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映画の心理プロファイル

タイトルデザインの先駆者 ソウル・バス

映画を観る楽しみのひとつが、オープニングのタイトルバック。
さあ、どんな映画が始まるのか、わくわくさせてくれるオープニングだと観る意欲も違ってくる。
もちろん作り手も様々に趣向を凝らす。
そんなオープニングで昔から好きだったのが、シンプルだけどおしゃれなアニメーションによるタイトル・シークエンス。
たとえば、下のようなやつ。



大胆にシンボライズされたデザインが鮮やかに目に飛び込んでくる。
これは1959年に作られたオットー・プレミンジャー監督の『或る殺人』のタイトルデザイン。
出演は、ジェームズ・スチュアート、リー・レミック。TVで観たせいか中味の印象は薄いけど、このタイトルとデューク・エリントンのテーマは強く印象に残ってる。

あとで知ったことだけど、これはソウル・バスというグラフィック・デザイナーの手によるものだそうな。
この人の名前を知ったのは、『めまい』『北北西に進路を取れ』『サイコ』といったヒッチコック作品のタイトルデザインを手がけていたから。
このソウル・バスさん、映画界にタイトルデザインの分野を確立した人物といわれているだけに、50年代から様々な映画に関わっていらっしゃるんだね。

たとえば、『オーシャンズ11』のオリジナル『オーシャンと11人の仲間』。


こちらは、ミュージカル映画の金字塔『ウエストサイド物語』。


こうしたソウル・バスによるタイトル・デザインは、後のデザイナーにも強い影響を与えていて、そのスタイルを
うまく踏襲しアレンジしたタイトルバックがいくつも作られています。

たとえば、こちら。『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の楽しいタイトルバックです。
映画が60年代を舞台にしたものだけに、60年代に大活躍したソウル・バス風のタイトルバックがいい意味でレトロで余計にフィットしてる感じ。


こちらは、ロバート・ダウニー・Jr主演の『キス・キス、バン・バン』のこれまた楽しいタイトルバック。


他にも、ご紹介したいタイトルバック、まだまだあるけど、今日はこのあたりで・・・(^^ゞ
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by kiyotayoki | 2009-09-25 11:18 | 閑話休題