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映画の心理プロファイル

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『スモーキン・エース』(2006 英・米)

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原題:『SMOKIN' ACES』(108分)
監督・脚本:ジョー・カーナハン
音楽:クリント・マンセル
出演:ライアン・レイノルズ
    レイ・リオッタ
    アリシア・キーズ
    アンディ・ガルシア
    ジェレミー・ピヴェン

「昔からよく見る顔なのに名前さえ知らない」という俳優さんが何人もいる。

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そのひとりが、この人。
脇役としては結構目立ってるわりに、名前を覚える気が起きない人。っていうか、その気にさせない人(^^ゞ
ジェレミー・ピヴェンって名前だったんだね。
日本人の俳優さんでいうと、『建もの探訪』の渡辺篤史みたいな風貌の持ち主。やつれた顔をしてるのは、マフィアから命を狙われ憔悴している上に、ヤクのやり過ぎで心臓が弱っているせいです。
役柄は、ラスヴェガスの人気マジシャン。だけど、お世辞にも手先が器用とは言いにくい^^;。
でも、誰がこの映画で一番熱演しているかというと、この人だと思うんだな。
それも、主役のライアン・レイノルズや、レイ・リオッタにアンディ・ガルシア、きれいどころのアリシア・キーズ、そして、ムムムな役のベン・アフレックをさしおいて、だ。

ま、それだけ、この映画が「役者の演技で魅せる作品」ではない、ということの証でもあるんだけれど(^~^ゞ。

見せ場はやっぱり銃撃戦。
マジシャンの首にはマフィアから100万ドルの賞金がかけられていて、それを目当てに世界中から手練れのヒットマンたちが続々と男の籠もるタホ湖のホテルに集まってくる。
一方、FBIも、司法取引を餌にマジシャンからマフィア壊滅の情報を得ようとホテルへやってくる。
で、みんなが一点でかち合っちゃう!

壮絶な銃撃戦の末に生き残るのはいったい・・・・

・・・・だけど、見終わっての収穫は、なかなか覚える気にならなかった俳優さんの名前が頭に残っただけというのは、う~ん、なんだかなぁ(^~^;。

でもまあ、そういう映画があってもいいんだけどね。
(パーツごとに見ると、面白いところはいくつもあるし^^)

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タホ湖って
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by kiyotayoki | 2008-03-30 16:49 | 映画(さ行)

転倒、奇跡の着地♪ ・・・と思ったけど

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快晴だった昨日、
春の日差しと風を全身で味わいたくて、自転車で仕事先へ出かけた。

あ~、気持ちいいなぁ。

と、思ったのも束の間、慌てて急ブレーキをかける羽目になった。
T字路を右折しようとしたら、直進してきたおばさんの自転車とぶつかりそうになったのだ。

指に力をこめた途端、前輪だけが制動。
後輪が跳ね上がって、もんどり打って体が宙に舞った。

ぞっとした。
2年ほど前、似たような状況で転倒して、
左手の中指を脱臼するという痛い目に遭っていたもんだから(^^;。
だけど今回は、指は無事だった。ハンドルを握ったままだったので。

まず地面に当たったのは右肩。で、ドン、ゴロンと一回転した。
(どんな風に転んだか、誰かが撮影してたら見たかったなぁ^~^;)

「大丈夫ですかっ、大丈夫?」
おばさんが何度も叫んでる。

そう訊かれると、ダメですとは言いにくいんだよね。
それに大丈夫ってところをアピールしたくもなっちゃう。
で、痛がってる暇もなく、立ち上がって、「平気です、平気」と、笑顔を返した。
アスファルトに打ちつけた肩以外はあんまり痛くなかったし、出血もしていなかったし。
派手に転んだわりには案外、うまい着地の仕方をしたみたいだ♪
強打した肩だって、服は破けていなかったし、触ってみても骨折していたり出血している感じはなかった。

それで、互いにホッとして、会釈してそれぞれの方向へ走り出したんだけど、
人間にダメージが少なかった分、自転車がいかれちゃったみたいで、ハンドルは曲がっちゃうわ、チェーンは外れちゃうわで、結局、自転車屋まで押していくハメになった。

