映画の心理プロファイル

『リトルショップ・オブ・ホラーズ』(1986 米)

a0037414_1384320.jpg
原題:『LITTLE SHOP OF HORRORS』 (94分)
監督:フランク・オズ
脚本:ハワード・アシュマン
音楽:アラン・メンケン
出演:リック・モラニス
    エレン・グリーン
    スティーヴ・マーティン
    ヴィンセント・ガーディニア
    ビル・マーレイ 他
  
20年ぶりだったせいか初見のように新鮮に、
かつブラックな笑いを堪能できました♪
a0037414_1015450.jpg
まず、狂言回しのリトルダイナマイトな黒人女性コーラストリオがイイ♪
“小心者”を絵に描いたような主人公シーモアに扮するリック・モラニスはハマり役だし、彼が片思いするヒロイン・オードリーに扮するエレン・グリーンがまた“日陰に咲いた花”的キャラをマンガチックに演じていて、これまたイイ♪
そのオードリーを虐待しまくってるDV男に扮するスティーヴ・マーティンのキレっぷりがまたサイコー♪
このオリン・スクリベロって男のキャラクター設定がふるってます。
子供の頃から粗暴で動物虐待を繰り返していたっていうんですから酒鬼薔薇聖斗みたいな行為障害の傾向の強い少年だったんでしょうね。そんな我が子の将来を心配した母親は「あんたの将来は決まった。その性格を活かした仕事をしなさい」とアドバイス。それでなったのが人に痛みを与えてお金がもらえる一挙両得の仕事=歯医者だったっていうんですから笑えます(マジにそんな歯医者がいたらゾッとしますが^^;)。
a0037414_10222884.jpg
行為障害の子が長ずると、反社会性人格障害の傾向の強い人間になり、世の中を騒がすような事件を起こすことがままあります。その意味では、お母さんは息子のためにとても賢明なアドバイスをしたことになりますね。

そんな強烈キャラのスティーヴ・マーティンさえ“っちゃう”キャラ、それがオードリー2。愛すべき小心者シーモアが育てている小さな観葉植物です。ところがこれがとんでもないクリーチャーだったもんだからさあタイヘン!

嬉しいのは脇を固める俳優陣がこれまた多彩なこと。歯医者にいたぶられて喜ぶマゾヒストを楽しく演じてるビル・マーレイをはじめとして、ジョン・キャンディ、ジム・ベルーシ、クリストファー・ゲストと『サタデー・ナイト・ライブ』の面々が続々登場、お話を個性的に盛り上げてくれます。
ミュージカルに苦手意識を持っている人にもおすすめの1本ですよ♪  
 
[PR]
by kiyotayoki | 2006-06-25 11:15 | 映画(ら行)