映画の心理プロファイル

カテゴリ:映画(さ行)( 112 )

『スリーデイズ』と『すべて彼女のために』

ハリウッドでは、リメイク映画がいっぱい作られているけれど、
ラッセル・クロウ主演の『スリーデイズ』(2010 ポール・ハギス監督作品)もそのひとつで。

これ、フランス映画『すべて彼女のために』(2008)のリメイクなんだね。




オリジナルの方は未見だけれど、主演の男優さんはいかにも国語の先生って感じの人。
それに比べると、ラッラル・クロウはどうしたってタフガイのイメージが消えない。
役作り、頑張ってはいたけどね。



2作のデータを見比べてみて「へえ~」だったのは、上映時間の長さ。
オリジナルは96分なのに、ハリウッド製のリメイクのほうは134分もある。
リメイク版は、ハリウッド映画らしく後半のアクション部分をボリュームアップしたんだろうね、たぶん。

となると、タイトな作りのオリジナル版も観てみたくなっちゃうなぁ。
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by kiyotayoki | 2013-05-20 10:04 | 映画(さ行)

1968年版『猿の惑星』を録画したワケ

昨日の昼間、テレビ東京で懐かしのSF映画『猿の惑星』(吹き替え版)をやるというので予約録画をしておいた。
何度も観たことのある映画をわざわざ録画したのは、
主演のチャールトン・ヘストンの吹き替えをしているのが先日亡くなった納谷悟朗さんだから。

納谷さんというと、『ルパン三世』の銭形警部をまず思い浮かべる人が多いと思うけれど、
テレビで吹き替えの洋画を見て育った僕的にはやっぱりこっちなんだな。

R.I.P. 納谷さん。

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by kiyotayoki | 2013-03-13 10:04 | 映画(さ行)

『二郎は鮨の夢を見る』(2010 米)

銀座の名店「すきやばし次郎」のご主人・小野二郎さんの
すしの技を極めようと探求し続けるその姿を追ったドキャメンタリー映画
『二郎は鮨の夢を見る』(原題:「JIRO DREAMS OF SUSHI」 米)を観てまいりました。

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まず驚いたのは、ナレーションがないこと。
日本人がこういうドキュメンタリーを撮ったら、つい親切心(お節介)で
ナレーションを付けたくなっちゃうところだ。

二郎翁とそれをサポートする人々の証言と、
アートフルな映像にマッチした音楽で綴られる
静謐なる82分、堪能しました。

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映画を見終わった後、その足で数寄屋橋交差点のそばにある『すきやばし次郎』へ行ってみた。
今観たばかりの映画のロケ地を見る機会なんて滅多にないと思ったから。
この日は、雨交じりのお天気だったのだけど、幸いなことに映画館(ヒューマントラスト有楽町)からは
地下道を伝っていけばたどり着ける。

完全予約制(食事代も高い)なので、中に入ることはできない。
ちょっとお行儀が悪いけど、入り口扉から中を覗いてみた。すると・・・
おお、ご主人がいらっしゃる♪
最近は体調のいい日だけお店に出られるそうだけど、
御年87才、
いつまでもお元気で、職人芸術を極めていただきたいものです。
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by kiyotayoki | 2013-02-15 15:40 | 映画(さ行)

『007 スカイフォール』(2012 英・米)

今月は、映画の記事を一本も書いていなかったのに気づきました。
いけませんね~。タイトル倒れですね~。

そんなわけで、最後ぐらいは映画の話題で、
しかも大絶賛の映画で締めようと思ったんですが、う~ん。
このシリーズ、ダニエル・クレイグ版のヤツは大のお気に入りだし、大いに楽しませてもらったんだけど・・・。
そのわりに、彼が主演してからの3本の中では個人的には評価が一番低くなってしまいました(^_^;)


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原題:『SKYFALL』(143分)
監督:サム・メンデス
脚本:ニール・パーヴィス ロバート・ウェイド ジョン・ローガン
音楽:トーマス・ニューマン 
主題歌:アデル
出演:ダニエル・クレイグ
    ハビエル・バルデム
    ジュディ・デンチ

