「ほっ」と。キャンペーン

映画の心理プロファイル

『ホット・ファズ』(2007 英・仏)

a0037414_2228763.jpg
原題:『HOT FUZZ』(120分)
監督:エドガー・ライト
脚本:エドガー・ライト
    サイモン・ペッグ
音楽:デヴィッド・アーノルド
主演:サイモン・ペッグ
    ニック・フロスト
    ジム・ブロードベント
    バディ・コンシダイン
    ティモシー・ダルトン

いくつかのブログで話題になっていた映画、
観てまいりました♪

新宿の劇場にしようか、渋谷にしよか迷った末、
今年で幕を閉じるという新宿コマ劇場の姿を眺めておきたいと思って前者を選んだ。
久しぶりの歌舞伎町は相変わらず猥雑感たっぷりの街だったけど、
コマ劇場がなくなっちゃうと印象もずいぶんと変わっちゃうのかもしれないね。

ゾンビ映画のパロディ『ショーン・オブ・ザ・デッド』で一躍注目されたエドガー・ライト&サイモン・ペッグが今度選んだ題材は刑事モノ。

いきなり主人公がカノジョにフラれるところから始まるのは前作と同じなんだね(^^。
違うのは、前作の主人公はニート系だったのに、今回の主人公は超がつくほどの仕事人間だという点。
ぐうたらでも真面目過ぎてもフラれちゃうのね、男って(^^;
(ナニゴトも過ぎちゃイケナイってことデスね)。

しかも、主人公のニコラス、優秀でカッコよすぎる仕事ぶりが上司や同僚の嫉妬と反感を買って、
首都ロンドンからサンフォードという田舎町へ左遷されちゃう。

このサンフォード、路地からミス・マープルがひょっこり姿を現しそうな長閑な町。
ここ数年、「ベスト・オブ・平和な町」に選ばれてるほどで、
事件らしい事件が起きないので警察署員はヒマを持て余してる。
だけど、のっけからな~んか胡散臭い。
ニコラスはそれを動物的な勘でしっかり感じとってる。
この映画、爆笑ネタ、脱力ギャグも相変わらずちりばめられているんだけど、
本筋はしっかり“刑事モノ”してるのです。
ザクザクとしたカット割りや、物々しい効果音も、いかにも刑事アクションって感じだし。

a0037414_1485561.jpg
相棒になるのは、今回もニック・フロスト扮するダニー。脳天気な上に無類の警察映画オタクというキャラ設定。
特に『ハートブルー』と『バッド・ボーイズ2バッド』がお気に入りらしい(これは脚本書いた2人の趣味なのかもね^^)。

a0037414_15355918.jpg
a0037414_15362163.jpg
そうそう、孤独なニコラスはピースリリーという観葉植物を大事に育てていて、赴任先のサンフォードにも大事に抱えて持ってきてる。
孤独な男と観葉植物という取り合わせで思い出すのは、やっぱり『レオン』。
孤独な殺し屋レオンが大切に育てていたのは「アグラオネマ」という観葉植物だった。
調べてみたら、面白いことにどちらも「サトイモ科」で、どちらも育てるのにあまり手間がかからないらしい。孤独で物ぐさな男にはぴったりな趣味ってことネ。

ってことは、
あらら、ボク向きってこと?^^;



a0037414_18402770.jpg
《付記》
「孤独な男+観葉植物」で思い出す映画がもう一本ある。
スティーヴ・マーティン主演の『ロンリー・ガイ』(1984)だ。
大都会NYで、孤独に暮らす男たちの姿をコミカルに描いた作品で、お気に入りの1本でもある。
この映画で孤独な主人公がこよなく愛した植物は、
シダでありました。
こちら(↓)はそのワンシーン(^^。
「孤独死した自分の姿をTVで見て戦慄を覚える主人公」の巻
[PR]
by kiyotayoki | 2008-07-20 16:44 | 映画(は行)