映画の心理プロファイル

『カオス』(2005 加、英、米)

a0037414_20282491.jpg
原題:『CHAOS』(107分)
監督・脚本:トニー・ジブリオ
音楽:トレヴァー・ジョーンズ
出演:ジェイソン・ステイサム
    ウエズリー・スナイプス
    ライアン・フィリップ
    ジャスティン・ワデル

オープニングのクラッシュシーンからウエズリー・スナイプスが銀行を襲うシーンまでは、すごくテンポが良くて、ワクワク期待感の高まる映画でした。
なにしろ、アクションでは定評のあるジェイソン・ステイサムとウエズリー・スナイプスが共演する上に、若手の人気急上昇株ライアン・フィリップまで絡むんですから、期待しないわけがない♪
あ、でもね、調べてびっくり!ジェイソン・ステイサムとライアン・フィリップって2つしか違わないんだね。ちなみに2人の年齢は35歳と33歳デス。

最近のウエズリーってどうもパッとしなかったけど、久しぶりにカッコいい悪役、イイじゃんイイじゃん(^-^)・・・と、うなぎ登り状態だった期待感が急停止しちゃったのは、銀行強盗事件がなんともあっけなく収束しちゃったから。
a0037414_2119859.jpg
まあ、一気に収束するのは意外性があって悪かないんだけど、犯人達がどうやって銀行内から脱出したかがほとんど描かれていないから、外で見張ってたコナーズ刑事(J・ステイサム)や新米のデッカー刑事(R・フィリップ)同様、頭の中が?マークでいっぱいになっちゃった。

意外性といえば、普通、ベテラン刑事と新米刑事がコンビになると、新米がベテランの足を引っ張るのか常なんだけど、この映画じゃ新米刑事のシェーン・デッカー、なかなかの切れ者なんです。見ていくうちに、だんだん新米のシェーンのほうが主役なんじゃないかと思えてくるほど。ネタバレになるので理由は書けないけど、後半になればなるほど、そんな感じになっていく。
ってことは、それだけステイサムの存在感が薄まるわけで、ステイサムファンとしては何か物足りなさを感じてくる。
しかも、小夏さんも書いてらっしゃったけど、ステイサムとスナイプスの格闘シーンがないんだよなぁ。2人とも格闘技のセンスがあるから、期待してたのになぁ。スナイプスもスタート時の期待感が高かっただけに、なんだか尻すぼみになっちゃったし。

でも、2人の存在感が薄まった分、ライアン・フィリップファンには嬉しい作品になったんじゃないでしょうか。ほぼ1日の出来事なので、ライアン君、朝から夜中まで、もうジャック・バウワー並みの活躍を見せてくれますし。

期待が高かった分、どうしても点数は辛めになっちゃうんだけど(^^;、
お話自体は、急展開につぐ急展開、そして、どんでん返し的な結末へと、スピードをゆるめずに突き進んでいくので、十分楽しめる作品ではあります(ただ、お札が決め手になるところは、どうも引っかかるんだけどな・・・)。
[PR]
by kiyotayoki | 2007-10-19 21:44 | 映画(か行)