映画の心理プロファイル

カテゴリ:映画(か行)( 116 )

『グッドナイト&グッドラック』(2005 米)

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原題:『GOOD NIGHT AND GOOD LUCK』
(93分)
監督:ジョージ・クルーニー
脚本:ジョージ・クルーニー
    グラント・ヘスロヴ  
歌  :ダイアン・リーヴス
出演:デヴィッド・ストラザーン
    ジョージ・クルーニー
    ロバート・ダウニー・Jr

撮影現場にいたら、さぞかし煙かったことだろう・・・
そう思うほど、終始紫煙が立ちのぼっている映画です。
男性の喫煙率はほぼ100%。愛煙家が見たら、「こんな時代に生まれたかった」って嘆くんじゃないだろうか。
ああ、それと現場にいたら、ポマードの匂いもプンプンしていたかもな。
だけど、モノクロ映像で、硬質で、終始緊張感が漂っているので、そのニオイは画面からはあまり伝わってきません。ですから、煙草嫌いな人が見ても大丈夫だとは思います(^^。

映画として面白かったかと問われると、ちょっと首を傾げてしまうかもしれません。でも1950年代当時のTV番組作りの現場の様子を知ることができ、また、マッカーシズムの嵐の一端をかいま見ることができる興味深い作品でした。
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監督・脚本を務めたジョージ・クルーニーのお父さんはニュースキャスターだったらしく、クルーニーはこの映画を「父へのラブレター」のつもりで作ったそうな。そのせいでしょうか、クルーニーの演じるTVプロデューサーが主人公であるエド・マロー(D・ストラザーン)を見る目はとても温かで、慈愛まで感じさせるものでした。頑固一徹に社会正義を貫くエド・マローに父親の姿を投影していたのでしょうね、きっと。
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報道番組「See it Now」の人気キャスター、エド・マローがターゲットにしたのは、当時、泣く子も黙るマッカーシー上院議員。マッカーシーは強大化する共産主義体制とその国々(ソ連や中国)に対する国民の不安を利用して、国内にいる共産主義者ならびにその協力者、また少しでもその疑いが感じられる人間を弾劾し、世の中から葬り去ろうとした人物。
国民はそんなマッカーシーに拍手喝采。その反共ヒステリーぶりは、9.11以降の反テロヒステリーと似ていますね。
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マッカーシーによる赤狩り旋風はハリウッドにも及んだことはご存じの通り。
あの喜劇王チャップリンでさえも、「共容的」というだけで、国外追放の憂き目にあい、アメリカを去らざるを得なくなります。
この映画には、自身の主演作でそのチャップリンを演じたロバート・ダウニー・Jrも出演しています。さて、彼はどんな思いでこの役を引き受けたんでしょうね。
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面白いなと思ったのは音楽の使い方。
BGMとしては音楽をほとんど使っていないのです。
その代わり、お話の節目節目に、局内の録音スタジオを映して、そこでジャズ歌手のダイアン・リーヴスにジャズのスタンダードナンバーを歌わせるの。

中でも印象に残ったのは、「HOW HIGH THE MOON」。
エラ・フィッツジェラルドの持ち歌のひとつとして有名ですが、映画の中ではダイアンがしっとりと哀切感たっふりに歌い上げてくれています。

Somewhere there's music
How faint the tune
Somewhere there's heaven
How high the moon

There is no moon above
When love is far away too
Till it comes true
That you love me as I love you

どこかからか音楽が流れてくる
でも、なんて微かな音色だろう
どこかに楽園がある
でも、月はなんて高いんだろう

月は見えず、私の愛も届かない
でもいつかは、私と同じくらい
あなたも私を好きになってくれたら・・・

試聴はこちらから

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上の写真が、本物のエド・マロー。57歳で亡くなったといいます。それだけ生放送のストレスは過酷だったということでしょうか。
ちなみに、マッカーシーはもっと早く48歳で、失意のうちに死亡。
2人が同じ1908年生まれというのは何か因縁を感じますね。
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by kiyotayoki | 2007-10-24 18:00 | 映画(か行)

『カオス』(2005 加、英、米)

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原題:『CHAOS』(107分)
監督・脚本:トニー・ジブリオ
音楽:トレヴァー・ジョーンズ
出演:ジェイソン・ステイサム
    ウエズリー・スナイプス
    ライアン・フィリップ
    ジャスティン・ワデル

オープニングのクラッシュシーンからウエズリー・スナイプスが銀行を襲うシーンまでは、すごくテンポが良くて、ワクワク期待感の高まる映画でした。
なにしろ、アクションでは定評のあるジェイソン・ステイサムとウエズリー・スナイプスが共演する上に、若手の人気急上昇株ライアン・フィリップまで絡むんですから、期待しないわけがない♪
あ、でもね、調べてびっくり!ジェイソン・ステイサムとライアン・フィリップって2つしか違わないんだね。ちなみに2人の年齢は35歳と33歳デス。

