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映画の心理プロファイル

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『前世歴解析機』

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昨日作った『ココロ成分解析』は中途半端な出来だったので、新たに『前世歴解析機』というのを作ってみました(^^;。
自分がどんな前世をたどってきたのか、どの前世が今の自分に最も影響を与えているかを解析できちゃう(??;)というもの。

前世歴解析機

さっそく「kiyotayoki」でやってみました。自分で作っても、どんな結果がでるのかわからないところがワクワクしますね、コレ。

48%は司馬遷で出来ています
39%はエジソンで出来ています
8%はジャワ原人で出来ています
4%はオローリンで出来ています
1%は北京原人で出来ています

へえ~司馬遷。「史記」を書いた中国の人ですよね。歴史に強いかなぁ。
エジソン。発想力は豊かかなぁ。
しかし、ちゃんと原人だった前世もあるんだなぁ(^^;。
ちなみに、オローリンというのはケニアで発見された600万年前の猿人の化石につけられた名前です。きゃっ、猿人だった時もあったのね。

この解析機は、少しは楽しめるかも。

付記
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by kiyotayoki | 2006-04-30 11:19 | 閑話休題

『ココロ成分分析』

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サンタパパさんちにうかがったら、
自分でもオリジナルの成分分析が作れるとあったので、試しに『ココロ成分分析』というのをつくってみました。

『ココロ成分分析』

でもって、さっそくkiyotayokiでやってみたところ、

54%は固着でできています
23%は神経症でできています
9%は憂鬱でできています
8%アニマでできています
6%アニムスでできています

「固着」っていうのは、過去にとらわれた状態であるってこと(^^;。
いゃあ、自分で作っておいてナンですが、ショボォォ~ン。
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by kiyotayoki | 2006-04-29 17:15 | 閑話休題

『Vフォー・ヴェンデッタ』(2005 英・独)

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原題:『V FOR VENDETTA』(132分)
監督:ジェームズ・マクティーグ
脚本:ウォシャウスキー兄弟
音楽:ダリオ・マリアネッリ
出演:ナタリー・ポートマン
    ヒューゴ・ウィーヴィング
    スティーヴン・レイ
    ジョン・ハート

最近やたら多い“コミック”が原作の近未来SFです。
舞台は独裁的な政権が国民を支配・コントロールする近未来のイギリス。
この舞台設定で思い出すのは、トリュフォーの『華氏451』(1966)。ブラッドベリ原作で活字の存在しない近未来の思想管理社会を描いた作品でした(華氏451度を摂氏に直すと233度。これは紙が発火する温度なんですよね)。舞台は同じイギリス。
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似たような設定の映画は他にもあります。
『1984』(1984)もそう。こちらはオーウェル原作で、やはり全体主義政府に支配された英国社会を描いています。
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面白いのは、この映画で支配される側だったジョン・ハートが『V~』では支配階級のトップを演じていること。しかも、『華氏451』と『1984』のどちらにも出ている英国人俳優シリル・キューザックの娘シニード・キューザックが『V~』に出てる(きゃっ、マニアック)。
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な~んてことを書くと、使い古された設定だから二番煎じかなと思うかもしれませんが、これが結構イケるんです♪
なにしろ、独裁国家を破壊するために暗躍する謎のテロリスト“V”のキャラが際立ってる。
夜間外出禁止令を破ったイヴィー(N・ポートマン)が危機に陥った時、助けてくれたのはVでしたが、だからといってVは“正義の人”ではありません。かつて自分を強制収容所送りにし人体実験に使った者たちへの復讐心で煮えたぎっている男なのです。復讐を遂げるためには助けたイヴィーでさえ手駒として使う、そんな冷酷な一面を持つダーク・ヒーロー、それがV。
だけど、エプロンをつけてイヴィーに朝食を作ってくれるお茶目で優しい一面も垣間見せます。その朝食、トーストの上に卵(?)を落として、それをフライパンで表裏焼いたものなんですが、料理名ってあるのかなぁ。
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仮面をかぶっていることもあり、『オペラ座の怪人』とキャラがシンクロしてる感じ。一度も仮面を取ることはありませんが、演じているのは『マトリックス』のエージェント・スミスでお馴染み、ヒューゴ・ウィーヴィング。
こっちの映画でもちゃんと増殖してくれます(^^。