だけど、おおごとにならずに済んでよかった。
これで怪我でもしてたら、また不自由な暮らしをしなくちゃならない。
あ~よかった。

・・・と思ってたら、甘かった。
今朝、目が覚めて伸びをしようとしたら、イテテテッ。

右肩の打ち身、やっぱり平気じゃなかったみたいです(;^_^A。
今日一日は、湿布をして様子をみようかな。
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by kiyotayoki | 2008-03-27 14:22 | 閑話休題

『スルース』(2007 米)

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原題:『SLEUTH』(89分)
監督:ケネス・ブラナー
原作戯曲:アンソニー・シェイファー
脚本:ハロルド・ピンター
音楽:パトリック・ドイル
出演:マイケル・ケイン
    ジュード・ロウ

ジュード・ロウはマイケル・ケインの熱烈なファンみたいだ。尊敬もしてるし、なにより大好きなんでしょうね。
ちょっと前には、マイケル・ケインが若い頃主演した『アルフィー』のリメイク版でケインの役に挑戦していたし、今回は制作も兼ねたこの映画で自ら求めて共演も果たしちゃったし。
ちなみに、この映画でジュード・ロウが演じるのも、1972年に公開されたオリジナル版『探偵〈スルース〉』でマイケル・ケインが演じた役。
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一方、マイケル・ケインが演じるのは、オリジナルでは名優ローレンス・オリビエが演じた役。
原作が戯曲だけあって、2人は出ずっぱり(2人以外に出るのは、この映画の脚本も書いてるハロルド・ピンターだけ)。
丁々発止のやりとりが続くからセリフも多いし、見てる人を飽きさせないだけの演技力も要求される。ま、役者冥利に尽きる役なんですね。

オリジナル版を観たのは多感な十代の頃だったし、オリビエとケインの演技合戦に圧倒されたし、二転三転するストーリーに魅了もされた。
またオリビエ翁の住む家がからくり屋敷か個人ミュージアムみたいで、そのセットを眺めているだけでも飽きなかった。

リメイク版は、さてオリジナルを超えられるのだろうか。
その興味があったので、満を持して観てまいりました。
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結果は、う~ん、オリジナルは超えられなかったかなぁ(ずいぶん前に観たっきりなので、オリジナルを見直したら評価が変わるかもしれないけど^^;)。

ケインも、ロウも十分魅力的だし、オリジナルに負けない演技をしてます。
ケインの屋敷も、外観は古城のようで、室内は007の宿敵スメルシュの秘密基地のような内装でいい感じ。

ただ、リメイク版は、案外アッサリしてるんです。
オリジナルが128分あったのに、リメイクは89分と、約30分も短いから、そりゃアッサリもするでしょうね。
昔みたいにのんびりまったりした演出は、現代では好まれないということもある。

ひとりの女を巡って、夫である老いた推理作家と浮気相手の若い無名の俳優が、互いに罠を張り巡らせて危険な心理戦を繰り広げる・・・というストーリーを知っているだけに、リメイク版にちょっと辛口の点数をつけがちになるのはやむを得ないところ・・・ではあるんだけど、かなり改作された後半部分が「今風な味付けにしてみたんだろうけど、ちょっとなぁ」って感じなのです。

だけど、オリジナル版の後半部分がどういう展開だったか、もうあんまり覚えていないんだよね。これはやっぱりオリジナル版を観直すしかないかな。

まだDVD化されていないというし、
公開を記念して、どこかでやってくれないかな、オリジナル版。

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by kiyotayoki | 2008-03-24 22:40 | 映画(さ行)

桜咲く♪

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ニュースで、静岡、熊本に続き、
東京でも桜が開花した
と報じていた。

そこで、

たまたまだけど隅田川の川沿いへ行ったので、桜並木の蕾の状態を観察してみた。

すると・・・

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おおっ

なるほど、ちらほらと咲いてるじゃありませんか。

今年もまた花見の季節がやってきちゃったんだなぁ(^~^。

新宿御苑では・・・
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by kiyotayoki | 2008-03-22 16:49 | 閑話休題