最近のウエズリーってどうもパッとしなかったけど、久しぶりにカッコいい悪役、イイじゃんイイじゃん(^-^)・・・と、うなぎ登り状態だった期待感が急停止しちゃったのは、銀行強盗事件がなんともあっけなく収束しちゃったから。
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まあ、一気に収束するのは意外性があって悪かないんだけど、犯人達がどうやって銀行内から脱出したかがほとんど描かれていないから、外で見張ってたコナーズ刑事(J・ステイサム)や新米のデッカー刑事(R・フィリップ)同様、頭の中が?マークでいっぱいになっちゃった。

意外性といえば、普通、ベテラン刑事と新米刑事がコンビになると、新米がベテランの足を引っ張るのか常なんだけど、この映画じゃ新米刑事のシェーン・デッカー、なかなかの切れ者なんです。見ていくうちに、だんだん新米のシェーンのほうが主役なんじゃないかと思えてくるほど。ネタバレになるので理由は書けないけど、後半になればなるほど、そんな感じになっていく。
ってことは、それだけステイサムの存在感が薄まるわけで、ステイサムファンとしては何か物足りなさを感じてくる。
しかも、小夏さんも書いてらっしゃったけど、ステイサムとスナイプスの格闘シーンがないんだよなぁ。2人とも格闘技のセンスがあるから、期待してたのになぁ。スナイプスもスタート時の期待感が高かっただけに、なんだか尻すぼみになっちゃったし。

でも、2人の存在感が薄まった分、ライアン・フィリップファンには嬉しい作品になったんじゃないでしょうか。ほぼ1日の出来事なので、ライアン君、朝から夜中まで、もうジャック・バウワー並みの活躍を見せてくれますし。

期待が高かった分、どうしても点数は辛めになっちゃうんだけど(^^;、
お話自体は、急展開につぐ急展開、そして、どんでん返し的な結末へと、スピードをゆるめずに突き進んでいくので、十分楽しめる作品ではあります(ただ、お札が決め手になるところは、どうも引っかかるんだけどな・・・)。
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by kiyotayoki | 2007-10-19 21:44 | 映画(か行)

『斬る』(1968 日)

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監督:岡本喜八
原作:山本周五郎
脚本:岡本喜八
    村尾 昭
出演:仲代達矢
    高橋悦史
    中村敦夫
    星由里子
    岸田 森
    神山 繁
    東野英治郎

痛快な時代劇を久しぶりに観た気がした。

岡本喜八監督、44歳の時の作品です。
前年に『日本のいちばん長い日』、同じ年には『肉弾』も撮っている。
監督としてエネルギーが満ち満ちていた頃に撮った1本。
そのせいか、出演者たちにもエネルギーが満ちあふれてる♪

原作は、山本周五郎の『砦山の十七日』。
腐りきった藩政を改革するために立ち上がった若侍たちに助っ人を買って出る主人公・・・
お話自体は、同じ山本周五郎の『日々平安』を原作とした『椿三十郎』と似てる。
原作にはどうも出てこないらしい助っ人(仲代達矢)を創作したから余計に似ちゃったかな。
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でも、だからといって『椿三十郎』の二番煎じには決してなっていないところが偉い♪
その功労者は、高橋悦史演じる食い詰め浪人かな。

仲代達矢が演じる兵藤弥源太は、武士がイヤになってやくざな風来坊になった男なんだけど、高橋悦史が演じるのは、逆に百姓がイヤで侍になろうとしている男、田畑半次郎。
この高橋・半次郎が、とにかく憎めない男なんです。
根が素直でやさしくて、一本気で、何をやっても不器用なヤツ。だけど、元が百姓だからしぶとい。持ち前の馬力で危機に陥ってもしぶとく生き残る。そんな馬力男を馬ヅラ(だけど男前)の高橋悦史が飄々と演じていて好感が持てました。

この映画、他にも魅力的なキャラクターがいっぱい。
主役の仲代達矢はもちろんだけど(珍しく陽の役)、昼行灯のような上代家老を演じている東野英治郎がいい味だしてます。
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それに、なんといっても岸田森
この人、先日亡くなった岸田今日子さんの従兄弟にあたる人。
若くして亡くなった(享年43)ので、若い方はご存じないかもしれませんが、ボクが十代の頃は日本で吸血鬼をやれる役者さんといえばこの人でした(^~^;。
この映画では、影のある孤高の剣士を彼らしく演じておりました。