映画としては十分面白かったのに、ちょっと点数が辛くなってしまったのは、
50周年の記念作品だからと期待し過ぎたせいもあったかも(ある意味、記念碑的作品には仕上がっていたのだけどね)。
それを脇に置いといても評価が低くなった理由は、主に以下の3点だったと思う。

①敵役のハビエル・バルデムが期待外れだったこと。
 これは致し方ないのかな。やっぱりバルデムの悪役というと『ノーカントリー』の非情の殺人マシーンが
 あまりにも強烈だったから。今回、髪を金髪にしたり、顔面を変形させたり、かなり役作りには凝っていたけれど、
 それでも『ノーカントリー』に比べると、気の抜けたコーラみたいだった。
 しかも、MI6を窮地に陥れる動機が単なる私怨だものな。このシリーズだからこそ、もっと巨悪であって欲しかった。
 

②ボンドガールが地味だった。
 毎回、シリーズに花を添える女優が今回はちょっと淋しい陣容だった。
 というのも、今回は、ボンドガールならぬボンドおばさん、というかボンドグランマがフィーチャーされる作品だったから。
 その女性とは、ジュディ・デンチ扮するMだ。彼女にスポットライトを当てるために、
 他の女優たちをあえて地味にしたんだと思うのだけど、主役が硬派の(華のない)ダニエル・クレイグだけに
 せめて敵の親玉からボンドに寝返ろうとする女役にはもう少し華のある女優をキャスティングして欲しかったなぁ。
 

③ボンドの幼少期にスポットライトを当てたこと。
 これまでポ゛ンドの出自については、ほとんど語られることがなかった。
 それは、正体不明のほうが殺しの許可証を持つスパイには相応しいし、下手に出自を明らかにすると、
 バットマンみたいにトラウマを抱えることになって悩み多き人になりかねない。
 そうなると、たとえ使命であっても気楽に人を殺せなくなっちゃうし、あんなに取っ替え引っ替え派手に
 メイクラブもできなくなる恐れがあるんだよね。
 ボンドがダークナイトにならないためには、あくまでも脳天気である必要があるんだな。
 つまり過去のない、人間味の希薄な男のほうがボンドには相応しいのです。
 だから、今まで出自を明らかにしてこなかったのに、この作品ではボンドの過去の一部を見せちゃった。
 人間くさくなっちゃった。だもんだから、なんか後半が重たくなっちゃったんだよね。

 ただ、こういう人間味のあるボンドのほうがいいという人にはウケが良かったと思うし、評価も高かったと思うな、この映画。


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今年も残すは数時間。

よいお年をお迎えください♪ 
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by kiyotayoki | 2012-12-31 17:41 | 映画(さ行)

『シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語』(2012 米)

無重力の世界で演じているのかと錯覚しそうな奇跡のパフォーマンスと
幻想的な演出を組み合わせたステージで
世界中の人々を魅了するエンタテインメント集団“シルク・ドゥ・ソレイユ”。
本作はそんなシルクの夢幻の世界を映画化したファンタジーです。

監督・脚本は、『シュレック』や『ナルニア国物語』のアンドリュー・アダムソン。
「アバター」のジェームズ・キャメロンが製作総指揮と3Dでの撮影を担当しています。


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原題:『CIRQUE DU SOLEIL: WORLDS AWAY』(92分)
監督・脚本:アンドリュー・アダムソン
製作総指揮:ジェームズ・キャメロン
出演:シルク・ドゥ・ソレイユ
    エリカ・リンツ

映画としては、?マークを付けざるを得ない作品ではあるけれど、
ジルク・ドゥ・ソレイユのパフォーマンスはそれを補って余りあるものがありました、確かに。
ただ、3Dは期待していたほどではなかったかな。
やはり生のシルクを何度か見ているので、さすがの最新3Dでも見劣りがしてしまうということでありましょうか?