『魔法にかけられて』(2007 米)

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原題:『ENCHANTED』(108分)
監督::ケヴィン・リマ
脚本:ビル・ケリー
音楽:アラン・メンケン
Na:ジュリー・アンドリュース
出演:エイミー・アダムス
    パトリック・デンプシー
    スーザン・サランドン
    ジェームズ・マースデン
    ティモシー・スポール

今までに、ありそうでなかったディズニーによるディズニー作品のセルフパロディ映画です。
パロディというと安っぽいイメージがあるけれど、ちゃんとしたエンターテイメント作品に仕上がっていて楽しめたし、あるシーンでは個人的な思い出が蘇って思わず熱いものがこみ上げてきた(^^;

オープニングが仕掛け絵本で始まるところも、個人的に高評価(^~^。

悪い女王に騙され、おとぎの国アンダレーシア(アニメーション)から現実世界(実写)に追放された心優しいプリンセス・ジゼルが現代のニューヨークで大騒動を繰り広げるお話。
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おとぎの国の原型は『眠れる森の美女』かな?
特に、スーザン・サランドン演じる悪い女王の身なりは、まさに『眠れる~』のマレフィセントとそっくり。

笑っちゃったのは、太っちょ侍従のナサニエル。
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この役は現実世界ならティモシー・スポールがピッタリだなと思ったら、まさにその人が出てきちゃったもんだから(@ε@⇒。

でも、それより何より役柄にピッタリだったのが、主人公のジゼルを演じたエイミー・アダムスでありましょう。
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samurai-kyousukeさんも書いていらっしゃったけど、このエイミー演じるジゼルが思いの外キュートなのです。
今どきの美人というより、ちょっとクラシカルな、60年代っぽい美人のエイミーさん(だから『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002)』にも抜擢されたのかな。あれもその時代の映画だし)。
そんな彼女が、疑うということを知らない純粋無垢なお姫様をイヤミにならずコミカルに演じていた。
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劇場が笑いに包まれたのがこのシーン(→)。
突然、NYの五番街に放り出されたジゼルは、ひょんなことからバツイチ子持ちの弁護士の家に居候することになっちゃうんだけど、翌朝、ジゼルったらいつの間にか花嫁衣装から普段着のドレスに着替えてる。
「えっ、旅行カバンも持ってないのに、なぜ?」
と思う間もなく、その謎解きがなされるんだけど、そこで場内爆笑となった。
さて、ここでクイズ。
ジゼルはどうやって新しい服を手に入れたんだと思います?
(画像にちょっぴりヒントが写ってますが^~^)

一度恋に落ちたら永久(とわ)の愛が約束されているおとぎ話の世界の女性ジゼルと、永久の愛など信じないし信じられない離婚専門の弁護士ロバート(この設定も上手いネ)。
しかも、ジゼルには運命の人であるエドワード王子がいるし、ロバートにも恋人がいる。
かみ合うはずのない2人。だけど、そんな2人の歯車がカチッとかみ合う瞬間がやってくる。
そのかみ合うきっかけが面白かった。
というのも、そのきっかけが、ジゼルが初めて覚えた怒りの感情だったから。

おとぎの国の世界のお姫様って、喜と哀と楽の感情はあるけど、怒の感情とは無縁みたいなんだね。そんな無縁だった感情を初めて味わったジゼルはパニックを起こしちゃう。
きっと心臓が高鳴ったに違いない。
その心臓の高鳴りが、ジゼルの恋心に火をつけたんじゃないかな。
心理実験でも確かめられているけれど、人って勘違いしやすい生き物で、興奮したための心臓の高鳴りを恋をした時のときめきと混同しちゃうことがよくあるからです。

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映画を観ていて、僕もジゼルのように心臓がバクバク高鳴ったシーンがラスト近くにあった。
それは、そのシーンが5年前の思い出と重なり合ったせいでもある(ネタバレにもなるので、どんなシーンかは書けないけど)。