お話は、後半になればなるほどマカロニウエスタンっぽくなってきます(音楽までマカロニウエスタン調^^)。悪玉の次席家老にボコボコにされた仲代・弥源太が、なんとか動く右腕だけで復讐を果たすところなんか、まさにそう(『荒野の用心棒』だっけ?)。
そういえば、この映画の前後に仲代達矢はイタリアに招かれて『野獣暁に死す』(1968)ってマカロニウエスタンに出てるんですよね。それについては、samurai-kyousukeさんがブログに書いていらっしゃった。

悔やまれるのは途中からしか録画しなかったこと(NHK-BS2)。
ちゃんと録画して保存版にしたかったなぁ。
 

そうそう、岸田森といえば・・・
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by kiyotayoki | 2007-09-09 15:35 | 映画(か行)

『ザ・コンテンダー』(2000 米)とダメージコントロール

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原題:『THE CONTENDER』(127分)
監督・脚本:ロッド・ルーリー
音楽:ラリー・グルーブ
出演:ジョーン・アレン
    ゲイリー・オールドマン
    ジェフ・ブリッジス
    サム・エリオット

最近、よく耳にする言葉に
ダメージ・コントロールがある。

簡単にいうと、何か問題が発生した時にどう対処するか、
そしてその問題によるダメージをどのようにして最小限にするかと言うこと。

ダメージ・コントロールが功を奏した例として有名なのが、
1998年に起きたクリントン大統領の不倫騒動かな。
世界を動かす超大国の大統領の不倫スキャンダルですから、そのダメージは計り知れないものがあった。放っておくと、政権維持も危うかった。
その危機に直面して、クリントン大統領サイドが打った手は、
テレビの前で視聴者に向かって「不適切な行為をした」と告白するというものだったんですね。
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Indeed, I did have a relationship with Ms. Lewinsky
that was not appropriate.
In fact, it was wrong.
It constituted a critical lapse in judgment and a personal failure
on my part for which I am sorry and completely responsible.

~事実、私はルインスキーさんと適切でない関係にありました。
 たいへん悪いことをしました。
 私自身の重大な判断の誤りであり、自ら犯した過失であって、
 すべての責任はひとえに私にあります~

これが国民に好意的に受け取られ、ダメージをかなり抑えることができたっていうんですね。

このコメントで、上手いなと思うのは、「不倫をした」と言わずにnot appropriate(不適切な)なんて難しくて抽象的な言葉をつかって、事実を曖昧にしちゃってるところ。
一方で、謝罪するときは、wrongとかI am sorryといった誰にでもわかる言葉ではっきりと謝ってる。
これを聞いた人は、「大統領は何かいけないことをしたんだけど、ちゃんとそれを認めて謝った。なら大目にみてやろうじゃん」みたいな判断を下したんでしょうね。
しかも、これ記者会見じゃない。報道陣を一切入れずに直接国民に語りかける方式をとった。
もし記者会見だったら、「不適切な関係とは何のことですか?」とか、マスコミに集中砲火を浴びるところだ。それをさせなかったのもコントロールが効いた一因でしょうね。

そのあたりが、こないだの桜パパの釈明会見との違いかな。
朝青龍みたいに沈黙して憶測をふくらませずに、すぐに会見したのはダメージコントロール的には正解だったけど、桜パパは報道陣に厳しく突っ込まれて、激高しちゃった。
言わなくてもいいことを喋って、後々墓穴を掘る原因を作っちゃった。
かえって火に油を注いじゃったかもな(^^;
ま、それでも沈黙したままの朝青龍よりマシだったけどね。
こういうのは風評被害が、一番ダメージになりやすいんだから。

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前置きが長くなってしまいましたが(^^;
この映画で描かれるのも、ある女性代議士が我が身にふりかかったセックススキャンダルにいかに対処したか、ダメージコントロールをしたか、です。
これがただの代議士じゃない。
副大統領の急死に伴って、アメリカ史上初の女性副大統領候補の指名を受けた女性。
演じているのは、この秋公開される『ボーン・アルティメイタム』にも出ているジョーン・アレン。硬質なイメージの女優なので、女性議員役にはぴったりかな。

彼女が正式に副大統領となるためには下院の司法委員会が開く聴聞会を経て議会の承認を受けなければならない。過去が洗いざらい調べ上げられちゃう。

日本の大臣選びとは比較しづらいけど、こういうのを経て選ばれてたら松岡某も赤城某も(そして名前も覚えられないうちに辞めちゃう新大臣も)大臣になれず、結局、自民党は評判を落とすことはなかったかも(^~^;

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その聴聞会の委員長を務めるのが、ゲイリー・オールドマン扮するシェリー。女性副大統領誕生を阻止すべく、スキャンダルで主人公を窮地に陥れる重要な役です。
この映画でも、ゲイリーはゲイリーらしく、ただでは登場しません。
髪の毛をこんなに薄くしての熱演。
(エンドタイトルでは、この人が一番最初に登場。主役はゲイリーだったのか?)


