映画の心理プロファイル

カテゴリ:蔵( 45 )

お蔵が意外に簡単に見つかるワケ

『カラーバス効果』というのがある。
「今日は赤いものに注目して歩いてみるぞ」と思って街を散策すると、
自然に赤いもの、例えばポストや看板が目に入ってきやすくなるというもの。

この効果が働くのは色だけとは限らない。
「今日は監視カメラに注目してみよう」と思って歩けば、今まで気づかなかったところに
監視カメラがあるのを知って驚いたりもする。

趣味のお蔵探しにも、実はこの効果が役立っておりまして。
例えば、前に東京タワーに昇った時も、何気なく下界を見下ろしていたら、
お蔵のほうから目に飛び込んできてくれました。

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この効果、皆さんも何らかの形で体感していらっしゃるんじゃないでしょうか。
例えば、街を歩くと必ず大好物の甘い物や大好きなファッションが目に飛び込んでくるとか。
まだ体感したことがないという方は、今度是非トライしてみてください。
今まで気づかなかったものが、意外な身近な場所で見つかるかもしれませんよ。
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by kiyotayoki | 2013-04-08 12:12 |

古色蒼然とした旅館の蔵(五反田)

人に自慢しづらい趣味の一つに「お蔵探し」がある。

23区内、特に山手線の内側に現存するお蔵(土蔵)を探して歩くのが趣味なのです。
都心部から次々に姿を消しつつあるお蔵を、現存するうちにカメラに収めておこうと思って。

一昨日は、五反田にあるお蔵をチェックしてまいりました。
こちらは、イラストレーターの千原櫻子さんが教えてくださった物件。

お蔵があったのは、目黒川沿いにある古色蒼然とした、
江戸川乱歩の小説にでも出てきそうな旅館「海喜館」の敷地の中。

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住所表示板からしてこんな状態ですから、旅館の建物の傷み具合は推して知るべしでありますね(^_^;)
旅館を囲む土塀(?)も、今度、強い地震がきたら、ぺしゃっと倒れてしまいそうなほど斜めってるし歪んでるし。

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それと比べれば、お蔵のほうの状態はまだましという感じかな。
お蔵としては小ぶりなほうだと思うけど、今は何が納まっているんだろうか。

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というより、この旅館、果たして営業しているんだろうか。
中に人の気配は全然しないし、建っているのが不思議なくらいだし、たぶんしていないと思うなぁ。
調べたわけじゃないけれどね。
となると、いつまでこのお蔵(旅館もだけど)が現存していられるかだなぁ。心配だなぁ。
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by kiyotayoki | 2013-04-06 18:17 |

“蔵”もなか

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守備範囲の外なので
取り上げたことがなかったけれど、
埼玉の川越は
“蔵の町”として知られている。

通りには、こんな風な重厚な蔵造りの
商店が何軒も建っている。
こういう町並みが山手線の中にもあると
いいのになぁと、羨ましくなってしまうほどだ。

その一軒に、「くらづくり本舗」という
和菓子屋さんがあるのだけれど、
つい先日、ある方からそこの和菓子をいただいた。

それがこちら。


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蔵という字が最中の皮に浮き彫りになってて、
まあ、まるでお蔵好きの僕のためにあつらえてくれたようなお菓子じゃありませんか♪

中には小倉あんとお餅がぎっしり詰まっているのでずっしりどっしり重量感がある。
形に安定感があるから、沢山あったらこれを積み上げて最中のお蔵を作っちゃうんだけどな。
だけど、最中ってあまり好きじゃないから、そのあとの処理が大変か・・・なぁんてね。
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by kiyotayoki | 2012-06-02 12:38 |

北品川で新たに見つけた蔵

去年の夏、北品川にも堅牢な蔵が残っていることを知った。
北品川の商店街は旧東海道が通る昭和の香りのする町。それだけに、探せば他にもお蔵があるんじゃないだろうか。
機会があったら、もう一度、行って探してみたいな。そう思っていた。

