俳優そっくり犬vol.2
ジョン・マルコヴィッチという役者さんには不思議な魅力があります。
1953年生まれということは、ただ今52歳。
初めて彼の存在を知ったのは『プレイス・イン・ザ・ハート』(1984)という映画でした。
大恐慌下の米南部を舞台にした作品で、子持ちの未亡人(S・フィールド)が細腕で女性差別や人種差別と闘いながら、夫の遺した農場で健気に逞しく綿花を育てていくお話。
マルコヴィッチの役どころは、その家に下宿することになる盲目の若者。自らのハンディキャップから心を閉ざしているナイーヴな若者の役を瑞々しく演じていましたが、調べたらあれが映画デビューだったんですね。
そんなマルコヴィッチの特徴は、鋭くていつも哲学してるような目。
そんな目を持つ犬は、さているんでしょうか・・・。