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そのVにからむイヴィーも、ナタリー・ポートマンの熱演でちゃんと立ったキャラになっています。このところ立て続けに印象的な役をやってる彼女ですが、まだ24歳なんですね。これからの活躍がますます楽しみな女優さんになりました♪

まだ始まったばかりの映画なので内容についてのコメントは控えたいと思いますが、GWに映画を観に行こうと思っている方にはオススメの1本ですよ(^_^)v。
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by kiyotayoki | 2006-04-28 12:57 | 映画(は行)

『Vフォー・ヴェンデッタ』を観た♪

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原題:『V FOR VENDETTA』(132分)
監督:ジェームズ・マクティーグ
脚本:ウォシャウスキー兄弟
音楽:ダリオ・マリアネッリ
出演:ナタリー・ポートマン
    ヒューゴ・ウィーヴィング
    スティーヴン・レイ
    ジョン・ハート

六本木ヒルズに入っているTOHOシネマズが3周年記念で今週火水木の3日間、すべての映画の料金が1000円♪になるというので、水曜日この映画を観てまいりました(3連チャンしたかったけど他の日は残念ながらNG)。

予備知識としては、ナタリー・ポートマンが丸刈りにされちゃうこと。そして、ブキミな仮面をかぶった怪人が登場すること。この2点だけでも観るべき映画のトップにランクイン♪
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ナタリー・ポートマンは『レオン』以来、成長を見守ってきた女優さんだし、“仮面”が出てくるとあっては観ないわけにはいきません。
なにしろ、こう見えてもワタクシ『仮面(ペルソナ)学会』の筆頭幹事を務めておりますし。
なあんてね。『学会』なんてタイソウな名前をつけちゃってますが、会員数はたった3人の小所帯(^^;。
「人は誰でもナイーブな自我を守るために仮面(ペルソナ)をつけて生きている」って言ったのは深層心理学者のユングですが、せっかくつけている仮面、有効利用しない手はない。その有効利用法を考え実践し、人生を何倍も楽しもうというのが“学会”の崇高な理念でござりまする。
ただ、世知辛い世の中ゆえか、“学会”のPR不足のゆえか、会員数は相変わらず発足時と同じという体たらく。
どなたか、入会したいという奇特な方はいらっしゃいませんか。ただし、入会しても特典はな~んにもありませんけれど(^^;。

それはそうと、渋谷の東急本店その他で今日(4月27日)から『'60s東京グラフィティ』というイベントが始まったそうですね。
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なんでも『大脱走』でスティーブ・マックィーンが乗ったバイク(レプリカ?)とか、『007』で使われたボンドカー・トヨタ2000GTなんかが展示されているんだそうな。
屋上では60年代の映画を星空の下で観ようってイベントもあるんだとか。60年代に少年期・思春期を過ごした者としては、なんかムズムズしてきます。

あ、肝心の『Vフォー・ヴェンデッタ』のことを書くのを忘れておりました。
えーとえっと、それは次回ということに・・・(^^;)
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by kiyotayoki | 2006-04-27 17:29 | 映画(は行)

俳優そっくり犬 vol.42

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お久しぶりの『俳優そっくり犬』。
今日の“俳優”は個性派スティーヴ・ブシェミ。
初めてこの人を見たのはコーエン兄弟の『ミラーズ・クロッシング』(1990)だと思うけど、ちゃんと意識して見たのはやっぱり『レザボアドッグス』(1991)かな。
「やる気、元気、イワキ~↑」ってのがキャッチフレーズの代議士がいますが、この人だったら「ブキミ、イヤミ、ブシェミ~↓」かな(^^;。

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だけど並びの悪い歯はチャームポイント。母性本能をくすぐるタイプでもあります。
さて、今日のそっくり犬は・・・。

表情で似せてます犬
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by kiyotayoki | 2006-04-25 10:56 | 俳優そっくり犬

『シンデレラマン』(2005 米)

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原題:『CINDERELLA MAN』(144分)
監督:ロン・ハワード
脚本:アキヴァ・ゴールズマン
    クリフ・ホリングワース
音楽:トーマス・ニューマン
出演:ラッセル・クロウ
    レニー・ゼルウィガー
    ポール・ジアマッティ
    クレイグ・ビアーコ

