映画の心理プロファイル

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蝉の初鳴き

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昨日の朝10時頃、
この夏初めて蝉の鳴く声を聞いた。

自然のいっぱいあるところなら
とっくの昔に聞けてるんだろうけど
都会の住宅密集地(東京・新宿)じゃ、この時期がせいぜいだ。

去年の初鳴きも、確か今頃だった。

蝉の鳴く声を聞くと、
いよいよ盛夏だなって気分になる。

もう十分すぎるほど、暑さは味わってるんだけどね(^^;
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by kiyotayoki | 2008-07-31 10:54 | 備忘録

『ラッキー・ユー』(2007 米)

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原題:『LUCKY YOU』(124分)
監督:カーティス・ハンソン
原案・脚本:エリック・ロス
音楽:クリストファー・ヤング
出演:エリック・バナ
    ドリュー・バリモア
    ロバート・デュヴァル

ラスヴェガスを舞台にした、
主人公ハック(E・バナ)の
エディプス・コンプレックス克服物語
といった感じの映画でありました。

エディプス・コンプレックスというのは、
かの有名なフロイト博士が提唱した精神分析用語。
エディプス(オイディプス)王が父を殺して母を妻としたギリシャ神話にちなんで、
男の子が無意識のうちに異性である母親に愛着をもち、同性である父親に敵意や罰せられることへの不安を感じる心理を表した言葉(女の子の場合はエレクトラ・コンプレックスという)。

子供は「僕、大きくなったらお母さんと結婚する」とか「パパのお嫁さんになる」とか言ってくれる時期があるけど、それほど好きで好きでたまらない相手には残念ながら強力な恋敵がいる。
その恋敵というのが、男の子にとってはお父さんであり、女の子にとってはお母さんなんだね。

お母さんのハートをゲットする為には、お父さんが邪魔者になってしまうので、
お母さんを取ってしまうお父さんに憎しみを抱くんだけど、一方では、  
大好きなお父さんに憎しみなんていだいてはいけない、お父さんにも愛されたいとも思う。
その葛藤がエディプスコンプレックスの始まりになるという。
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普通は、少し大きくなればお母さん以外の異性へ愛の対象が移ったりして、自然とこのコンプレックスは解消するんだけど、主人公ハックはそれができなかったみたいだ。
というのも、父親(R・デュヴァル)がポーカーの賭け試合に夢中になり、大好きな母親を苦しめたあげくに離婚。その後、母は失意のうちに死んでしまう。
エディプス・コンプレックスは解消するどころか、父親への憎しみは敵意に変わっちゃった。
ハックが父親と同じ“プロのポーカープレーヤー”になったのは、父親の得意なものでギャフンといわせてやりたいという思いがあったからかもしれないね。

ただ、早く相手を負かしたいという欲求が強すぎるのか、強気かつ強引なので勝つ時は大勝ちするけど、負けると一文無しになっちゃう。で、のめり込みすぎて、今やミイラ取りがミイラになっちゃってる。
しかも、母親に強い思慕の念があるから(いわゆるマザコン)、いきおい女性関係はエッチはしても淡白なものにならざるを得ない。

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こういう男に恋をしたら女性は苦労するに決まってる。だけど、そんなハックと恋に落ちる女性がちゃんと登場する。それがドリュー・バリモア扮するビリー。クラブ歌手という設定なので、この映画では歌声も披露してくれる。
さて、彼女はハックをエディプス・コンプレックスの呪縛から解放してくれるでありましょうか・・・。

監督は、『L.A.コンフィデンシャル』で名をあげたカーティス・ハンソン。この人、まだ若いのかと思ってたら、結構キャリアのある人だったんだね。この世界へは脚本家としてデヴューしたらしいけど、その記念すべき第一作は、なんとラヴクラクト原作の『ダンウィッチの怪』(1970)だったんだって!♪

そうそう、この映画には、ワンシーンだけど、ちょっと印象に残る役でロバート・ダウニー・Jrも登場する。
ダウニー・JrファンのRuijiさんなら当然ご覧になってるんだろうな、この映画(^~^。

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by kiyotayoki | 2008-07-29 10:20 | 映画(ら行)

『ハプニング』(2008 米)

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原題:『THE HAPPENING』(91分)
監督・脚本:M・ナイト・シャマラン
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:マーク・ウォールバーグ
    ズーイー・デシャネル
    ジョン・レグイザモ
    アシュリー・サンチェス

あのナイト・シャマラン監督の最新作です。

あらがう術さえなく死の恐怖にさらされるという点では、今年の春に公開された『クローバーフィールド/HAKAISHA』と似たテイストの作品に仕上がっていたかな。
破壊力は『クローバー・・・』のほうが上だけど、観た後の余韻はこちらのほうが残りそう。

