映画の心理プロファイル

メアリー・ブレア展

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お盆休み中、唯一出かけたのがこのメアリー・ブレア展。
会場は、江東区、木場公園の北寄りにある東京都現代美術館。
メアリー・ブレアさんは、大人と子供の目線を共存させた独特のセンスで、あのウォルト・ディズニーから
絶大な信頼を得、数々のディズニー作品で色彩デザインを担当したアーティスト、だそうな。

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メアリー・ブレアさん(1911年-1978年)がディズニー・スタジオに入社したのは1939年。
以来、「シンデレラ」(1950年)、「ふしぎの国のアリス」(1951年)、「ピーター・パン」(1953年)といった
名作アニメのコンセプト・アーティストとして活躍。

コンセプト・アートという言葉は初耳だったけど、
お話に登場するキャラクターや背景などのデザインを文字情報から具象化する仕事。
お話全体の方向性や世界観を視覚的に表現しなきならないというんだから重要な役割だ。
デッサン力はもちろん、表現力、理解力、発想力などなど、いろんな能力が求められるものね。

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上の絵は、「不思議の国のアリス」のワンシーン。
トランプの兵隊や女王の面白いデザインは彼女が生み出したものだったんだね。
この、いわば絵の設計図を元にして、アニメーターたちが実際に作画をしていくわけなんだな。

子育てのために退社した後も、彼女はウォルトの強い要望でディズニーランドの建設にも協力。
彼女のデザインから生み出されたのが、あの「イッツ・ア・スモールワールド」だったんだそうです。

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彼女の色彩感覚が開花したのは、ウォルト・ディズニーらと共に南米を旅してからだという。
もともと持っていた繊細な色使いに、南米特有の大胆なカラーリングが加味されて、劇的に変わったのだそうな。
やっぱりたまには旅をして、目にも非日常的な色彩っていう栄養を与えてやるべきなんだろうな。

メアリー・ブレア展は、10月4日までやっているそうです。


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by kiyotayoki | 2009-08-18 22:00 | 閑話休題