なので、品川の原美術館の帰りに、徒歩で散策してみることにしたのですが・・・。

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やはり、ありました。お蔵♪
しかも、昭和の香りのする町にあるだけに、かなり古色蒼然としたヤツが。

壁が錆びたトタンと枯れた蔓で覆われているので、一瞬見逃しそうになったけれど、造りは確かにお蔵そのもの。
観音扉の付いた窓も一応健在だし、お蔵に特徴的な折釘もある。

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蔵の建物の壁面には、漆喰を半球形に盛り上げた部分に、鉤形に折れた太い釘が突き出たものがよくついている。
この太い釘が折釘で、漆喰の盛り上がった部分をツブという。
ツブを伴う折釘は補修作業の際のハシゴの固定など、縄をかけるために使われるんだそうな。
ツブがあるのは折釘に荷重をかけた際に、壁とは別にツブをつけておくことでツブの損傷だけで
本体の壁土に亀裂が入るのを防ぐためらしい。
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こちらは、善福寺というお寺の敷地から見えるところに建っていたお蔵。
この辺りの蔵は、みんなトタン板で壁が補修されているみたいだな。同じ工務店の仕事なのかしらん。
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寺の敷地内にも、こんな可愛らしい蔵があった。
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こちらもトタン板で軽武装。
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適当に歩いてこれだけ見つかったのだから、
探せば、まだまだあるのかも♪
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by kiyotayoki | 2012-02-08 09:51 |

久しぶりの原美術館で見つけたもの、それは・・・

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日曜日、久しぶりに品川にある原美術館へ。
都内には無数と思えるほどの美術館があるけれど、ここは中でもお気に入りの美術館のひとつだ。

大正昭和期の実業家・原邦造邸を活用したこの美術館は、建物自体がアートしてる(1938年築)。
大好きなTVシリーズ『名探偵ポワロ』は1930年代の英国を舞台にしているだけに、当時主流だったアールデコ調の建物や美術品がふんだんに出てきて魅了されるのだけど、原美術館の建物はその世界観にぴったりハマる建造物なのだ。

まるでポワロの世界に迷い込んだような気持ちにさせてくれる素敵な場所だということ。

今、開催されているのは、『ジャン=ミシェル・オトニエル:マイウェイ』展(1月7日~3月11日)。
色鮮やかなガラスを素材にした繊細かつ大胆で、とても官能的な作品が多数展示されておりました。

私邸を活用しているだけに、館内はそれほど広いわけではなくコンパクトにまとまってる。
足早に巡れば、特別展のすべてを見ても30分はかからないかもしれない。
それでも満足してしまうのは、常設されている美術品の展示に工夫が凝らされていることもある。
部屋だけでなく、トイレ、廊下、納戸、屋上、庭・・・と、様々な場所がアートの展示場として活用されているので、それを探す楽しみもあるのです。

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こちらは、「涙(Lagrimas)」と題された作品。
そのタイトルを知るまでは、水で満たされたガラスの器の中に漂っている様を見て
子宮の中を漂う精子かと思っておりました(^^;


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こちらは、秘密の隠し部屋のような納戸に設置されている奈良美智さんの楽しい立体アート。


驚いたのは、屋上に出た時だった。
この美術館には何度も訪れているのに屋上に出たのは初めてだったのだけど、
屋上の先にあるタイル貼りの煙突を見て、オッ♪

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正確にいうと煙突にオッ♪と思ったわけじゃない。煙突がくっついている煉瓦貼りの建物に驚喜したのです。
だって、それがお蔵だったから。

まさか、こんなところでお蔵を発見できるとは!
全体像を見ようと庭に降りて確かめてみた。やはりまごうことなきお蔵だ。しかもお蔵では珍しい立方体の。
中は保管庫として使われているんだろうか。見学させてくれないかなぁ。
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この日の驚きは、それだけでは終わらなかった。

美術館を出て、外回りを眺めていた時だ。
オオオッ!
またもや驚喜してしまったのだ。

というのも、こんなものを発見しちゃったから♪

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蝉の抜け殻だぁ!
この抜け殻の主が成虫になって飛び立ったのが、8月の末か9月の始めだったとしても、
なんと約半年もここにしがみついていたんだよね、この抜け殻は。
しかも、雨の日も風の日も。


