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映画の心理プロファイル

東京マラソン2007

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あいにくの雨になってしまった『東京マラソン2007』。
スタート時の気温は5度位だったといいますから、凍えたでしょうね、ランナー達。
日本では初の試みの大規模シティマラソン。
参加した市民ランナーは約3万人。
トップランナーたちはもうとっくにゴールしてしまいましたが、市民ランナーはまだ走ったり歩いたりしてるんでしょうね。
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いつもの東京マラソンと違って、東京の名所を巡るコースなので、観光気分で見られて楽しかったな。この日、都内で仕事や用事のある人にとっては大迷惑だったかもしれませんけどね。

こういうのを見ると、6年前に走ったNYシティマラソンを思い出してしまいます。一生に一度、最初で最後のフルマラソンだっただけに、6年経っても昨日のことのように思い出しちゃう。
なのでブログにもつい書いてしまうんだけど、裏を返せば、それくらいあまり特筆することのない人生を歩んできたということかしらん(^^;。
それまでスポーツとは無縁だったボクがフルマラソンなんぞに参加したのは、友人カップルに誘われたから。2人はマラソンが趣味だったのです。おかげで“夏合宿”なるものにも無理矢理参加させられ、へばりながらもなんとか5キロ完走(彼らは平気で20キロ位走っておりました)。

でも、思い切って参加して良かったですよ。
いろんな経験できたから。
中でも、一番の思い出は・・・、
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そうそうクイーンズボロ橋からの立ちションかな(^^;。
クイーンズボロ橋というのは、クイーンズ地区からマンハッタン島に渡る橋のこと。
ロケーションがいいので映画にもよく登場します(たとえば『陰謀のセオリー』でメル・ギブソン扮する主人公が追っ手を振りきるために車を乗り換えたがこの橋)。造られてから100年ぐらい経つ古くて重厚な鉄の橋です。
すでに25㎞以上走ったり歩いたりしていたので、シューズを脱いだら右の親指の爪がもう赤黒く変色しておりました。練習はもっぱらスポーツクラブのランニングマシーンだったので、屋外の固い道に慣れてなかったんですね。
なので、鉄橋にもたれてひと休みしたんですが、ふと見ると、ランナーが何人も欄干から立ちションしてるじゃありませんか(中にはしゃがんだ女性ランナーの姿も!)。それを見てたら自分でももよおしてきちゃって。

遠くに国連ビルを眺めながらの立ちションは気分良かったですよ~♪

今やってる東京マラソンでも、外国からの参加者はたぶんやってると思います、立ちション、あちこちで(一番の立ちションポイントはどこだろ)。だって仮設トイルは並ぶので面倒だし時間くっちゃうから。

ラスト近くのセントラルパークで、沿道から白人女性が大声で、
「勝者はトップになった選手だけじゃない。あなた達みんなが勝利者なのよ!」って叫んでいたのにも感動したものです(あとで聞いたら、その人は毎年そこで同じ台詞を叫んでる名物おばさんだったらしいけど)。
フィニッシュタイムは5時間52分(映画3本分だぁ^^;)。
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コースを見比べると、東京のほうがシーニックポイントがたくさんあって充実してますね。NYは30㎞近くまではマンハッタン島の外だし中心街は走れないし。
さて、東京マラソンもスタートからすでに5時間以上。
だけどまだ走ったり歩いたりしてる人が5千人位はいるんじゃないかな。
ゴールまであともうひと踏ん張りですよ~♪





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ちなみに、ウディ・アレン監督・主演作『マンハッタン』で、ウディ・アレンとダイアン・キートンがベンチに座ってウットリ眺めているのも“立ちション橋”デス(幻滅ぅ?)
by kiyotayoki | 2007-02-18 14:34 | 閑話休題