そうそう、クリスチャン・スレイターが26歳の若手議員の役で出ていて、そりゃあ年齢的にムリがあるんじゃないのと思って見ていたんですが、年齢を調べてビックリ。
彼、まだこの時は30歳。
年齢的にはムリのない役だったのね。失礼しました(^^;。
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by kiyotayoki | 2007-09-02 15:01 | 映画(か行)

『グエムル 漢江の怪物』(2006 韓国)

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原題:『THE HOST』(120分)
監督・原作・脚本:ポン・ジュノ
音楽:イ・ビョンウ
出演:ソン・ガンホ
    ピョン・ヒボン
 パク・ヘイル
    ペ・ドゥナ
    ユ・アソン

本題に入る前に・・・。
昨日の昼間やっていた『クレージーの大爆発』(1969)って映画はス、スゴかったぁ。
前半は『黄金の七人』(1965)をパロッた金塊強奪作戦がくり広げられたかと思えば、後半はそれに007ばりの秘密組織が絡んできて、水爆まで出てくる。
内閣じゃ、藤田まこと扮する総理が堂々と核武装論をぶち上げる。
でもって、富士山の火口で水爆が炸裂しちゃうんだ、これが。
しかもクレージーの連中は銃で撃たれたヒロイン松岡きっこには目もくれず、宇宙船に乗り込んで地球を脱出。月で宇宙服ナシで自慢の歌を披露しちゃうという脳天気ぶり。
こんな珍品をよくぞ終戦記念日にやってくれたな、と感心(NHK BS2)。

今日も昼間(1時)『クレージー黄金作戦』(1967)というのをやるらしいデス。
これが東宝創立35周年記念映画で、日本初のアメリカロケ(ラスベガス)作品なんだって。
とすると、今回は『オーシャンと11人の仲間』をパロっちゃうのかしらん。
出演陣も豪華だし、コワイもの見たさで観ちゃおっかなぁ(^~^;。


さてさて、こちらは異色の韓国製モンスター・パニック・ムーヴィー。
この映画の主眼は、怪物をいかにして倒すかということより、怪物からいかにして娘を救い出すか。
監督が「殺人の追憶」の人だから、ただの怪獣モノではないんだろうとは思っていましたが、失いかけた家族の絆を取り戻そうとするある家族の死にものぐるいの闘いをユーモラスかつ凄絶に描いた作品に仕上がっておりました。

ソウルの中心を東西に貫く漢江。これが東京の荒川よりもっと川幅がありそうな大河。
灰白色に濁っていて、水質はお世辞にも良いとは思えない。

そんな漢江でなぜ怪物が誕生したのか。
それにはどうも在韓米軍が絡んでいるような・・・。
威圧的な米国人の科学者に命じられて、大量のホルムアルデヒドを渋々下水に流す下っ端の韓国人研究員。その下水の先にあるのは漢江・・・。
つまり、心ない人間による水質汚染が怪物を誕生させたってことなんでしょうね。
この辺りの展開はゴジラ誕生の経緯と似ていなくもない。だけど、原水爆実験みたいな強烈なものじゃない分、誕生した怪物も小粒になっちゃったかな(^^;。

この映画全体の底流に流れているのが在韓米軍に対する抑えた、でも強い嫌悪感。
韓国庶民にとって、戦後ずっと郷土に居座っている米軍は悪の枢軸国から自分たちを守ってくれるありがたい存在というより、同胞である北朝鮮との融和を阻むおじゃま虫的存在なのかも・・・。
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全長15mぐらいあるのかな。魚かハ虫類が巨大化したみたいなヌルヌメ系の怪物が現れたのは、休日の昼下がり。
突然の出来事に泡を食って逃げまどう人々。その中に、怪物にさらわれることになる中学生の少女ヒョンソと、その父カンドゥもいた。
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このカンドウを演じているソン・ガンホという役者さん、韓国映画ではお馴染みの人だけど、いいキャラをしてますね。いかにもモンゴロイドって顔で目鼻立ちは地味なんだけど、一度見たら忘れられなくなる演技力と存在感の持ち主。
この作品でも、頭の回転は鈍いし甲斐性もないくせに食い意地だけは張っている自堕落男を飄々と、そして熱く演じてる。

そんなカンドゥが愛して止まないのが一人娘のヒョンソ。
女房にも愛想を尽かされた不甲斐ない自分だけれど、娘を想う気持ちだけは誰にも負けない。そう思っていたカンドゥだったのに、突然の怪物出現に慌てふためいた彼は間違って違う少女の手を引いて逃げてしまう。
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そのせいで、ヒョンソは怪物の餌食に。
怪物は、どうやら人間が好物らしいのです。
娘が捕食されるシーンを目撃したカンドゥは茫然自失。
ただただ涙にくれるだけ。