巧まずしてそこに存在していたものだけど、
いやいや、どんなアート作品にも負けないアートフルな抜け殻くんでありました♪

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by kiyotayoki | 2012-02-06 13:51 |

“記憶の蔵”の中へ

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土曜日の夕刻、幸い雨が上がったので、
先日、ご紹介した千駄木にある記憶の蔵で催された
記録映画の上映会『D坂シネマ』に行ってまいりました。

もちろん貴重な記録映画が見られるのは楽しみではあったけれど、
それより何より、滅多に入れないお蔵の中を直に見られるというので、もうワクワクドキドキ♪

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主催者の方によると、このお蔵は関東大震災(大正11年)以前に建てられたというから、
築90年前後は経っているんだね。
それにしては、重厚な扉は健在だし、造りもしっかりしておりました。
お蔵の規模としても、我が家よりひと回り大きい感じ。

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1階が上映会場になっていて、定員は約30名。
中に入ってみるまでは、そんなに入るのかなと心配していたのだけれど、30名ぐらいなら悠々
入れる感じだった。ただ、椅子席は半分で、後は想像どおり座布団席だったけど。
昨夜は雨上がりということもあって、客の入りは半分ほど。なので、ゆったりと観ることができたんだけどね。

上映作品は以下の6本。
道を渡るとき』(人形アニメ 1967 10分)
復興から再出発』(1966 10分)山手線の目線で見た戦後復興史
都市の交通 1、2』(1961 各20分)当時の都心の様子がうかがえる懐かしい映像でありました。                         
緑は守られた』(1976 30分)成田空港と結ぶために京成上野駅が新設された時の映像。
『南氷洋の捕鯨』(1967 29分)国際的な規制を受けながらも、まだ捕鯨船が大船団を組んで南氷洋へ出かけていた頃の映像。

昭和30年代の東京って、新宿や渋谷にも都電が走っていたんだね。
それに、サラリーマンの帽子着用率もまだまだ高い。
意外に感慨深かったのが、駅の改札。当時は当然だけど駅員さんがいちいち切符に穴を開けていたんだね。
調べたら、東京駅に自動改札システムが導入されたのは平成2年だったというから、
今のようになったのはそれほど前のことじゃないんだけど、もう遠い昔のような気がするものなぁ。


こちらは、二階へ通じる階段。
お蔵にしては珍しく階段の傾斜が緩やかだ。

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2階は事務所として使われているのだけれど、主催者の方のご厚意で上らせていただいた。

うひょ~♪

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天井が高いこともあって、思いのほか広く感じられる空間だった。
壁一面を占領した本棚にはぎっしりと書物が詰まってる。
主催者の方(谷根千工房さん)によると、ちょっと前まで地域の雑誌「谷根千」を発行なさっていたので、
いつの間にか資料がたまってしまったのだとか。

このお蔵の持ち主は、長らくこの地で看護活動に従事している東京在宅看護協和会。
当時は、看護に従事される方の寮、そして布団部屋として使われていたのだそうな。
その後、放置されていたのを、1996年ごろから地域のボランティアの方たちが掃除・修復され、
現在のように上映会に使えるまでにしたとのこと。
現役の“働く蔵”を直に見ることができたのは、そんな皆さんのおかげだったんだな。
いやいや、感謝、感謝です。
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by kiyotayoki | 2011-10-23 13:02 |

千駄木 記憶の蔵

こちらは、千駄木5丁目にある通称“記憶の蔵”

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見た目は、手入れもされていなさそうで、やや朽ちかけている感じだけど、
実は、現役バリバリの“働く蔵”なのです(大正期に建てられたものらしい)。

というのも、このお蔵では、ここを借り受けている映画保存協会による記録映画の映写会が定期的に行われておりまして。

今週は、近所に江戸川乱歩由来の団子坂があるためか「D坂シネマ」と題して、
10/18(火)・20(木)・22(土)の3日間、ふだん見る機会の少ない記録映画が上映されております。