映画は、ラスベガスで公演中、あるいは公演された7つのシルクのショーを背景にして進んでいきます。
一応、ストーリーはあるものの、そのストーリーはかなり希薄で、収束を見ないままエンディングを迎えてしまうので、
映画として見てしまうと、ちょっと不満が残ります。
ま、ストーリーはおまけだと割り切って、シルクのパフォーマンスに酔い、夢の世界にたゆたうほうが正解かも。
だいたい夢というものは、一応物語の体をなしてはいるけれど、
自由自在に変化して結局何を意味するものかも謎なものが多いですものね。


主人公の女性ミアを演じるエリカ・リンツ嬢は、19歳でシルクに入団して、去年まで10年間パフォーマンスをしていた人らしい。


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by kiyotayoki | 2012-11-20 23:16 | 映画(さ行)

『最強のふたり』(2011 仏)

「笑いと涙が溢れて止まらない!」ってふれ込みのフランス映画を観てまいりました。
確かに、笑顔になれる映画でした。思わず声を出して笑った場面が何カ所もあったし。
だけど、涙は・・・。うーん。正直ウルッともこなかったなぁ。
なぜかしらん。


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原題:『INTOUCHABLES』(113分)
監督:脚本:エリック・トレダノ オリヴィエ・ナカシュ
音楽:ルドヴィコ・エイナウディ
出演:フランソワ・クリュゼ
    オマール・シー


目頭が熱くならなかった原因はこっちの共感力不足にあるのかも。
だけど、それプラス、この映画が実話をベースにしていて、
モデルになった人がご存命だということも大いに関係しているんじゃないだろうか。
というのも、実在の人に気をつかっているのか知らないけど、主役の2人が「いい人」過ぎるんだな。
特に、大富豪のフィリップさんは「いい人」ぶりが全面に出てる。
そのせいか、実話ベースなのに、かえってウソっぽく感じてしまったのが涙腺が弛まなかった原因かもしれません。
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とはいえ、楽しくてポジティブな映画だったことに変わりはないので、
おすすめできる1本ではあります。
とってもいい人であるフィリップ(フランソワ・クリュゼ)の素敵な笑顔は、
ダスティン・ホフマンの笑顔とダブッて見えて癒されたし(画像を探していたら、
2人を並べたヤツがあったので、似てると思ったのは僕だけじゃないんだろうな)。

   
お話は、パラグライダーの事故で首から下が麻痺してしまった大富豪フィリップと、
ひょんなことからその介護人となったスラム出身の黒人青年ドリスが、互いの境遇の違いを
乗り越えて真の友情を育んでいく姿をユーモラスかつハートウォーミングに綴っていくというもの。

ウソっぽく感じながらも、最後まで楽しく見られたのは、
やはりフィリップの笑顔と黒人青年ドリスを演じたオマール・シーの持ち前のキャラクターとリズム感のおかげかな。

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by kiyotayoki | 2012-09-07 13:04 | 映画(さ行)

『紳士は金髪がお好き』(1953 米)

マリリン・モンローの50回目の命日である8月5日に、
ブルーレイ試写会で『紳士は金髪がお好き』を観ることができた。
テレビの洋画劇場でしか観たことがなかった作品をスクリーンで、しかもクリアな映像で観ることができたのは有り難かった。

今回、観て思ったのは、この映画ってバディ・ムービー(相棒映画)だったんだなということ。


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原題:『GENTLEMEN PREFER BLONDES』(92分)
監督:ハワード・ホークス
原作:アニタ・ルース
脚本:チャールズ・レデラー
音楽:ライオネル・ニューマン
出演:マリリン・モンロー
    ジェーン・ラッセル
    チャールズ・コバーン