ところがどっこい、ヒョンソは生きていた。
この怪物、喰うことにどん欲で、呑み込めるだけ呑み込んでしまう。
で、消化しきれないやつは吐き出して、保存食として巣に貯めておくという習性があるらしいのだ。ヒョンソは保存食として生きながらえていたわけ。
ヒョンソは電池切れ寸前の携帯電話でカンドゥに一度だけ生存のメッセージを送ることに成功する。

さぁそれからは、娘の生存を信じたカンドゥと家族の奮闘が始まるんだけど、とにかく孤立無援なんです。突然の怪物出現でソウル市内は戒厳令でも敷かれたような状態。しかも、怪物が危険なウィルスをまき散らしているという情報が流れて、米軍の細菌部隊も出動してくる。怪物に接触したカンドゥたちは軟禁状態に。
それでも家族はひるまない。愛する娘を助けるために、どんな苦労もいとわない。
怪物に立ち向かう武器はというと、ライフルと洋弓と火炎瓶のみ。
それで堂々と怪物に立ち向かってく。
このあたりの展開は、クレージー映画も真っ青。

そうそう、火炎瓶を使うのはカンドゥの弟なんだけど、大学時代に多くの政治デモに参加して火炎瓶作りには精通しているという設定。
このあたりにお国柄の違いがよく表れていますね。
日本じゃ、政治デモに火炎瓶というと、もう団塊の世代あたりしか経験のない、遠い過去のお話だもの。今の日本人には良くも悪くもそんなエネルギーはない。
そこへいくと韓国は元気です。
だって今もまだ火炎瓶世代がバリバリの現役なんだもの。
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by kiyotayoki | 2007-08-16 09:32 | 映画(か行)

『恋する遺伝子』(2001 米)

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原題:『SOMEONE LIKE YOU』(97分)
監督:トニー・ゴールドウィン
脚本:エリザベス・チャンドラー
音楽:ロルフ・ケント
出演:アシュレイ・ジャッド
    グレッグ・キニア
    ヒュー・ジャックマン
    エレン・バーキン
    マリサ・トメイ

これは期待してしまいました。
舞台がニューヨークで、しかも
男は雄牛。常に新しい雌牛を追い求める」という恋愛理論をもとにお話が展開するからです♪
その象徴として、ブロンズブル君が登場しても不思議じゃない!
思わず、ブル君みたいに鼻息が荒くなっちゃいましたよ(^∞^
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が、結果はあえなく空振り三振(T_T;)
むむ、無念。
ブロンズブルのあざけりのケケケ笑いが聞こえてきそうダ~(^^;

雄牛は一度エッチした雌牛とは二度と交配しない」という新聞記事を読んだフラれ体質の主人公ジェーン(A・ジャッド)が、恋をしていくうちに「男は雄牛だ」という確信をどんどん強めていくお話(^~^;。

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それで思い出したのがクーリッジ効果というやつ。
これは、アメリカの第30代大統領クーリッジ(在任期間1923~29)が妻同伴でとある農場の鶏小屋を訪れた際の出来事からできた言葉。
それは、こんなユーモラスなエピソードでした。

最初に鶏小屋を訪れた夫人が、飼育係に質問した。
「この雄鶏は1日に何回くらい雌鶏に求愛するんですか?」
飼育係は「何十回もですよ」と答えた。
すると夫人は喜んで「その話を主人にもしてやってください」と言い残して出て行った。

その後、鶏小屋を訪れた大統領は、飼育係からその話を聞かされ
「では、その雄鶏はいつも同じ相手に求愛するんですか?」と質問した。
飼育係は「いいえ、毎回違う雌鶏です」と答えた。
すると大統領はにっこり笑ってこう言った。
「じゃあ、その話を女房に伝えてもらえないか?」


そんな逸話から言葉ができて、男が浮気をするのはクーリッジ効果が働くせいだ、なんて説明がなされるようにもなっちゃった。
この映画の原作者は、ローラ・ジグマンという人らしいけど、彼女の発想のきっかけもこのクーリッジ効果だったんじゃないかしらん。

日本でも「女房と畳は新しいほうがいい」なんていいますしね。
この映画を途中で観るのをやめた人、しかもフラれた経験のある女性は、主人公に共感を覚えて「やっぱり男って1人の女じゃ満足できない生き物なのよ。最低ッ」って憤慨なさるかも。
原題からして『Someone Like You(直訳すると、あなたみたいな人)』ですしね。

