映画の心理プロファイル

『ハイド・アンド・シーク』(2005 米)

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原題:『HIDE AND SEEK』(102分)
監督:ジョン・ポルソン
脚本:アリ・シュロスバーグ
音楽:ジョン・オットマン
出演:ロバート・デ・ニーロ
    ダコタ・ファニング
    ファムケ・ヤンセン
    エリザベス・シュー

よく行き来させていただいているグロリアさんのレビューを読んで、
“怖いもの見たさ”ならぬ“つまらないもの見たさ”で観てしまいました(^^;。

『暗闇のかくれんぼ』という副題がついています。この歳になるまで知りませんでしたが、“かくれんぼ”って“隠れん坊”って書くんですね。“隠れし坊”の「し」が「ん」に撥音化したのかな。
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お話は、うーん、やっぱりグロリアさんが書いていらっしゃった通りの展開を見せてくれます。
解離性同一性障害』という精神疾患があります。いわゆる多重人格のこと。これを使うと、不思議で怪奇な現象を簡単に出現させることができる。だから、作家や脚本家はつい誘惑にかられちゃうんでしょうね。似たような映画や小説を何本観たり読んだりしたことか。観る側も慣れっこになってるからネタバレが早い。この映画の評価が概して低いのはそのあたりにも原因があるんでしょう。

ま、別の人格がある人物の中に“かくれんぼ”しているわけで、その意味では『ハイド・アンド・シーク』というのは意味深なタイトルではありますね。
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とはいえ、出演者は第一級です。
デ・ニーロ、今度は知的な心理学者の役です。
ダコタちゃんは、金髪を栗色に染めて母の死で心を閉ざしてしまった少女を巧みに演じています。
不安を高めていく手法などは及第点をあげてもいいのですから、ネタバレした後でもうひとひねり、ふたひねりしてくれたら、もう少しは点数も上がったんじゃないでしょうか。
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by kiyotayoki | 2006-05-10 21:15 | 映画(は行)