映画の心理プロファイル

霊能者 psychometrer

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先日、「肩書きは霊能者です」とおっしゃる男性と、食事をご一緒した。
そういう職業の人と、仕事絡みではなくお話する機会は滅多にないことなので、興味津々。

お酒が入ったせいか、話の内容もざっくばらん(年齢が近いこともあって、若い頃観た映画の話でも盛り上がりました^~^)。
サイコメトラー界の実態を伺い知ることができて興味深かったな。
この方、面白い経歴の持ち主で、霊能者を名乗る前は劇団を主宰していたとのこと。
それを何年か前に解散、一念発起、元々強かった霊感を活かす今の仕事を始めたんだとか。

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演技者から霊能者への転身。
一見、脈絡がない感じだけど、太古の昔からあるシャーマンという職業は“演じる”という部分がかなりあったと思われるし、演技者に霊感の強い人が多いのも事実、っていうか、そういう体質の人のほうが魂を役に吹き込む演技者には向いている気がするし。

霊感のあるなし、霊感とは何ぞやということは別にして、霊能者は感受性の鋭い人だなということは実感。それから、思い込みの強さも人一倍。それだけに、自分の感じたこと、頭に浮かんだことは自信を持ってハッキリ・キッパリと断言する。
一緒にいた甥っ子なんかも
「あなたの前世は、異端の行者だったんだよ」
「あなたが業を沢山背負ってるのはそのせいだ」
とか言われて、かなりビビッておりました。
「鶏肉はダメ!」
と言われて、自分が注文した手羽先にも手が出なくなっちゃったし(^^;
根が素直なんですね、甥っ子は。

このあたりがカウンセラーとの違いかな。カウンセラーは断定することはまずないもの。カウンセリングの仕事は、相談者に自分で自分の問題に気づかせることが第一義。促しはするけれど、明確なアドバイスはしない。
霊能者も目的はだいたい同じなんだろうけど、途中のまどろっこしい部分を端折って、「あなたはこうだから、こうなのよ。わかる?」と一気に結論へ持ってっちゃう。
それがいいかどうかはまた別にして(^^;、そのショートカット(短絡ともいうけど)ぶりにショックや感銘を受ける人もいて、霊能者の言葉に酔う人も大勢いる。
生きていくには不安がつきもの。先の見えない人生に、はっきりとした指針を与えてくれるんだから、それを与えてくれる人に心酔する人が出てくるのは当然ともいえる(その指針の先に、幸せが待っているかどうかは別にしてね)。

芝居は観客が感動し、盛り上がれば盛り上がるほど、演者も演技に熱が入るし、素晴らしいステージを繰り広げる。そして、観客も演者も一体となって感動のラストに涙する。
霊能者と熱心な相談者との間にもきっとそんな一体感が生まれるのでしょう。
お会いした霊能者も、仕事をしてらっしゃるのはお芝居をやっていた時同様にその一体感を味わいたいためなのかもしれません。

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ボクの前世?
あえて訊きませんでした。
そういうのに影響されるのって、な~んか好きじゃないから(^^ゞ
霊能者の方も、それを感じたのか、口になさらなかったしね。
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by kiyotayoki | 2007-04-08 13:01 | 閑話休題