でも、古い畳ってのも味があもの。
馴染んだ畳の上でお昼寝すると心地いいんだよなぁ、特にこの季節。
その際は、扇風機と蚊取り線香は必須アイテムですけどね^^。

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アシュレイ・ジャッド扮する主人公ジェーンが、当初かなり偏見の目で見ていたのがヒュー・ジャックマン扮するTV局の同僚で遊び人のエディ。
前年の『X-メン』で注目されたジャックマン、この年は早くもこれと『ソードフィッシュ』と『ニューヨークの恋人』の3本に抜擢されるほどの売れっ子スターになってたんだな。

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この映画の監督って、『ゴースト』で主人公の恋敵などを演じていた人(『ラストサムライ』にも出ていたっけ)。
監督業もこなしていたとは知らなんだ(^~^。
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by kiyotayoki | 2007-07-29 08:40 | 映画(か行)

『キスキス、バンバン』(2005 米)

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原題:『KISS KISS,BANG BANG』
(103分)
監督・脚本:シェーン・ブラック
原作:ブレッド・ハリディ
音楽:ジョン・オットマン
出演:ロバート・ダウニー・Jr
 ヴァル・キルマー
 ミシェル・モナハン


ruijiさんグロリアさんも触れていらっしゃったけど、この映画と同名の作品って、なぜかいくつもあります。
ポール・ベタニーが若い殺し屋を演じて印象的だった『キス★キス★バン★バン』とかね。
しかも「Mr.kiss kiss bang bang」って曲まであって、シャリー・バッシーなんかが歌ってる(「007 サンダーボルト作戦」の挿入歌らしい)。
kiss kiss bang bangには何か特別の意味があるのかしらん???
こういう時、英語が母国語じゃないのが恨めしくなっちゃう。

原作者のブレッド・ハリデイは1940~50年代に活躍したハードボイルド作家。
この映画の元になったのは、彼の創作した赤毛の探偵マイケル・シェーンが活躍する一編「Bodies are where you find them」(1941)みたいです。
それを考えると、勝手な想像だけど、ハードボイルド小説にはkiss(色事)とbang(銃撃戦)が付きものだってことで、「kiss kiss bang bang=ハードボイルドもの(野郎)」って意味があるんじゃないかな。
実際はどうなんだろ。英語の得意な方がいたら是非教えていただきたいな。

そんなタイトルがついたこの映画、事件そのものはいかにもハードボイルド調。
だけど、実体はオフビート感あふれるサスペンスコメディって感じ。
好漢ロバート・ダウニー・Jr扮する主人公からして、ちょっと風変わりなキャラだし。
NYで空き巣を働くケチな泥棒だったんだけど、警官に追われて逃げ込んだ先が俳優のオーディション会場で、たまたま与えられた役が“泥棒”だったので、「真に迫っている」と一発合格。ハリウッドでスクリーンテストを受けることになっちゃう。
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そんな主人公ハリーが、知り合ったゲイの探偵(V・キルマー)と幼なじみの駆け出し女優(M・モナハン)と共に、ある事件の真相を追ううちにどんどん深みにはまっていくお話。
ヒロイン役のミシェル・モナハンって、どこかで見たことがあると思ったら、『MI:3』でトム・クルーズの奥さんを演じた女優さんなんだね。だけど、ダウニー・Jrと2人が同い年という設定は、かなりムリがあったゾ(^^;実年齢、11も違うし)。

それにしても、ロバート・ダウニー・Jr、声だけ聞いていたら、ダスティン・ホフマンじゃないかと思うほど声のトーンといいしゃべり方といい彼に似てる。
体型や、なで肩なところも似てるし、芸達者で、役作りにこだわりを感じるところも似てる。
人は誰かに似てるって言われるのを嫌うから、本人は否定するかもしれないけれど、若い頃はダスティン・ホフマンを目標にしてたんじゃないかしらん。
なのに、ホフマンはオスカー俳優、自分はなかなか認められない。
一時期、酒や薬物依存になったのは、そのあたりも原因だったりして・・・・なぁんて勝手な深読みをするのはこれくらいにしておきましょうね(^~^ゞ

《珍銃 ミニデリンジャー》
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銃器類には詳しくないけれど、この映画には面白い拳銃が出てきます。
それがこのミニデリンジャー。
デリンジャーというと、2連発の小さな銃のイメージしかなかったけれど、これは手のひらサイズなのになんと5連発
ヴァル・キルマー扮するゲイ探偵が護身用に隠し持っているのがこの銃で、面白~い使われ方をします。
ちっちゃくて可愛いけど、22口径。
十分、殺傷能力あり(^^;
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by kiyotayoki | 2007-07-10 09:54 | 映画(か行)

『キングコング』(2005  新西蘭・米)

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原題:『KING KONG』(188分)
監督:ピーター・ジャクソン
脚本:ピーター・ジャクソン他
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:ナオミ・ワッツ
    エイドリアン・ブロディ
    ジャック・ブラック    

