映画の心理プロファイル

第79回 アカデミー賞

アカデミー賞、決まりましたね。
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今年の司会は、日本ではほぼ無名のエレン・デジュネレス。ウーピー・ゴールドバーグ以来、史上2人目の女性司会者なのだとか。
米国では自分の名を冠したトークショーが人気で、エミー賞などの司会も務めたことがあるらしい。しかも同性愛者だとカミングアウトして世間を驚かせた人でもあるそうな(オープニングでネタにして笑いをとってましたね^^;)。

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各部門、大方の予想通りに決定しちゃったので、それほどの驚きも感慨もなかった(パフォーマンス集団による影絵は、映画の原点を見るようで楽しかった)けれど、助演男優賞をアラン・アーキン(72)が受賞したのは嬉しかったな。

子どもの頃からの馴染みの俳優さんで、若い頃は脱力系のコミカルな役が持ち味だったけど、ヘップバーン主演の『暗くなるまで待って』(1967)じゃクールな殺し屋を演じたり、アカデミー賞にもノミネートされた『愛すれど心さびしく』(1968)では泣かせる演技も披露してくれた芸達者な人。『シザーハンズ』(1990)のとぼけたお父さん役も味があったし。

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あ、それから珍品の部類に入るんだろうけど、豪米合作映画『キャプテン・ザ・ヒーロー』(1983)のアーキンもよかったな。これが、ピクサーのアニメ『Mr.インクレディブル』の原型みたいなお話なの。

主人公は、かつてはキャプテン・インビンシブルという名で活躍してたスーパーヒーローでね。そんな彼も今やオーストラリアの片田舎で飲んだくれるだけの情けない中年男になり果てているんだけど、世界の平和を脅かす大悪党(クリストファー・リー)をやっつけるために一念発起して復活するというストーリー。
ちょっぴりミュージカル仕立てになっていて、あの怪優クリストファー・リーが歌って踊るシーンまである♪
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アーキンは多才な人で、知的な香りのする童話も書いています。
うちにあるのは『レミング物語』という本。
あるレミングの子が「集団自殺」という「掟」に盲従する大人たちに疑問を抱き、自分らしさに目覚める物語。子ども向けというより大人向けかもしれません。
もう一冊『カウンセリング熊』という作品も本屋で見かけたことがあるな。

そんなアラン・アーキンの受賞作『リトル・ミス・サンシャイン』、
ぜひ観てみたいなぁ。
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by kiyotayoki | 2007-02-27 11:07 | 閑話休題