定員30名とあるけど、そんなに入れるのかしらん(と、外観を見てちょっと心配になりました^^;)。


今日は行けなかったけど、土曜日には行ってみたいなぁ。

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by kiyotayoki | 2011-10-18 22:51 |

解体目前のお蔵を見学 その2

夏目漱石の『吾輩は猫である』の初版本の挿し絵を描いたことで知られる中村不折の
書庫蔵を見に、根岸(台東区)へ行った時のこと。

見学会の発起人である奥村さんの案内でお蔵のあるお宅へ行ってみると、
家の前に一匹の猫がおりまして、僕らを先導するように家の中へ入っていくじゃありませんか。

「あの猫は?」
と、家主さんに聞いてみると、外で飼っていた猫(外猫)だとおっしゃる。
引っ越しのために大方の荷物は新居であるマンションへ運んであったのだけど、外猫を連れて行くわけにはいかない。
誰かもらい手を探しているのだが・・・・とのことだった。
名前は、近所のおばさんが「ゴンゃん」と呼んでいたので「ゴン」なのかな。それとも「ゴン太」?

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漱石の『吾輩は猫である』の主人公は「名前はまだない」とあったから名無しだったけど、
こちらはちゃんと名前がついている。
しかも、すこぶる人懐っこい子で、見学者みんなにすり寄ってくる。
とってもイイ子なのだ。

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だけど、マンション住まいになる家主さんはゴンちゃんは飼えないという。
その上、この家は10月になったら解体されてしまうから、
ゴンちゃん、家ナシになってしまうのだ。
いや、解体がこの家だけなら、近所の人に餌をもらえるからまだいいかもしれないが、
道路拡張のために路地の向かいのアパート数件も
同時に解体されてしまうから大変だ。
外猫ゴンちゃんの生活圏がほとんど失われてしまうんだもの。

お蔵の解体は残念だけど、
ゴンちゃんはこれからの生活がかかっているからもっと深刻だ。
思わず連れて帰ろうかと思ったくらいだったけれど、
我が家には毎日開閉自由のキャットドアをすり抜けて
ご飯をもらいにくるチャットくんがいる(他に雄のノラ猫2匹)。
チャットくんは生粋のノラで喧嘩っぱやい雄猫だ。雄猫同士、うまく行くとは思えない。

かといって家の中だけで飼おうとすると、キャットドアに鍵をかけなきゃいけなくなるし、
今まで外猫として自由に暮らしてきたゴンちゃんとしても窮屈だろう。

そう考えて、ゴンちゃんを連れて帰りたいという思いを引っ込めてしまったのだけど、
それでも気になるのはゴンちゃんのこれからの身の振り方だ。


どなたか、漱石由来(?)の猫ちゃんを飼ってやろうという心の広い方はいらっしゃらないかなぁ。
いらっしゃるといいんだけどな。
もし手をあげてくだされば、家主さんに了解をもらって僕が責任をもってお宅までお届けしますので。


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                      シッポが長いところも、不折の絵に似てるでしょ(^^ゞ
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by kiyotayoki | 2011-09-27 10:18 |

解体目前のお蔵を見学

以前、当ブログでご紹介した中村不折の書庫蔵の見学会に参加してきた。

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中村不折というのは、夏目漱石の『吾輩は猫である』の初版本で挿し絵を描くなど、明治から昭和にかけて活躍した画家・書家。
その自宅の庭に建てられていたという書庫蔵が“発見”されたとの記事が新聞に載ったのは今月14日のことだった。

なぜお蔵が“発見”されたのかというと、まず不折が根岸の別の所へ引っ越してしまったため、蔵のことは忘れ去られてしまっていた。
また床面積が小さい上に、別の方が新しく建てた家に飲み込まれるような形になってしまった。
しかも、その姿は道路側からはまったく見えなかった。
そして、そこに家を建てて長らくお住まいだった方も、その蔵の由来についてはよくご存じでなかったため。