そうそう、映画を観ていて思い出した本がある。

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『レミング物語』という童話で、作者は『リトル・ミス・サンシャイン』でオスカー(助演賞)を受賞したアラン・アーキン。この人、童話作家としても知られてる。

レミングというのはネズミ科の小動物。
ネズミ算という言葉があるように、その繁殖力は旺盛で。
餌を確保できないほどに数が増えすぎると、レミングたちは突然集団で海岸まで移動し、海へ飛び込んで次々と自殺をするのだという(実は、真っ赤な嘘という説もあるけど)。
お話は、主人公の若いレミングがそんな集団自殺という理不尽な行為に疑問を抱くというものだった。

この映画は、人類がまさにレミングにでもなったかのように、次々に自ら死を選んでいくというお話。

始まりは、NYのセントラル・パーク。
人々が次々に自殺を始める。
その集団自殺は、フィラデルフィアやボストンにも広がる。
だけど、なぜそんな異常な行為に走るのかがわからないし、対処法も皆目見当がつかない。
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揣摩憶測が飛び交う中、マーク・ウォールバーグ扮する理科教師も妻と同僚(ジョン・レグイザモ)と彼の娘の4人で、単に「都会より田舎のほうがマシ」との判断で田舎を目指すことになるのだけれど・・・。

このところサバイバル能力に長けたタフガイを演じることの多かったウォールバーグだけれど、今回はまったくの市井の人。サバイバル能力に欠ける都会人だから、もう右往左往しちゃう。
こういう時、パニックにならないためには、自己チュウにならず他人のため、例えば愛する人のために考え行動するのが災害心理学上の鉄則なんだけど、如何せん、その愛する妻がちょっと挙動不審なんだよね。
ヤバイぞ、ウォールバーグ(^^;


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地球から見ると、際限なく増殖し好き勝手なことをする人類は癌細胞のようなものかもしれない。
人体にはウィルスや癌細胞に対抗するナチュラルキラー(NK)細胞があるという。
それと同じように、地球が増殖する人類に対してNK細胞を発動する日が来ないとも限らない。
いや、最近続発する異常な事件なんかを考えると、もう発動しているのかもしれないね。
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by kiyotayoki | 2008-07-27 10:26 | 映画(は行)

『王子と踊子』(1957 米)

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原題:『THE PRINCE AND THE SHOWGIRL』
(117分)
監督:ローレンス・オリヴィエ
原作戯曲・脚本:テレンス・ラティガン
音楽:リチャード・アディンセル
出演:マリリン・モンロー
    ローレンス・オリヴィエ
    ジェレミー・スペンサー
   

寝苦しい夜が続いているけれど、
そのおかげで、未見だったマリリン・モンロー主演の
映画『王子と踊子』を観る機会に恵まれた。

眠い目をこすりながら・・・
でも、マリリンのキュートな笑顔に魅了された2時間でありました(^~^。

ただ、寝苦しくて眠れなくて仕方なくTVをつけた時、
タイトル部分はもう流れた後だったので、題名も主演が誰だかもわからずに見始めたのだけれど。

それでも見る気になったのは、監督名にローレンス・オリヴィエとあったから。
あら、この人、監督もやってたんだぁ・・・と興味をそそられて。
そうしたらね、まさか、マリリン・モンロー主演の映画だったとは♪
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彼女のキャリアについてはそれほど詳しくないので調べてみたら、
この映画って、『バス停留所』(1956)と『お熱いのがお好き』(1959)の間に撮られた作品なんだね。
しかも、記念すべきマリリンモンロー・プロダクションの第一作目なんだとか。
私生活では、1956年に劇作家のアーサー・ミラーと結婚してるから、その直後の作品ってことになる。
ってことは、公私ともに充実していた頃の1本といえるのだろうか。
撮影当時、マリリンは30歳。まだ十分若く、女優としても演技力に磨きがかかってきた頃だ。

ストーリーは、制作、監督をしたローレンス・オリヴィエ(当時49歳)演じるカルパチア王国の大公とロンドンの無邪気なショウガールの切ない恋を描いたもの。
頃は1911年。舞台は英国ロンドン。ジョージ五世戴冠式のために来英した小さな王国の大公が、観劇した舞台で彼女を見初めたことから始まる恋のさや当て物語。

