映画の心理プロファイル

『LAW&ORDER:犯罪心理捜査班』の主役

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『LAW&ORDER:犯罪心理捜査班』
FOXTVでやっている刑事ドラマです。

原題は、『Law & Order: Criminal Intent』。
アメリカで最も長いドラマ・シリーズといわれている「LAW&ORDER」のスピンオフ作品らしい。
今、やっているのはシーズン2だけど、あちらではもうシーズン7まで放映されているんだとか。
意外に人気があるようなのです。

意外に、と書いてしまったのは、とにかく地味~なドラマだから。

まず、キャストが地味なんだな、どうも。
主役の頭脳派刑事ロバート・ゴーレンを演じるのは、ヴィンセント・ドノフリオ。
聞いたこともない名前だし、どこかで見かけたこともない。
相棒の女刑事アレクサンドラ・イームズを演じるキャスリン・アーブも、お笑いコンビ北陽の虻ちゃんの相方みたいに存在感が薄いし。

そう思っていたんだけど、ドノフリオさんのキャリアを調べてみたら、ちゃんと見かけてはいたようです。

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ドノフリオさん出演作のひとつが、『メン・イン・ブラック』。
エイリアンに体をのっとられてしまう農夫をやっていたのは、この人だったんだね。
とても印象に残る演技だったけど、まさか、あれがゴーレン刑事だったとはね(^^;

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失礼だけど、このご面相だから、初めて見た時は「どっちが犯人?」と思っちゃった。
実際、ドノフリオさん、この刑事役のオファーをもらうまでは、くるのはほとんどが悪役かそれに準じた役ばかりだったそうだ。

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『ザ・セル』じゃ、こんなすごいメイクで登場なさってるし。

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注目を浴びたという若き日の出演作『フルメタル・ジャケット』では、どうです、この迫力。
記憶が薄れているんだけど、鬼のハートマン軍曹にいびられて精神に破綻をきたす若い兵士役だったそうな。
いやあ、失礼しました、ちゃんとキャリアを積んできた実力派の俳優さんだったんだね。
思うに、玄人受けする俳優さんだったんだな、ドノフリオさんって。

このドラマシリーズでもドノフリオさん、実力をいかんなく発揮してらっしゃる。
彼が扮するゴーレンは一見するとウドの大木風なんだけれど、
実に繊細で緻密、豊富な経験と知識で、次々と凶悪殺人事件を解決していきます。
しかも犯人を捕まえて終わりじゃない。逮捕後、どうやって犯人を自白に追い込むか、という心理戦がこのドラマのポイントになってる。
ゴーレン、犯人の心の中に入り込む時には、必ず小首をかしげて斜めからじーっと見つめる仕草をする。
そして意表をつく方向から、犯人の心の防御壁を崩しにかかる。
そこがこのドラマの最大の見どころになってるんだな。
ドノフリオさん同様、番組のほうも一見すると地味だけど中味の濃い刑事ドラマなのです。

ただ、地味なだけに、つい見逃すことが多いのだけど(^^;


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by kiyotayoki | 2009-12-12 13:51