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映画の心理プロファイル

待ちぼう犬 vol.3

元祖“待ちぼう犬”みたいな犬、
それが渋谷駅前の銅像でもお馴染みのハチ公
飼い主の上野博士が亡くなった後も、駅前で博士の帰りを待ち続けたという待ちぼう犬の鑑のような存在。
駅前の屋台でくれる焼き鳥目当てに通っていたという説もありますが、それよりご主人を待ち続けていたと考えたほうがロマンがあっていいですよね。
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そのハチ公の剥製(!)が今、秋田県立博物館に“最後の里帰り”展示中なんだそう。
なぜ“最後の”なのかというと、それが終わると東京の国立科学博物館の常設展示品になるかららしい。
期間は11月18日(土)~12月17日(日)。
しかし剥製って、どれもなんか物悲しいし、痛々しい。自分だったら、一緒に暮らしていた動物を剥製にしようとは決して思わないけどな。

それにしてもハチ公、秋田犬とはいえ、なぜ秋田に“里帰り”?と思ったら、調べてみて合点がいきました。ハチ公って秋田県大館市の生まれだったんですね(なので大館市にも銅像があるらしい)。そこから東京の上野博士んちにもらわれて行ったんだって。秋田から東京って当時は長旅だったんだろうな。
そのあたりのことは、映画になった『ハチ公物語』(1987)でも観れば詳しく描かれてるんでしょうね(あまり観る気はしませんけど^^;)。

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               (1923.11.10~1935.3.8)
by kiyotayoki | 2006-11-20 09:48 | 待ちぼう犬