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映画の心理プロファイル

『24 seasonⅣ』

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深夜に連日やっていた『24』の第4シリーズ、何本か録画し忘れたり見損なったりしたものの、なんとか見終えました(^^;。
今回も、ジャック・バウワー(K・サザーランド)は24時間のあいだにさんざんな目に遭います。普通の人間だったら、精神も肉体もボロボロになっちゃいそう。
それでもジャックはめげません。シーズン5ではまた元気な姿で戻ってきてくれるはず(もう戻ってきちゃったんですよね。噂によると、シーズン8までキーファーとの契約は成立しいてるそうなので、ジャックには当分休息の時は訪れそうにない感じ^^;)。

今回の敵は、アメリカ合衆国という国家の権威を根こそぎ失墜させようと企むアラブ系テロ集団。首謀者のハビーブ・マルワンを演じたアーノルド・ヴォスルーは映画『ハムナプトラ2』でイムホテップに扮した人で存在感がありました。
で、そいつらのやることが凝りに凝ってる。阻止されることを予測して、その先の手を次々に打っていく。おいおい、たった24時間でそこまでやるかぁってほど。
ジャックたちはわずかな手がかりから彼らの企みを阻止し逮捕しようとするんだけど、ひとつを阻止してもまた次がある。しかも企みは次第にスケール・アップしていく。だから、今回も事件解決まで目が離せなくなっちゃう(^^;。

展開のスピーディさは今回が随一かな。それは1つ1つのエピソードがあまり後を引きずらないから。あっけないほどどんどん解決していく。そこが今シリーズの物足りない点でもある。

今回も、事件の解決までに男女の愛憎劇がたっぷり盛り込まれています。なんとジャックが別居中とはいえ人妻と不倫の関係になっちゃってる。
しかも、前作でねんごろにになったトニー・アルメイダとミシェル・デスラーはとっくに別れていて、トニーなんて失職して酒浸りの生活を送っちゃってる。トニーと同様にCTUをクビになったジャックが国防長官の側近になっていたのとは大違い(^~^;。
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今回、ちょっと心配だったのが、超強烈キャラのシェリー・パーマー(元大統領夫人)がもう出ないこと。あれだけ毒をまき散らすキャラがいないと淋しくなるんじゃないかと心配したんですが、今回それを埋めてくれたのがCTUの情報分析官クロエ。有能だけど、性格の悪さは天下一品。なのになぜか憎めない“しかめっ面キャラ”をメアリー・リン・ライスカブという女優さんが好演しています。

この勢いでシーズン5も?
いや、観ただけでヘトヘトになっちゃったので、
しばらくはリハビリ生活を送るほうが賢明みたいです(^^;
by kiyotayoki | 2006-10-12 20:39 | TV