女性2人のバディ・ムービーというと、すぐに思い出すのは『テルマ&ルイーズ』(1991)だ。
姉御肌のルイーズ(スーザン・サランドン)が世間知らずのテルマ(ジーナ・デイヴィス)の面倒を見ながら旅を続けるという図式は、この映画とそっくりだ。
ただし、『テルマ&ルイーズ』は1990年代初頭らしく人生に疲れた女達のお話。
一方、この映画は1950年代初頭らしく元気溌剌、女の自由を謳歌している女達のお話になっている。
旅の移動手段からして違う。
テルマたちのはかなりくたびれたコンバーチブルなのに、マリリンたちが乗るのは豪華客船のスイートルームだもの。
とはいえ、どちらも社会を主導的に動かしている男達に一泡吹かせるところはこれまた同じだ。

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この映画で、バディを演じるのは、マリリン・モンロー(ローレライ)とジェーン・ラッセル(ドロシー)。
髪の色から体型、そして性格や男の好みまでまるで正反対の2人だけど、それだけにお互いを補完し合えるのか、
女の友情でしっかりと結ばれている。
2人の職業は、セクシーが売りの踊り子。彼女たちがセクシーを売りにしているのにはちゃんとした理由がある。
それは、今風にいえば婚活のためだ。
でも、2人の男に対する価値観は180度違う。
ローレライが男に求める第一の条件は「金持ちであること」。リッチであれば容姿や年齢の差などは関係ない。
対してドロシーが重んじるのは「いい男であること」。初対面でビビビッとくれば相手が金持ちであろうがなかろうが関係ない。
カナダの心理学者J.A.リーさんの恋愛タイプに当てはめれば、ローレライは、現実的な恋を求めるプラグマタイプ。ドロジーは一目惚れしやすいエロスタイプということになるだろうか。

男からすれば、金持ちじやなきゃ男じゃないと公言するローレライは鼻持ちならない女に思える。
だけど、映画を観ていてそんな気持ちには一度もならなかった。
それはやはり演じているのがマリリン・モンローだったからなんだろう。まったく嫌みを感じさせないのだ。
逆に、愛おしさを感じさせてしまうところが、マリリン・モンローが永遠のミューズといわれる所以なんだろう。

そうそう、この映画のミュージカルシーンには、その後『ウエストサイド物語』(1961)で一躍スターダムにのし上がったジョージ・チャキリスがバック・ダンサーとして出演していたんだそうな。
観ている時はまったく気づかなかったので、写っている画像を探してみた。
たぶんこの人(青い矢印)なんだろうな。当時はまだ18か19だったらしい。
口髭をしているのは少しでも貫禄をつけようと思ったからじゃないかしらん。

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余談だけれど、マリリン・モンローといえば、つけボクロが有名ですよね。
昨夜、テレビでオリンピックの卓球競技を見ていたら、日本の石川佳純選手の右の二の腕にホクロがあるのが目につきまして。
普通なら、ホクロがあっても別に気にもとめないのだけど、それが妙に気になったのは
形がハート型をしているように見えたから。
ホクロはチャームポイントにもなるんだなと実感。
それを知っていたマリリンは偉い!と改めて思った次第です。

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                        ピンが甘いので、ハート型に見えないのがちょっと残念。
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by kiyotayoki | 2012-08-08 11:04 | 映画(さ行)

『ストリート・ファイター』(1975 米)

1970年代、チャールズ・ブロンソンは日本でかなりブレイクしておりました。
主演映画も次々に公開されていたし、男性化粧品のCMの「うーん、マンダム」は子供たちまでマネをしてた。
もちろん僕もファンだったから、主演映画はほぼ欠かさず観ておりました。
なのに、この作品は観たことがなかった。

それを今回、吹き替え版で観ることができた。
ブロンソンの声は、もちろん大塚周夫さんだ♪

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原題:『HARD TIMES』(93分)
監督:ウォルター・ヒル
脚本:ブライアン・ギンドーフ他
音楽:バリー・デ・ヴォーゾン
出演:チャールズ・ブロンソン
    ジェームズ・コバーン
    ジル・アイアランド