若い頃は誰にでも夢があって、平凡な人生は送りたくないと思ってる。
ただ現実は厳しくて、夢は夢のままで終わってしまうことが多いもの。
かくして人は、平凡な生活の中に小さな夢や希望を見出すようになっていく。
地道な仕事につき、それ相応の伴侶を見つけ、子どもを産み育て・・・。
でも、そんな平凡な生活さえできなくなったら、奪われたら、いったい人は何に夢や希望を見出せばいいんだろ。

この作品は、そんな境遇に追い込まれた実在のボクサーの不屈の復活劇。
同じ境遇に身をおく身も心も荒んだ人々はそんな男に夢や希望を見出し、彼を「シンデレラマン」と呼ぶようになったのでした。
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男の名はジム・ブラドック。
物語が始まる1928年(調べたらジムは当時21歳)、将来を嘱望されていたジムは向かうところ敵なし。翌年にはライトヘビー級の世界王者のベルトに挑戦します。妻や子にも恵まれ順風満帆な日々。
が、そこが人生の頂点でした。判定負けでベルト奪取に失敗したジムは、人生の坂道を一気に転がり落ちていきます。拳を痛めて満足な試合ができなくなった上に、世界を襲った大恐慌で蓄財を失ったジムは家族と共に一戸建てからボロアパートの地下室に引っ越しを余儀なくされてしまうのです。

それにしても、大恐慌前後を舞台にした映画って多いですね。しかも秀作が多い。前回ご紹介した『紅の豚』もそうだし、『ペーパームーン』(1973)や『アラバマ物語』(1962)、それから『シービスケット』(2003)もそう。
夢のない時代だからこそ、微かな光明を求めてもがく人がいる。自己を自分でも驚くほど輝かせる人がいる。だから、なのかな。

ジム・ブラドックもそのひとり。頼みの綱のライセンスを剥奪されても、日雇いの仕事にさえあぶれてもジムの心は折れません。いや、折るわけにはいかなかった。なぜ?彼には守るべき家族が、妻と幼い3人の子どもたちがいたから。
なあんて、文字で書くと簡単だけど、実際は並大抵の苦労じゃなかったんだろうな。今も“格差社会”という言葉をよく耳にするし、それを実感することもあるけれど、この時代の格差は桁違いですものね。事実、ジムは家族さえ守れない現実に何度も打ちのめされます。
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止められた電気を回復させるため、家族を取り戻すためにプライドを捨て物乞いまでしたジム。その人生に再び光がさし始めたのは1934年。調べたら29歳の時です。“調べたら”っていちいち書くのは、見ている時は30代後半かと思っていたから(^^;。
元マネージャーのジョー(P・ジアマッティ)が一夜限りの復帰試合の話を持ち込んできたのです。

相手は世界ヘビー級2位の伸び盛りの若手選手。怪我をした選手の代役でファイトマネーはたった250ドル。散々打ちのめされリングに這いつくばるのがオチなのに、それでも引き受けたのはもちろん家族のため。そして、憧れのマディソンスクエアガーデンで引退試合ができるという思いからでした(映像を見て初めて知りましたが、当時マンハッタンには市電が走ってたんですね♪)。

興奮したアナウンサーが「雪崩と闘うブラドック!」と形容した試合。
けれど結果は、ジム・ブラドックの3ラウンドKO勝ち。
奇蹟?いや、ボクシングにしろ何にしろ一発勝負の格闘技はハングリーなほうが勝つといいますから必然だったのかも。
この勝利が不屈の復活劇の序章となり、最終章までリング上の闘いが熱く、壮絶に繰り広げられていくことになります。
ボクシング映画といえば『ロッキー』ですが、試合のシーンは案外短いんですよね。「あれじゃ消化不良だよ」とお思いの方は是非。家族愛だけでなくリング上の闘いもたっぷり堪能できる作品です。
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《印象に残った台詞》
     「リングでの苦しみなら耐えられる
                 (再起に際して妻のメイを説得した言葉)

