映画の心理プロファイル

『ゲット・スマート』(2008 米 )

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原題:『GET SMART』(111分)
監督:ピーター・シーガル
脚本:トム・J・アッスル マット・エンバー
ブライアン・シンガー
音楽:トレバー・ラビン
出演:スティーヴ・カレル
    アン・ハサウェイ
    ドゥエイン・ジョンソン
    アラン・アーキン
    テレンス・スタンプ  
    マシ・オカ
    ジェームズ・カーン
    ビル・マーレイ

東西冷戦の象徴、ベルリンの壁が築かれたのが1961年。
そのせいもあってだろう、僕が少年時代を過ごした1960年代は『007』を筆頭にスパイ映画全盛の時代だった。
だけど、難しい政治の話はよくわからないし、映画はそう行けるものでもない。
というわけで、もっぱら見ていたのはTVでやってるスパイドラマ。
『0011 ナポレオン・ソロ』や、そのスピンオフ『0022アンクルの女』、英国製の『プリズナーNO.6』、そして『スパイ大作戦』・・・
そういった番組を姉貴と一緒に夢中になってみてた。

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そんな番組の中で、異彩を放っていたのが『それいけスマート』
スパイドラマのスプーフ(冗談・戯画)モノで、放映時間は30分。
そんな短い時間にパロディやギャグが詰まってて、これまた毎週楽しみにしておりました。

何をやっても、その行動がドジな結果を生んでしまうマクスウェル・スマート(ドン・アダムス)はスパイ組織「コントロール」の一員で、コードネームは86号。
そんな男が美人だけど少しおっちょこちょいのエージェント99号(バーバラ・フェルドン)と組んで、世界征服を企てる秘密結社ケイオスの陰謀と戦う、というお話。

その劇場版リメイク作が公開中だというので、昨日観てきた。

TV版で今でも覚えてるのはオープニング。
勇ましげなテーマ曲が流れる中、コントロールの本部にオープンカーで乗りつけたスマートは、縦や横に開くドアをいくつも抜けて電話ボックスに入る。すると、電話ボックスの底が抜けて、スマートはアッという間に地下の本部に運ばれちゃう。
嬉しや、それが映画でもそのまま再現されていた♪

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ただ、冷戦が終わった後、コントロールは名目上解散したことになっていて、
スマートたちが使っていたスパイ道具、スポーツカーや靴型携帯電話(左上の画像♪)などは冷戦時代の珍遺産として博物館に展示されてる(その博物館の地下がコントロールの秘密本部になってるんだけどネ^^ゞ)。

後半、スマートはその懐かしのスパイ道具を使って大活躍することになるんだけど、
左の写真を見ると、靴型携帯電話を使いながら移動するときは、片方は靴下のみで歩かなきゃならないのね、当然だけど(^^;

さすがに映画版だけあって、チープさはない。
お金も潤沢に使われている。
出演陣も豪華だ。
相変わらずいい味出してるスティーヴ・カレルはもちろん、
99号に扮するアン・ハサウェイも、今まではお人形さん的であまり好みではなかったんだけれど、今回ちょっと見直したな。
上司役は、『リトル・ミス・サンシャイン』(2006)でカレルと共演済みのアラン・アーキン。
敵役は、終始表情を変えないテレンス・スタンプ。他にも、大統領役に、ジェームズ・カーン。
孤独な連絡員13号役でビル・マーレイがカメオ出演してくれたりと、いろいろと楽しませてくれる。

スパイ映画のパロディも満載でそちらも楽しめる。
ただ、この類の映画の宿命だけど、お話は継ぎ接ぎだらけにならざるを得ないんだね、やっぱり。
それに、笑わせて欲しいところでギャグが滑る滑る(^^;。

あと、『ヒーローズ』のマシ・オカさんは、どうも苦手な俳優さんだということを
今回、再認識してしまいました(^~^;。

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by kiyotayoki | 2008-11-04 13:06 | 映画(か行)