映画の心理プロファイル

デヴィッド・カルーソ的犬顔の系譜

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デヴィッド・カルーソのそっくり犬の記事に関して
グロリアさんから
「カルーソの顔ってアメリカ人的にはどうなんでしょうね?」
というコメントをいただいたのをいいことに、
ちょいとデヴィッド・カルーソ的犬顔の系譜について思いを巡らしてみた。

アメリカ人って、案外この手の顔が好きなのかなもしれない。
というのも、カルーソさん的な顔立ちの人を思い浮かべてみたら、すぐに何人も顔が浮かんできたからだ。


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たとえば、この人をご存じだろうか。
リチャード・ディーン・アンダーソン。
TVシリーズ『冒険野郎マクガイバー』や『スターゲイト SG-1』に主演していたので覚えている方もいらっしゃるかも。

『冒険野郎マクガイバー』は、持ち前の科学知識を駆使してスパイ活動みたいなことをするドラマでご贔屓にしておりました。ちょっと『ガリレオ』にも通ずる面白さっていうか。

この人の顔立ちなんか、いかにもカルーソ的犬顔でしょ。

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時代はかなり遡るけど、
『バス停留所』(1956)で、マリリン・モンローと共演したドン・マレーもカルーソ的犬顔の系譜に当たる人だと思うし。
ただ、ドン・マレーさん、この映画に出た頃はまだ新人だったし、マリリンより年下だったということもあってか、2人の間にロマンスは生まれなかったみたいだね。
少なくともこの顔は、マリリンの好みではなかったようです(^^;

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こちらは、オールドファンにはお馴染みの
グレン・フォード。
『暴力教室』(1955)『カウボーイ』(1958)『ポケット一杯の幸福』(1961)・・・
TVの洋画劇場では常連の俳優さんだったなぁ。

お年を召してからでは、クリストファー・リーブス主演の『スーパーマン』(1978)での育ての親役が印象に残ってる。

あと、何人か顔が浮かんできたんだけど、悲しいことに名前が出てこない(^^;。

とにかく、このカルーソ的犬顔の人に共通するのは、下がり眉に下がり気味の小さな目、
そして、小夏さんがご指摘くださった“そっくり犬のポイント”鼻~口の部分にちょいと締まりがないところかな。

顔の印象を決める最大のポイントが小さいというのは、役者にとっては不利かもしれない。
どうしても地味な印象になってしまうものね。
だけど一方で、下がり眉に下がり気味の小さな目は、優しさや安心感を与える。
ちょいと締まりのない鼻~口元も、二枚目路線からは外れるけど、これが原因で犬顔になるし、親しみやすさが生まれる。

そんなお顔のせいか、ちょっと目がキツめなドン・マレーさん以外は、皆さん、
イメージ的に、地味、いや滋味があって、優しく包んでくれるようなキャラクターだ。
そういう意味では、大きなスクリーンの映画より、小さな画面のTV向きなのかもしれないね。
ドラマで何度も何度も見ているうちに味が出てくる感じがするし(噛めば噛むほどってやつ^^)、個性が変に邪魔することもないから見飽きることがない。

カルーソ的犬顔の役者さんは、連続TVドラマ向きといえるのかも。
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by kiyotayoki | 2008-11-02 12:13 | 閑話休題