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映画の心理プロファイル

『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』(2008 米)

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原題:『HELLBOY Ⅱ:THE GOLDEN ARMY』
(119分)
監督・脚本:ギレルモ・デル・トロ
原作:マイク・ミニョーラ
音楽:ダニー・エルフマン
出演:ロン・パールマン
    セルマ・ブレア
    ダグ・ジョーンズ

客の入りが今ひとつと聞いていたので心配していたけれど、観に行った日が映画サービスデーで、しかも日曜日だったせいもあってか、劇場内は8割方埋まっておりました♪

『メン・イン・ブラック』がアウタースペースの監視役なら、このヘルボーイはインナースペースの監視役といったところだろうか。
デル・トロ監督得意の不気味なクリーチャーがうじゃうじゃ出てくる怪作でありました。
一作目よりダークなムードが抑え気味で軽快感もあったので、こっちのほうが一般ウケするんじゃないだろうか(前作の『パンズ・ラビリンス』がめいっぱいダークだったので、監督、その反動もあったかしらん・・・)。

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パート2ともなると、ロン・パールマン扮するヘルボーイ(愛称レッド)の異形ぶりにもずいぶんと慣れ、水棲人間エイブとのパートナーシップもより強固に、そして、恋人リズとの仲は同棲するまでに発展しており、ファンとしてはニンマリ。

だけど、葛藤は引き続きある。
超常現象捜査防衛局(BPRD)の腕利きエージェントとして組織内部では一目を置かれているものの、一般にはその存在さえ秘密にされている。
目立ちたがり屋のレッドはそれが面白くない。だから人目につくようなことを平気でやるんだが、容貌が容貌なだけに助けた人間には怪物扱いされてしまう。しかも、マスコミには日本の侍みたいな髪型を「頭に便座をつけてる(!)」と揶揄される始末。

それに、同棲はしているものの、女心のわからないレッドは不満を訴えるリズの気持ちを測りかねて悩んでしまう。ヘルボーイ、人間以上に人間くさいヤツなのだ(笑;)。

そんなヘルボーイたちの今回の敵は、エルフ族のヌアダ王子。その強欲さで自然の王国を破壊した人間を憎み滅ぼそうと企む王子は、そのためにエルフ族の王が封印した最強の鋼鉄兵団“ゴールデン・アーミー”を蘇らせようとする。
それを知ったヘルボーイたちは、人類を守るためその恐るべき計画の阻止に立ち上がる・・・といった筋立て。

全体的にコメディタッチなつくりになっていたけれど、もし続編ができるとすると、パートⅢはパートⅠよりもっとハードでダークなお話になりそうな気配。
というのも、遠くない将来、ヘルボーイが人類を破滅に追い込みかねない存在になることが、このパートⅡの中で明らかにされているからなんですが・・・・

さて、パートⅢはいつ頃公開されるんだろ。
デル・トロ監督の次回作は『ホビットの冒険』らしいから、何年か先の話になりそう。

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だけどね、まだまだ若いと思っていたロン・パールマン、もう58歳なんだね。還暦も間近だ。
デル・トロ監督、もし続編を作るつもりなら、パールマンが「体力の限界」を理由に主演を辞退する前に是非お願いしたいな。
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by kiyotayoki | 2009-02-04 22:08 | 映画(は行)