おとぎ話の奇跡は、現実ではやっぱり起こり得ないんだな・・・。

たまたまだけど、今日は、その5年前の思い出の日、
亡妻と永久の別れをした日でもあります。
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by kiyotayoki | 2008-03-20 14:18 | 映画(ま行)

近所で見かけた可愛い車

おととい、近所を歩いていたら、
前から車がやってきて、イタリアンレストランの脇に駐車した。
一見ありがちな小型車だけど、見たことのないフロントフェイスだ。
んん、何て車だろ。
そう思って、歩きながら振り返ったら、フィアットのマークが見えた。
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フィアット500の新車かぁ♪

先代の丸み感や鏡餅的なボディのフォルムを残しながら、今風にアレンジされてる。
人が乗ってなかったら、中も覗きたかったなぁ・・・
そう思ってたら、エキサイトのページにフィアット500のデビューを知らせるバナー広告が出ているのに気づいた。
3月15日、日本デビューとある。
デビューして間がないのに、もう買って乗ってる人がいるんだね。
(あの車のオーナーは、イタメシ屋のご主人かしらん)
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フィアット500というと、
思い出すのはやっぱり宮崎駿監督の
『ルパン三世 カリオストロの城』。
この映画に出てくるフィアットはSo Cute♪だった。
車にはそれほどこだわりはないけれど、あの時は「中古のヤツ買おうかな」と真剣に考えたもの。(実際に、あの映画がきっかけで、この車を買っちゃった人、きっと大勢いるんじゃないかしらん^~^)

あのとき悩んだあげく結局、買わなかったのは、友人から車をもらっちゃったから。
なにしろ“タダ”。その魅力にゃかなわなかった(^^;。
というわけで、4、5年はもらいもののトヨタ・カリーナに乗っておりました。

あの時、友人が車を譲ってくれなかったら買ってたかしらん、中古のフィアット。

こちら(↓)は、去年イタリアのトリノで開催されたフィアット500のデビューイベント動画。
フィアット500デビューイベント
かなり金がかかってます。
マリリン・モンローのそっくりさんも出てくるので、
マリリンファンのボーさんは必見かも?(^~^
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by kiyotayoki | 2008-03-18 13:44 | 閑話休題

『ナイト・ウォッチ』(2004 露)

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原題:『NOCHNOI DOZOR』(115分)
監督:ティムール・ベクマンベトフ
原作:セルゲイ・ルキヤネンコ
脚本:ティムール・ベクマンベトフ他
音楽:ユーリ・ポテイエンコ
出演:コンスタンティン・ハベンスキー
    ウラジミール・メニショフ
    マリア・ポロシナ

ロシア(旧ソ連)製のSF映画というと、『惑星ソラリス』(1972)ぐらいしか思い浮かばない。だからこれは超久しぶりに観たロシア製のSF映画ということになる。
いや、SFというよりダーク・ファンタジーかな?

この世には昔から、人間でありながら特殊な能力を持ち異種と呼ばれる者たちがいたらしい。
彼らは“光”と“闇”の勢力に別れ、太古の時代から激しい対立を繰り返していたんだと。
だけど、1000年位前に、両勢力の力があまりにも拮抗し、このまま戦闘が続けば全滅が避けられない状態に。
そこで光の王ゲッサーと闇の王ザヴロンは、休戦協定を結んだ。
そして、闇の行動は光の監視人“ナイト・ウォッチ”によって、反対に光の行動は闇の監視人“デイ・ウォッチ”によってそれぞれ常時監視され両勢力の微妙な均衡は保たれてきた・・・
・・・という話がプロローグで語られる。
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だけど、そんな状態が長続きするはずがなく、破綻をきたす時がやってくる。
その兆候が表れたのが“今”から遡ること12年前。
主人公アントンが「自分が異種である」ことに目覚めた時だったようだ。