《心理マメ知識》
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この映画で儲け役、マネージャーのジョー・グールドを演じているポール・ジアマッティ。
彼がジムのボクサー・ライセンスをコミッショナーから取り戻すために使った心理テクニックは『転用』と呼ばれるもの。
「あんな年をとったボクサーはもうだめだ」
年をとったボクサーだからこそいいんです!」
人はいったん拒絶すると安心するためか、さらに言い返されると2度目の拒絶がしにくくなるんですね。相手の拒絶を受けて「だからこそ」と返すと、交渉事が案外うまくいく、かも♪
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by kiyotayoki | 2006-04-24 06:51 | 映画(さ行)

居候猫ミミ


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              居候
                  二ヶ月目には
                           長~くなり      
     

おまけ
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by kiyotayoki | 2006-04-23 14:35 | 閑話休題

『宮崎駿の雑想ノート』

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今日になって、「あ、あの本を持ってたんだ」と思い出し、本棚の奥から引っぱり出してきました。
それがコレ。『宮崎駿の雑想ノート』(大日本絵画)というムック本です。
1984年から約10年ほど、模型雑誌に断続的に連載されていた雑記&イラストをまとめたもので、『紅の豚』はこの連載から生まれたんだとか。

だけど、昨日けいこさんに「宮崎駿さんとブタさん(ポルコ)が似てる」と指摘してもらうまで、すっかり忘れておりました。お恥ずかしい(^^;。

この本を読むと、宮崎さんの軍事的なことや武器などに対する造詣の深さ、思い入れの強さを知ることができますが、だからって決して右よりの思想の持ち主ではない、と本人も書いてらっしゃる。

元々、男の子はピカピカしたもの、硬いもの、複雑な形をしたものが大好きなんですね。だから、車とか飛行機とかメカニカルなものにハマりやすいし、マニアックになりやすい。人間味のないものほど好む傾向がある。
女の子は逆で、より人間味のあるもの、ふわふわして柔らかくて、人肌が感じられるもの。たとえば人形やぬいぐるみ、小動物に惹かれやすい。
これは、心理というより、男と女の性的(生物学的)な役割の違いからくるものなんでしょうね。

その点に関してはそれほど“男の子”っぽくないボクでさえ、飛行艇にはハマりましたもの。とにかく子持ちシシャモみたいな、あの不格好な形がいいんです。

お台場にある船の科学館の入り口に、一昨年まで戦争中に日本軍が使っていた『二式大艇』って大きな飛行艇が展示されておりました(今は鹿児島の某所に展示されているとか)。アレが海から飛び立つところを一度でいいから見たかったなぁ。
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by kiyotayoki | 2006-04-21 23:40 | 閑話休題

『固有名詞バトン』

samurai-kyousukeさんから『固有名詞バトン』というのをいただきました。
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指定されたお題(固有名詞)は『宮崎駿』。
悩んでいても仕方がないので、さっそく♪

●PC・本棚に入っている【宮崎駿】
数ある宮崎作品の中でこのブログで取り上げたのは『紅の豚』と『魔女の宅急便』だけ。2作のどっちが好きかと問われれば、もちろん『紅の豚』♪
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男のロマンとダンディズムの世界が心地よく描かれている上に、キザなセリフにうっとり(ex「戦争で稼ぐ奴は悪党さ。賞金稼ぎで稼げねえ奴は能なしさ」)。しかも、大好きな“飛行艇”による空の散歩も、そして空中戦も楽しめる。17歳のフィオとブタのおっさんポルコの淡い恋物語、これがまた良いのです(もうベタホメ^^;)。 

●今、妄想している【宮崎駿】
宮崎駿は、個人的には“空への憧れ”と同義語。
『紅の豚』のポルコの愛機フォルゴーレ号でアドリア海をスゥーイスイと飛び回りたいッ♪

●最初に出会った【宮崎駿】
宮崎駿と意識して観たのは『ルパン三世 カリオストロの城』(1979)でした。
宮崎作品のルパンは顔が醤油顔で、他作品のルパンより眼差しが優しげですよね。

●特別思い入れのある【宮崎駿】
宮崎駿さんに思い入れはあまりないので、宮崎作品の女性キャラの中で思い入れがある人を選ぶと、やっぱり『紅の豚』のフィオかな。
島のアジトで空賊たちに囲まれてポルコが危機に陥った時、その危機を救ったフィオはすこぶる健気でカッコよかった♪
「おじいちゃんが言ってた。飛行艇乗りほど気持ちのいい男たちはいないって。
それは海と空の両方が奴らの心を洗うからだ。
だから、船乗りより勇敢で、岡の飛行機乗りより誇り高いんだって」
その言葉に、血気にはやっていた空賊たちもシュン。