そのお蔵を発見したのは、地元根岸の歴史を研究していらっしゃる「根岸子規会」の会長・奥村さん。
この方が江戸時代から続く老舗の豆腐店笹の雪のご主人だということを知ったのは見学会が終わった後だった。

実はこのお蔵、奥村さんによって“発見”されなければ誰にも知られることなく壊されていたところだったのです。
というのも、この地区で行われている道路拡張工事のために、来月(10月)にも家ごと姿を消すことになっていたからだ。
幸運だったのは、奥村さんが地元・根岸をこよなく愛する方で、不折についてもとても詳しい方だったこと。
なので、現在の家主さんから「うちの土地には昔、有名な画家が住んでいた」と聞いて「その画家とは不折ではないか」ピンときたんだという。

けれどもはや工事を止めることはできないし、台東区が蔵を保存してくれる見込みもない。
だけど、せっかく発見した蔵が解体されるのを座して待つだけではなんとも忍びない。
そこで奥村さんの発案で、不折ファンを対象にした蔵の見学会が催されたというわけ(昨日と今日、計4回)。

午後1時半からの見学会に集まったのは老若男女15人ほど。
(ほとんどの方が不折や正岡子規のファンで、お蔵目当てで参加したのは僕だけだったかも^^;)

区の集会所で家主の方や不折のお孫さんから貴重なお話をうかがったり、奥村さんに不折に関するレクチャーを受けた後、いよいよお蔵見学に出発。

こちらが、狭い裏庭から眺めたお蔵の外観。

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それを内側から眺めたのがこちらの画像。
来月の取り壊しに備えて、家主さんは引っ越しを終えられていたのだけれど、
つい先日までは納屋としてお使いになっていたらしい。

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蔵の床面積は二畳ほどと、とても狭かったけれど、お蔵の形態はちゃんと残っておりました。
引き戸などは、建てられた当時(明治38年頃)のままなんじゃないだろうか。

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これが来月には壊されてしまうと思うと、なんとも忍びないし残念なのだけれど、
奥村さんによると、部分的には中村不折の書を収蔵する書道博物館に保存される予定なのだとか。


そうそう、もうひとつとても気になることがあったのだけど、
まとめる時間がなくなってしまったので、それは次の機会に・・・。
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by kiyotayoki | 2011-09-26 12:13 |

中村不折の書庫蔵 民家が「内蔵」 

今朝、新聞をめくっていたら、ある記事に目が釘付けになった♪

夏目漱石の小説「吾輩は猫である」の初版本(1905年出版)で挿絵を描くなど、
明治から昭和にかけて活躍した、画家・書家の中村不折(ふせつ)が、
自ら収集した大量の資料を保管するために建てた明治時代の貴重な蔵が、台東区根岸で発見された

というのだ。

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「吾輩は猫である」の挿絵っていうと、これ、これです。この絵は子供の頃から馴染みがありますよね。
その中村不折さんの蔵が根岸で発見されたというんだから、自称“蔵見ニスト”の僕的にはかなりのビッグニュースだ。

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可愛らしいお蔵だこと!
重そうな家を背負わされているけど、ま、壊されるよりはね。
蔵の床面積は2畳程度で、高さは約2メートル。
とはいえ、大谷石でつくられているっていうんだから本格派だ。
記事によると、
かんぬきや錠前などは、ほぼ建造時のままで残されていたとのこと。
だけど、あらら、この蔵、道路拡張工事による住宅の改築工事のために
10月にも取り壊される予定なんだそうだ。
郷土史家や不折の親族は「蔵の一部だけでも後世に残せれば」と保存方法を模索しているんだとか。

なんと、発見されたと思ったら、もう壊されちゃうのかぁ(T_T)。

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明治時代のお蔵が残っていたなんて、さすが根岸という感じ。
こんなにコンパクトなんだし、どこかへ移築して保存する方法もあるんじゃないだろうか。

見学会もあるようなので、一度ぜひ現物を見てみたいもの。

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by kiyotayoki | 2011-09-14 11:51 |