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映画の心理プロファイル

『僕のボーガス』(1996 米)

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原題:『BOGUS』(112分)
監督:ノーマン・ジュイソン
脚本:アルヴィン・サージェント
音楽:マーク・シェイマン
出演:ウーピー・ゴールドバーグ
    ジェラール・ドパルデュー
    ハーレイ・ジョエル・オスメント

『フォレスト・ガンプ』(1994)で映画デビューしたハーレイ・ジョエル・オスメント君(当時5歳)が7歳の時に出演した作品。
この頃のオスメント君は山瀬まみ似のふっくらほっぺの男の子だったんだな。

監督は『夜の大捜査線』のノーマン・ジュイソン、脚本は『ペーパームーン』のアルヴィン・サージェント、出演陣も多彩です。

仏人の大物俳優ジェラール・ドパルデューが演じるのは、オスメント君扮するアルバートが生み出したイマジナリー・フレンド(コンパニオン)
イマジナリー・フレンドというのは、子供の想像力から生まれる空想の友達のこと。日本なんかより早く自立を促される欧米の子供たちは、イマジナリー・フレンドをつくり出すことで孤独を癒しているのかも。そんな存在なので、ある程度自立すると自然に消えていなくなってしまうようです。
子供が甘やかされる日本ではあまり馴染みのないものでしたが、核家族化が進み共働きが増え、ひとりっ子も増えている今、イマジナリー・フレンドのいる子供は増えているんじゃないでしょうか。
子供時代、あなたにもイマジナリー・フレンド、いませんでした?

アルバートの前にイマジナリー・フレンドのボーガスが現れたのは必然だったのかも。だって、アルバートは7歳にして唯一の肉親である母親を交通事故で亡くし天涯孤独の身になってしまったのですから。

そんなアルバードに引き取り手が現れます。
それが、ウーピー・ゴールドバーグ扮する独身キャリアウーマンのハリエット。
ハリエットとアルバートの母親は同じ里親の下で育てられた仲。生まれも人種も違うけれど、戸籍上では姉妹だったのです。
けれど、子供が苦手なハリエットにとってアルバートは厄介なお荷物でしかなかったし、母親が忘れられないアルバートもボーガスにしか心を開こうとはしません。
果たしてハリエットとアルバートは互いに心を開くことができるのか・・・。

ちなみに、ボーガスには、「偽者、いんちき」という意味があるようです。



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『シャイニング』(1980)
言わずと知れたキューブリック監督のモダンホラー。
ある親子3人に取り憑く怨念と狂気を描く作品ですが、息子のダニーにはダニーにしか見えない友達がいたみたいです。

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『ハイド・アンド・シーク』(2005)
天才子役ダコタ・ファニングちゃん扮する女の子にはチャーリーというイマジナリー・フレンドがいましたね。
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by kiyotayoki | 2006-12-22 17:38 | 映画(は行)