映画の心理プロファイル

2004年 08月 07日 ( 1 )

『リーサル・ウェポン』(1987 米)

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原題:『LETHAL WEAPON』(110分)
監督:リチャード・ドナー
出演:メル・ギブソン
    ダニー・グローバー

リッグス&マータフの名コンビによる人気シリーズの第1作。
妻の死に責任を感じている刑事リッグス(M・ギブソン)は自殺願望が強く、
そのせいでどんな危険なことでも平然とやってのけてしまいます。
で、彼についたあだ名が「リーサル・ウェポン(最終兵器)」。
そんなやんちゃ男に手を焼きながらもコンビを組んで麻薬密売組織の捜査に当たる家庭第一主義の相方が黒人刑事マータフ(D・グローバー)。

そんな2人が捜査中に出くわすのが「飛び降り」事件の現場。
マータフが止めるのも聞かず、リッグスは勇躍ビルの屋上へ。
ここでリッグスが使うのが、『フット・イン・ザ・ドア・テクニック』という心理作戦。
これは、「小さな要請に応じれば、人は大きな要請にも応じやすくなる」という心理法則を応用したもの。
寸借サギがいい例で、一度百円でも貸すと、ついまた貸すことに。「一貫性の心理」が働くからです。
そのうち百円が5百円に、5百円が千円になってもしぶしぶ貸し続けることになってしまいがち。

リッグスは屋上の塀を乗り越えながら飛び降り男に小さな要求をしていきます。
「俺だって怖いんだ。ここに立つだけ立たせてくれよ」
男、仕方なく許す。
「下でボスが見てるからさ、説得するフリだけでもさせてくれよ、な」
男、仕方なく許す。
「タバコ吸おうか。今さら癌になる心配しても仕様がないしさ」
男、リッグスが差し出したタバコを手にする。
「火をつけてやるよ、ホラ」
リッグス、ライターを差し出す。男が火に近寄る。
その瞬間を見逃さずリッグスは男と自分の手に隠し持っていた手錠をガチャリ!
「さあ、これでお前が飛び降りたら俺も道連れだ。殺人罪だぜ」
それでも抵抗しようとする男。
ここでリッグスはいかにも彼らしいやり方で事件を強引に解決してしまうのですが、
さて、リッグス刑事はどういう行動に出たと思います?
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by kiyotayoki | 2004-08-07 12:19 | 映画(ら行)