“観たいけど観たくない”映画の筆頭だった本作、とうとう観てしまいました。

数多の生き物を絶滅の危機に追いやり、また地上から消滅させてきた我等人類の傲慢さ・強欲さ、そして罪深き業をこれでもかってほど見せつけられる映画だってことがわかってる。・・・これもまた“不都合な真実”だな。
惨い結末もわかっている。できれば目を背けていたい。
これほどラストシーンが見たくない映画って珍しいかも。
しかも、上映時間がやたら長いし。

けど結局、観たい衝動に負けてしまいました(^^;。

南海の孤島、髑髏島は外観は怖ろしいけど、生命のゆりかごのような地だったんですね。
人類(原住民)もいるけど、彼らは島のはじっこ、海辺だけで慎ましく暮らしてる。分をわきまえてるんですね。しかも彼らは、島の支配者たちを畏れ、敬っている。だから、人身御供も差し出す。それが賢明な策かどうかは別にして、彼らの自然に対する真摯な態度が見て取れます(この映画では、今までの人身御供の末路がちゃんと描かれていてゾ~っとしましたが)。

そんなこととはつゆ知らず上陸して、コングへの人身御供としてさらわれてしまうのが、ナオミ・ワッツ扮する女優のアン・ダロウ。今回の映画では、彼女の人となり(売れないコメディエンヌであることが後でポイントとなります)や、彼女がなぜコングに心を寄せるようになったのかがしっかり描かれているのが特徴。
それだけに最後が余計つらいんですね。それでなくても近ごろ涙もろいので、やっぱりティッシュが必要となりました。
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それにしても、アン・ダロウの生命力には感服。コングに振り回されても、崖から落とされてもしぶとく生き残る。しかも、ジャングルの中を走る走る。裸足でですよ。
ナオミ・ワッツって、美女の系譜に入りそうな人なのに、惜しげがないというか、気っぷのいい女優さんですね。

ラストの彼女の表情には救われた思いがしました。
彼女を愛し彼女の身を案じたジャック・ドリスコル(A・ブロディ)がアンに駆け寄った時、彼女の顔には安堵の表情も笑顔もなかったのです。

よかったね、コング
アンの心は永遠にキミのものだ(・・・だといいな)。

本日のBGMは・・・
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by kiyotayoki | 2007-03-04 13:35 | 映画(か行)

『クラッシュ』(2004 米)

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原題:『CRASH』(112分)
監督・原作・脚本:ポール・ハギス
主題歌:キャスリーン・ヨーク
出演:ドン・チードル
    マット・ディロン
    サンドラ・ブロック
    ジェニファー・エスポジート
    ブレンダン・フレイザー
    ライアン・フィリップ他

来月にはもう今年度のアカデミー賞が発表されるというこの時期になって、やっと観ました(^^;。
昨年度のアカデミー作品賞受賞作です。
もういろんな方が書いてらっしゃるだろうから、何を書いていいものやら。
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映画を見終わっても耳に残るのは、『In The Deep』という主題歌。
歌っているのはキャスリーン・“バード”・ヨークという歌手。
女優として映画の中にも出ていたそう(女警官役)だけど、んーっ気がつきませんでした。
映画の前半は特に言葉の暴力で傷つけ合うシーンが続くので、この曲が癒しになります。
舞台は、人種のるつぼのようなL.A.。まるで心に荒いヤスリでもついているかのように、人と人が触れ合うたびにガリガリ擦れ、怒りという火花がバチバチっと散ります。
なので出だしは、どんな悲惨な結末が待っているんだろうと不安になる映画。

群像劇であるこのお話で主役を探すとしたら、“拳銃”かもしれません。
何丁も出てきますが、それがそれぞれに人を操りドラマをつくり出していく。
痛いドラマもあれば、ホッとするドラマもある。
それに操られる人間達がまた引き金の軽い拳銃みたいな連中ばかりだもんだからすぐ暴発しちゃう。
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そのひとりがマット・ディロン扮する警官ライアン。
こいつが「お前はひとりアメリカ合衆国か?!」と言いたくなるような男。差別意識丸出しで、“俺が法律だ”的に力で人の心を踏みにじるかと思えば、危険も省みず人の命を救おうともする。まさにブッシュ・アメリカの体現者なのです。
アメリカって、精神分析風に考えると、「横暴な父親(イギリス)から早くひとり立ちしたのはいいけれど、そのために子供の頃に消えるはずの万能感を成長しても持ち続けてる大人」って感じの国。だから、“世界の警察”とか平気で名乗って他国に介入するし、その一方でお節介なほどの慈愛あふれる行為もしちゃう(^^;。