これって、エディ・マーフィーの『48時間』などで知られるウォルター・ヒルの監督デビュー作だったんだね。
時代背景が大恐慌時代の1933年ということもあってか、
またブロンソン扮する主人公が貨物列車で放浪しているということもあって、
オープニングは『北国の帝王』(1973)を思わせる滑り出しだった。

舞台は、ニューオリンズ。そこに降り立ったブロンソン扮するチェイニーは数ドルしか持ち合わせていない。
だけど、別に懐具合を気にする風でもない。だって、彼は自慢の腕っ節でいくらでも稼げるからだ。
チェスイは、ストリートファイトで金を稼いではその日暮らしをしている男なのです。

その腕っ節に惚れ込んだのが、ストリートファイターのマネージャー、スピード。
演じているのはジェームズ・コバーン(声・小林清志)♪

おお、この2人といえば、あの名作『大脱走』(1963)の共演者じゃありませんか。
しかも、『大脱走』で捕虜収容所から脱走した米英兵の中では、数少ない脱出成功者の内の2人だ。
あ、2人はその前に『荒野の七人』(1960)でも共演していましたね。盟友みたいなもんだ。
その2人の再共演、いやが上にも期待がふくらみました。
当時、ブロンソンは54歳(!)、コバーンは47歳だ。

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お話はすこぶるシンプル。
しかも、主人公のチェイニーは寡黙で、過去も語らず、夢も語らない男。
だけど、厳しい時代に自分だけを信じ、自分だけを頼りに生きてきたことは画面からひしひしと伝わってくる。
そのあたり、初監督とはいえウォルター・ヒルさんの腕は確かだ。

もちろん、ブロンソン主演の映画ですから、愛妻のジル・アイアランドもしっかり登場し、
ブロンソン扮するチェイニーの無骨な愛を受け入れるかどうかで悩む日陰の女を演じております。

そうそう、物語の途中、チェイニーは安ホテルで猫(成猫です)を飼い始めます。
それが寡黙な男がこの町に定住しようと思い始めたことを示す唯一の映像表現だったのだけど、
結局、チェイニーは現れた時と同じように身ひとつで町を出ていくことになります。

えーっ、じゃあ、あの猫はどうなるのさ。
猫好きなら、そのことが心配で、エンディングを迎えても気もそぞろでいるはず。

だけど、ご安心ください。
チェイニーはかなりの自己チュー人間だけど、根はいいヤツなんです。

肝心のストリートファイトシーンでは、54歳のブロンソンの肉体があまりにも見事にシェイプアップされているのにビックリ。
ただ、闘う相手がちょっと役不足なために(どう見てもブロンソンに勝てそうに見えない)、
正直それほど盛り上がることはないのだけれど、
ブロンソンとコバーンの顔合わせ、そして、猫好きをホッとさせてくれるエンディングでそれは帳消し。
味のある、いい映画だと思いましたよ。

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「マンダム」のCM。懐かし~♪


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by kiyotayoki | 2011-12-14 12:15 | 映画(さ行)

『ステキな金縛り』(2011 日本)

この映画のオープニングは、
ソウル・バスみたいな60年代風デザインのタイトルバックで始まる。
僕もそうだけど、三谷幸喜世代って子供時代にアメリカンコメディの洗礼を受けているので、
こういうオープニングがスクリーンに出てきただけで、もうワクワクしちゃうんだなぁ。


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英語題:『ONCE IN A BLUE MOON』(142分)
監督・脚本:三谷幸喜
主題歌:once in a blue moon
出演:深津絵里
    西田敏行

オープニングタイトルを見ていて、「おっ」。
タイトルに続いて、英語題と思われる『once in a blue moon』が画面に現れたのだ。
映画を観てもわかるけれど、この作品、アメリカンコメディドラマへのリスペクトが色濃く感じられる上に、
アメリカの市場を強く意識して作られたものみたいだね。
ニューヨークでプレミア試写会を催したのも、その意欲の表れだったんだろうな。