ちょっと面白いのは、自分が異種であると気づいた人間は、光と闇のどちらに入るかを本人の意思で決めるということ。光が正義で、闇が悪という単純な図式ではないみたいなんだね。
同じ人間同士がイデオロギーや宗教の違いで反目し合うようなものか?
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ただ、異種がどんな能力を持っているのか、光と闇にどんな違いがあるのかは、映画を観ていてもイマイチよくわからない。
しかも、この2つの勢力の他に、バンパイヤの一派までが唐突に出てくるので、基本は単純な話なのに妙にわかりにくい作りになっている。

だけど、映像はなんかスゴイです。
「スゴイ」というのは、特殊映像のカタログみたいに、これでもかってくらいに様々な映像テクが繰り出されるから。
これまで幾多の映画で試されてきた映像表現をかき集めたって感じ。だけど、ただかき集めただけでなく、それをうまい具合に活用してある。
これはやっぱり監督がCM畑の人だからなのかしらん。
その点では、これから映像作りを学ぼうという人にはすごく参考になる映画かも。

物語は布石だらけのような感じ。
というのも、これ、続編があるからなんだね。
先月公開されたらしい『デイ・ウォッチ』がその続編。
まだやってたら観たいなと思ったけど、もう公開は終了しちゃったようだ。残念。

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by kiyotayoki | 2008-03-17 11:43 | 映画(な行)

芋洗坂係長


「R-1ぐらんぷり」を見ていないので知らなかったけど、
また新たなお笑い芸人が最近、注目を集めてるんだね。
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それがこの人、芋洗坂係長
この写真だと、小型の大橋巨泉みたいだけど、実際に見ると巨泉さんにはそれほど似ていません(^^;

1967年生まれっていうから40歳。本名は小浦一優(こうらかずまさ)さん。
167㎝で100㎏前後の体重があるそうな。
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遅咲きの新人かと思ったら、元は「テンション」というコンビ名で、俳優の田口浩正と組んでいたんだって。

この芋洗坂係長がどんな芸を見せてくれるのかは、下のYouTubeの映像を見てもらうのが一番かな。
芋洗坂係長のパフォーマンス

どれもかなり作り込まれたネタで、完成度も高い。
激しい動きをしても息切れしない。これはいつもしっかり稽古をしてる証だろうな(ただ、笑いをとるんなら、もっと汗だく、息もきれぎれになったほうがデブキャラとしてはウケるんだろうけど^^;)
一朝一夕にできる芸じゃないね、これは。
とっても楽しいんだけど、笑う前に感心しちゃう芸でもある。
ネタ作りに時間がかかりそうだから、次々に新ネタが求められるテレビ業界じゃ大変かもしれないなぁ・・・。
笑いながら、そんな心配までしてしまった芋洗坂係長の匠芸でありました。
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by kiyotayoki | 2008-03-15 13:57 | 閑話休題

『デビルズ・リジェクト~マーダー・ライド・ショー2~』(2005 米)

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原題:『THE DEVIL'S REJECTS』(108分)
監督・脚本:ロブ・ゾンビ
音楽:タイラー・ベイツ他
出演:シド・ヘイグ
    ビル・モーズリイ
    シェリ・ムーン・ゾンビ
    ウィリアム・フォーサイス
    ジェフリー・ルイス

ヘヴィ・メタルとかデス・メタルといったジャンルの音楽にはほとんど縁がない。
だけど、一度だけ渋谷でライブを聴いたことがある。
いやいや、聞きしに勝る大音量。破壊的なサウンドでした。
音楽を楽しむというより、これは茫然自失状態を楽しむものなんだなぁと納得しちゃった(^^;。

人間の体というのは実にうまくできていて、苦痛が長引くと、脳内に麻薬と似た物質が分泌されて、苦痛から解放させてくれるらしい。ライナーズハイがそのいい例ですよね。
ヘヴィメタやデスメタがあんな騒音まがいの音を出すのは、聴衆に苦痛を与えることで、結果ハイな気分にさせようって魂胆なんでありましょう。