このマット・ディロンという役者さん、万年青年っぽい人ですが、もう42歳になるんですね。調べて驚きましたが、共演のサンドラ・ブロックとドン・チードルも同い年だそうです。

そうそう、この作品、クリスマス映画でもあるんですね。
なので、心がジワッと熱くなるエピソードも用意されています。
それが“見えないマント”のエピソード。これが憎らしいほどよく出来てる。
群像劇らしく、いろんな人にスポットライトが当たる映画なんですが、その1人がマイケル・ペーニャ扮するダニエル(『ワールドトレートセンター』でも儲け役をやってました)。善良を絵に描いたような男。殺伐としたL.A.では絶滅危惧種に指定されそうな真面目な錠前職人で、ひとり娘をこよなく愛す善きパパです。
そんなダニエルに、憎悪という悪魔が背後から忍び寄るんです。その悪魔がいつ牙を剥くか、このシーンか、それともこのシーンかと、ハラハラドキドキ。
なぜハラハラするかといえば、ダニエルが“見えないマント”を娘に渡していたからです。それは神経過敏な娘のためにダニエルが考え出した架空のマントでした。
「パパが今までケガひとつせず元気でこられたのはこのマントのおかげなんだ。これをお前にあげるからもう安心しなさい。パパにはもう必要ないものだから」
そのセリフを聞いた途端、観客は胸騒ぎを覚えるんです。
「ダニエル、やばいよ。渡して大丈夫なんかい?」って。
しかも、物語はダニエルの死の予感を補強するように進んでいく。このへんのストーリーテリングが上手いんですね。
そして、ついに悪魔が牙を剥く時がやってきます。
しかも、愛する娘の目の前で!
嗚呼、ダニエルの運命や如何にっっっ・・・・

さすが作品賞をとっただけはあります。
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by kiyotayoki | 2007-01-31 18:05 | 映画(か行)

銀河ヒッチハイク・ガイド(2005 英・米)

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原題:『THE HITCHHIKER’S GUIDE
TO THE GALAXY』(109分)
監督:ガース・ジェニングス
原作・脚本:ダグラス・アダムス
音楽:ジョビィ・タルボット
出演:マーティン・フリーマン
    サム・ロックウェル
    モス・デフ
    ズーイー・デシャネル
    ビル・ナイ
    ジョン・マルコヴィッチ
    アラン・リックマン(声)

ピアノを弾けるようになることを今年の目標にしたら、映画を観るためのまとまった時間をとるのが難しくなってしまいました(^^;。そのせいでブログの更新も滞りがち。
こんなことじゃイケナ~イと、眠い目をこすりながら1本やっと見終えました。

「300万年の時を超え、宇宙をさまよう孤独な宇宙船
予期せぬ事故で乗組員は全員あの世行き
偶然生き残った俺はリスター
相棒はホログラムになっちまったリマーと
猫から進化したキャット
それに不時着船から救助したアンドロイド、クライテン
俺達いったいどこに行くんだろうね?」
・・・ってナレーションで始まる『宇宙船レッド・ドワーフ号』(英国BBC製作の30分ドラマ、日本ではNHKで放映)は大好きなSFコメディでした。

なんで映画に関係ないことをまず書いたかというと、この映画を観てたら『レッド・ドワーフ号』を思い出してしまったから。同じニオイがしたんですね♪
『レッド・ドワーフ号』の“ウリ”は、あのホーキング博士も絶賛したというSF設定と、おバカなギャグが満載されていること。そこんとこがこちらの『銀河ヒッチハイク・ガイド』もそっくり!
・・・と思ったら、こちらの原作がラジオドラマ化されたのは1981年。『レッド・ドワーフ号』がTVで放映を開始したのは1988年・・・。こっちのほうが早いんじゃん!

SFには疎いので知りませんでしたが、この『銀河ヒッチハイク・ガイド』の原作は全世界で1500万部の売り上げを誇る伝説的カルトSF小説なんですってね。ふーむ。

いきなり地球が破壊されてしまうので、目が釘付けになっちゃう映画です。
破壊された理由は、地球が運悪く太陽系を通る銀河バイパスの通り道になっていたから(笑;)。
工事が行われることは50年も前から宇宙のどこかに告知されていたらしいんだけど、地球からほとんど出たことのない地球人が知る由もなかったのです。
ところが、地球上の生命体で二番目に賢いイルカ(ちなみに人類は三番目)は、そのことを知っていたらしく、破壊される前に地球からいなくなっていたのでした。
・・・と、いきなりとんでもない展開で始まるんですが、キーを叩いていても気もそぞろ。キーがピアノの鍵盤に見えちゃう(^^;。
というわけで、今回はこれにて終了。
ピアノの練習にとりかからせてもらいます(^^ヾ。
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by kiyotayoki | 2007-01-19 12:48 | 映画(か行)