そうそう、知らなかったけれど、"once in a blue moon"には「滅多にない」という意味があるんだね。
確かに滅多にないお話でありました(^^。

オープニングタイトルが終わると、ジオラマっぽい風景が俯瞰で映し出される。
こちらは、ティム・バートン風。
三谷監督はいいとこ取りをする名人だけど、この辺りの絵づくりもその面目躍如って感じだった。

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お話の中味は、もうご存じの方が多いと思うので、
改めて書く必要はないでしょう。
ちなみに、金縛りのことは専門用語では「入眠時幻覚(Sleep on Set REM)」といいます。

笑いあり、 ほろりの場面あり、
ずらりと揃った主役級の俳優さんたちのコメディセンスを堪能した2時間半弱でした。
難を言えば、ちょっと長かったかな。
せっかく劇中で『スミス都へ行く』(1939 129分)や『素晴らしき哉、人生!』(1946 130分)を印象的に使ったんだから、
映画の尺も130分ぐらいにしてくれたら良かったのにな。


主題歌を歌っているのは、主演の深津絵里と西田敏行のお二人。
歌声も歌詞も、この作品にぴったり♪


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by kiyotayoki | 2011-12-02 12:33 | 映画(さ行)

『新 少林寺』(2011 香港・中国)

ブログの行き来だけでなく、時々お会いすることもあるボーさんからお誘いをいただいて
試写会に行って来た。
映画は、11月公開予定の『新 少林寺』。

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原題:『新少林寺 SHAOLIN』(131分)
監督:ベニー・チャン
脚本:
音楽:アンディ・ラウ
    ニコラス・ツェー
    ジャッキー・チェン
    ファン・ビンビン

1982年に公開され、リー・リンチェイことジェット・リーを一躍スターにしたカンフー映画『少林寺』。
本作はそのリメイク?
と思ったら、内容は随分違っていた。
オリジナルは中世の時代劇っぽかったけど、今回のは中国で辛亥革命(1911)が起き、
清朝が倒れて軍閥が群雄割拠し内乱状態だった頃のお話。
時代設定としては、『ワイルドバンチ』(1969)と同じ頃なんだな。
『ワイルドバンチ』も動乱期のメキシコを舞台としていたし、この時代は世界中が乱れていたのかも。
(『ワイルドバンチ』で強烈な印象を残したガトリング砲がこっちにも出てきます)

今年50歳(!)になる主演のアンディ・ラウも軍閥を率いる将軍というか首領のひとり。
ライバルの軍閥を殲滅して、その領土や財宝を奪う、いわば軍服を着たマフィアのボスって感じの男。
てっきり少林寺のお坊さんの役がと思っていたので、
傲慢かつ権力欲のかたまりのような男として登場したのにはちょっと驚いた。

そういう男だから、民衆が貧困に喘いでいても意に介さない。
それどころか、民衆に救いの手をさしのべている少林寺の存在を苦々しく思っている。

そんな男がなぜ少林寺に救いを求め、帰依するようになるのかというところが前半の見どころなのだけど、
ま、なにしろ公開は随分先なので、これ以上内容に触れるのはやめにしておこうかな。
史実とフィクションをないまぜにしているところなど、『鞍馬天狗』のリアルバージョン、深刻バージョンみたいなお話だったなというのが正直な感想。


深刻なお話にも関わらず会場内に笑いが起きたのは、
ジャッキー・チェン扮する少林寺の料理人のコミカルな演技とエピソードのおかげ。
本作が99本目の出演作となるらしいジャッキー・チェン、これは儲け役だったんじゃないかな。


紅一点は、ファン・ビンビンという女優さん。
どこかで見たことがあると思ったら、サントリーのウーロン茶のCMに出ている人なんだね。
きめ細かくて透き通るほどの白いお肌の持ち主。
こういう肌の人は、暑いときにカレーを食べても汗なんかかかないんじゃないかしらと思うほどだ。
(ファン・ビンビンのビンビンは氷氷と表記されてる。名前からしてクールな人なんだね^^)


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by kiyotayoki | 2011-08-01 09:10 | 映画(さ行)