●次にバトンをお渡ししたい方と「お題」
これが一番難しいですね。
どなたかこのバトン、受け取っていただけませんか。
受け取ってもらえるのであれば、勝手ながら「お題」を出させていただきますので(^^;。
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by kiyotayoki | 2006-04-20 22:31 | 閑話休題

『勝手にしやがれ』(1959 仏)

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原題:『A BOUT DE SOUFFLE』(95分)
監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール
原作:フランソワ・トリュフォー
音楽:マルシャン・ソラル
出演:ジャン・ポール・ベルモンド
    ジーン・セバーグ
    ダニエル・ブーランジェ
    ジャン・ピエール・メルヴィル

映画ポスターが威力を発揮していた時代のこと。
ビデオデッキなんてものが一般家庭にはまだ普及していなかった頃のことです。壁に貼ったポスターを眺めては「一度観てみたいなぁ」とため息をついていた、そんな映画の1本がコレ。
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監督がヌーヴェルヴァーグの旗手ゴダールであることなんてどうでもよく、観たかったのはいつもふてくされたような顔をしてるベルモンドがどんな生き様を見せるのか。そしてそれより何より見たかったのは髪をヴェリーショートできめたジーン・セバーグでした♪
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ジーン・セバーグ演じるパトリシアはパリ留学中のアメリカ人。新聞社でアルバイトをしているらしい彼女は、シャンゼリゼ大通りで「ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン」と叫びながら新聞を売り歩いています。
そこへふらりとやってきたのがベルモンド扮するミシェル。ミシェルは自動車窃盗の常習犯。なりゆきで追ってきた白バイ警官を射殺し、パリに逃げ戻ってきた模様。でも、そんなことはお首にも出さず、ミシェルはパトリシアとの関係を復活させようと口から出まかせのウソを並べ立て続けます。それをさらりとかわすパトリシア。

とにかくこの映画の登場人物たちは、ふらりと出会ってはさらりさらさらと別れていきます。そして、それにぴったりな唐突で断片的な映像処理。映画が独特のクールなムードを醸し出しているのはそのあたりが原因かな。

パトリシアが滞在しているのは、カルチェラタンの古いアパルトマン(ホテル?)。帰ってくると、フロントに鍵がない。で、部屋のドアを開けてみると、ミシェルが裸で毛布にくるまっている。それを見て驚きもしないパトリシア。
このあと、ミシェルの執拗な「寝よう」攻撃をパトリシアはするりするりとかわしながら、タバコを吸ったり、レコードをかけたり、ルノアールの絵を壁に貼ったり・・・。やりたがってるミシェルも決して無理強いはしない。このあたりがベッドで裸になったら即やることをやっちゃうアメリカ映画との違いかな。だけど、結局やることはやっちやうんですけどね(^^;。次のシーンでは、パトリシアはちゃっかりミシェルのYシャツをパジャマ代わりにしてシーツの中から這い出してきますし(右上の写真)。

パトリシアがなかなかミシェルを受け入れなかったのは、本当に愛しているのか、愛されているのか自信が持てなかったから。その迷いは最後まで解決できず、パトリシアはミシェルの正体を知ってしまったこともあって警察に彼の居場所を知らせてしまいます。密告したことをミシェルに告げれば、彼は警察を恐れて自分の前から姿を消してくれるだろう。そうすればもう悩まなくてもすむ・・・、そう考えての行動でした。
ところが・・・。

《印象に残った台詞》
ミシェル「1秒だけ待っててくれ」(と、走り去る)
パトリシア「フランス人は5分を1秒っていうのね

ミシェル(パトリシアの首に手を当てて)
     「8秒待って笑わなきゃ、絞め殺す

  ※1秒とか8秒とか、半端な数字は相手の記憶に残りやすい。
      これ、ピーク・テクニックといって結構効果があるんですよね。

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by kiyotayoki | 2006-04-18 21:03 | 映画(か行)