この映画の監督、ロブ・ゾンビはヘヴィメタ界の大物なんだそう。
監督は破壊的な音楽の代わりに破壊的な映像と残虐ストーリーで、観衆をハイにさせようと試みたようだ。その目論見は当たったようで、監督1作目の『マーダー・ライド・ショー』(2003)はカルト的な人気を集めてるんだとか。
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これは、その続編。
砂埃舞う荒野を舞台に復讐に燃える保安官の追跡劇と殺人鬼一家の逃避行が残酷描写と寂寥感いっぱいに綴られる。
右のピエロメイクのおっさんが殺人鬼一家ファイアフライ家の長、キャプテン・スポールディング。人を殺すことに良心の呵責を覚えないどころか、殺すことに快感を覚えるシリアルキラー(連続殺人鬼)。そんな男に惚れた女房も、その血を受け継いだ息子と娘も、もちろん三度の飯を食べるように簡単に人を殺してしまう。
そんな連中を追う保安官までが一線を越えて正義の名の下に殺人を正当化していくもんだからもうタイヘン!

そんな血みどろの映画ではあるけれど、殺戮の連続にブラッドハイになる一方で、舞台が砂塵舞う荒野ということもあって、映像や演出が乾いていて、残虐さがそれほどしつこく絡みついてこない。しかも、ラストがラストだし・・・・(ネタバレになるので比喩表現もしづらいの^^;)。

どんなラストかを知りたい方は、ま、見ていただくしかないんですが、そのラストシーンが終わった後、エンディングロールの初っぱなに出てくるのが、出演者の訃報でした。

マシュー・マッグローリー?

・・・って誰?

マシュー・マッグローリーさんって・・・
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by kiyotayoki | 2008-03-12 12:59 | 映画(ま行)

広川太一郎さん、逝く。

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声優の広川太一郎さんが3月3日に亡くなっていたことが今日、報じられた。まだ68歳だったそうだ。

またひとり、馴染みの声優さんが亡くなってしまった。
いや考えてみると、馴染みというより、憧れの対象でもあったなぁ。
広川さんの吹き替えは、他の声優さんと違って、まったく台本に囚われないものだった。
1行のセリフが、広川さんにかかると、2行にも3行にもなっちゃうんだから。
とにかく爆笑アドリブのオンパレードだった。

そんな広川太一郎さんに直に会いたいばかりに、若い頃、ラジオドラマの脚本も書いたほど。
実際に会えた時は、緊張して声がうわずっちゃったことを思い出す(^^;。

生で見た広川太一郎さんは、噂どおりのダンディな人だった。
洗いざらしのデニムの上下に、ちょっと胸の開いたシャツ姿で。
細い足を組んで台本を読む姿は、スターの雰囲気を漂わせてたなぁ。
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そうそう、ダンディといえば、広川さんの名(迷)調子が楽しめる海外ドラマに『ダンディ2 華麗な冒険』という番組があった。
英国製のドラマで、日本では1974年頃に放映されていた。
主演の2人が、トニー・カーティスとロジャー・ムーアという豪華版。
で、カーティスの声をやったのが広川さんだった(ムーア役は、ささきいさおさん)。
これがまた広川さんのアドリブがフル回転&大爆発する抱腹絶倒のスゴいドラマだった。
台本にないことをカーティスの口が閉じている間もしゃべりまくる広川さん。
そんな掟破りの相方じゃ、さぞ大変だろうと思ったけど、ささきいさおさんもさすがプロ。余裕でさばいて、ムーアのキャラも立てていた。

そんな広川節がもう聞けないというのは寂しいかぎり・・・
いや、広川太一郎さんの声は、吹き替え版の映画やTVドラマの中にちゃんと残っているんだよね。『ダンディ2』も、DVDボックスが去年発売されたらしいし。
(そうそう、『ダンディ2』は、ジョージ・クルーニーとヒュー・グラントで今年映画化されるんですってね)

YouTubeで広川さんの声、聞けないか探してみたら、
『モンテイパイソン』のワンシーンがあった。
広川さんはエリック・アイドルの声を担当してらっしゃったんだよね。
その懐かしい声を聞いてみたい方は
こちら(↓)を是非。
「モンテイパイソン」のワンシーン
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by kiyotayoki | 2008-03-09 20:28 | 閑話休題