映画の心理プロファイル

猫が行方不明

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だいぶ前に観たので、
内容はあまり覚えていないのだけれど、
『猫が行方不明』というフランス映画があった。
(調べてみたら、1996年の作品だった)
主人公は、クロエという20代半ばくらいのメイクアップアーティスト。
行方不明になったのは彼女の愛猫グリグリ。
ヴァカンス中、あずけた家からいなくなり、彼女は行方を追って近所中を探し回ることになる。

実は、いまの僕がクロエ状態。
うちの猫、ミミが4日前から行方不明なのだ。

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原因は一週間ほど前から始まった我が家の屋根の工事だ。
朝8時ぐらいからガリガリ、ゴリゴリと騒音が始まる上に、鈍い振動まで伝わってくる。
元来、猫は神経質な生き物だから、「こんな物騒なところにはいられません」とばかりに家から逃げ出し、職人さんたちが帰ったのを見計らってやっと戻ってくるというのがこのところの日課になっていた。

申し訳ないけど、あとちょっとの辛抱だから。
それに土日は、工事は休みだし、我慢しておくれ、ね。
そう話しかけていたんだけど、皮肉にも久しぶりに静かになったその土曜日にいなくなってしまった。
夕方になっても帰ってこなくなっちゃったのだ。

おちおち寝てもいられず、深夜に近所を探し回ったけれど姿は見えず・・・。

今まで、動物が迷い込んできたり、入り込んできたことは何度もあったけれど、出て行かれたのは初めてのこと。
こんな喪失感を覚えたのも初めてのことだ。

死別の喪失感とは明らかに違う。
死別には諦観の部分があるんだけれど、それがないっていうか。
生きているのか、死んでいるのかもわからないから、不安ばかりが募る。
まさか交通事故なんかに遭っちゃいないだろうね。

救いは、ミミが元ノラちゃんだということ。
2年前、うちの窓から図々しく入ってきたように、どこかの猫好きのお宅に入り込んでいてくれたらいいんだけれど。


ああ、ミミさん、
今ごろ、どこでどどうしているのやら。

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by kiyotayoki | 2008-07-02 09:44 | 閑話休題