『テルマ&ルイーズ』(1991)をちょいと入れ、それにカラフルなビーンズをトッピングして、電子レンジでチンしたような楽しい作品です・・・ってどんな映画だ(?~?;)。

この映画、まず主演のニア・ヴァルダロス(ギリシャ系?)の脚本ありきで製作が始まったみたいですね。多才なんです、彼女。

幼い頃からペアを組んで歌って踊れるスターを夢見ていたコニーとカーラ。大人になってもその夢は捨てていませんでしたが、現実は厳しく、2人が立てるステージは空港のラウンジのカフェテリアだけ。
そんな2人にとんだ災難が降りかかります。カフェテリアの主人が麻薬の売人に射殺される現場に居合わせたばかりに一味に追われるはめになっちゃった。その場には汚職警官もいたため、警察に助けを求めることもできない。
せっぱ詰まった2人はロサンジェルスへ。そこでありついた仕事がなんとゲイ専門のナイトクラブの踊り子。いわゆるドラッグクイーン。
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えっ、女がドラッグクイーンになれるの?
それがなれちゃうン^^;。
2人はどぎついオカマメイクとソフトクリームみたいなカツラで“女のフリをした男(・・・のフリをした実は女)”に見事なりすますことに成功しちゃうのです。
おまけに、2人の息の合った歌と踊りと毒舌に客は大ウケ。アッという間に人気者になって、地元のTV局が取材にくるまでに。でも、それは2人にとって嬉しいけど困った事態。スターになるという夢には近づいたものの、一方で有名になるってことは追っ手に気づかれる危険性も高まるってことですからね。
2人の歌と踊りによる有名なミュージカルナンバーがふんだんに披露される中、コニーの恋(お相手は『Xファイル』のD・ドゥカヴニー)も絡んでドラマは華やかに進んでいきます。
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この作品でコニーの相方を演じているトニ・コレットは最近お気に入りの女優さん。オカマメイクはコニーより板についてた感じ(^^;)。『シックスセンス』や『アバウト・ア・ボーイ』、近作『イン・ハー・シューズ』でも印象的な役を演っている彼女ですが、そのそっくりさんを探していたら、なんとなく自分のアニマ(理想の女性像)が見えてきたような。
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こちらは、そっくりだと思ったシェリー・デュヴァル。『シャイニング』の恐怖の表情や『ポパイ』(1980 米)のオリーブ役が忘れられない彼女ですが、デュヴァルも一時期お気に入りの女優さんだったんです。
どうもワタクシ、この手の女優さん(特に、コメディエンヌ)を好む傾向があるようなんですね。これは、ユングがいってる無意識の中にあるアニマ(女性であればアニムス)が投影されているからなのではないだろうかと。
さて、どうなんでしょ。
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by kiyotayoki | 2006-01-09 18:25 | 映画(か行)