見どころは、大使館に招かれたモンロー扮するエルシーが、
大公に勧められるままにウォッカを一気飲みし、徐々に酔っぱらっていく様子。
普通、酔っぱらいというのは、だらしなくて始末に負えないものだけど、
これが彼女がやると、艶めかしいというより可愛らしく見えちゃうんだな。
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で、酔うごとに2人の密着度は増してくる。
地位と財力はあるけれど癇癪持ちで高慢ちきな大公は、恋のお相手にはちょいと不向きな感じがするんだけど、エルシーのハートもどんどん大公に密着していく。
それというのも、大公、意外に恋のイロハ、手練手管をご存じないのだ。エルシーが呆れちゃうほどにね。
そういうウブなところが、エルシーからしてみればいじらしく思えたのかもしれない。

恋のテクニックは磨けばいいってものじゃないんだね(^~^。


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by kiyotayoki | 2008-07-25 21:33 | 映画(あ行)

アセロラ


果物好きの友人からアセロラの実をいただいた。

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以前から、一度口にしてみたいなぁと思っていた果実のひとつだった。
だけど、傷むのが早いらしく、産地の沖縄でさえ収穫時期じゃないと手に入らないという幻の果実。

で、いじきたなく「食べたい、食べたい」と言ってたのを覚えてくれていた心優しい友人が気を利かせて手に入れてきてくれたのだ。

ほんとに持つべきものは友、だなぁ。

さっそくいただいてみた♪
大きさと見た目は、アメリカンチェリー。
だけど、ビタミンCの含有量がハンパじゃない。
アセロラ1粒でレモン約5個分だそうな。

うわっ、じゃよっぽど酸っぱいのかなと、恐る恐るかじってみたら、
「あれ・・・」
案外すっぱくないじゃん。
っていうか、レモンのほうが数倍すっぱい。

すっぱさレベルでいうと、トマトレベルかな?
甘みはほのかで、フルーツトマトでも食べているような感じ。

意外だったのは、種。
アメリカンチェリーみたいな外観だから、種も実の真ん中に丸っこいのが1個あるだけかと思ったら、柿の種(アラレ)をくるみの殻みたいにシワシワにしたヤツが3個入ってた。

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アセロラがこれだけのビタミンCをため込んでいるのは、
強い太陽光線(紫外線)で生まれる活性酸素に対抗するためなんだそうな。
人体にいろんな悪さをするのも活性酸素。
それを追い出す効果のあるビタミンCをたっぷり含んだアセロラは、まさに夏にはぴったり、いや欠かせない自然の恵みかもしれないね。
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by kiyotayoki | 2008-07-23 13:30 | 美味

『ホット・ファズ』(2007 英・仏)

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原題:『HOT FUZZ』(120分)
監督:エドガー・ライト
脚本:エドガー・ライト
    サイモン・ペッグ
音楽:デヴィッド・アーノルド
主演:サイモン・ペッグ
    ニック・フロスト
    ジム・ブロードベント
    バディ・コンシダイン
    ティモシー・ダルトン

いくつかのブログで話題になっていた映画、
観てまいりました♪

新宿の劇場にしようか、渋谷にしよか迷った末、
今年で幕を閉じるという新宿コマ劇場の姿を眺めておきたいと思って前者を選んだ。
久しぶりの歌舞伎町は相変わらず猥雑感たっぷりの街だったけど、
コマ劇場がなくなっちゃうと印象もずいぶんと変わっちゃうのかもしれないね。

ゾンビ映画のパロディ『ショーン・オブ・ザ・デッド』で一躍注目されたエドガー・ライト&サイモン・ペッグが今度選んだ題材は刑事モノ。

いきなり主人公がカノジョにフラれるところから始まるのは前作と同じなんだね(^^。
違うのは、前作の主人公はニート系だったのに、今回の主人公は超がつくほどの仕事人間だという点。
ぐうたらでも真面目過ぎてもフラれちゃうのね、男って(^^;
(ナニゴトも過ぎちゃイケナイってことデスね)。

しかも、主人公のニコラス、優秀でカッコよすぎる仕事ぶりが上司や同僚の嫉妬と反感を買って、
首都ロンドンからサンフォードという田舎町へ左遷されちゃう。

このサンフォード、路地からミス・マープルがひょっこり姿を現しそうな長閑な町。
ここ数年、「ベスト・オブ・平和な町」に選ばれてるほどで、
事件らしい事件が起きないので警察署員はヒマを持て余してる。
だけど、のっけからな~んか胡散臭い。
ニコラスはそれを動物的な勘でしっかり感じとってる。
この映画、爆笑ネタ、脱力ギャグも相変わらずちりばめられているんだけど、
本筋はしっかり“刑事モノ”してるのです。
ザクザクとしたカット割りや、物々しい効果音も、いかにも刑事アクションって感じだし。

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相棒になるのは、今回もニック・フロスト扮するダニー。脳天気な上に無類の警察映画オタクというキャラ設定。
特に『ハートブルー』と『バッド・ボーイズ2バッド』がお気に入りらしい(これは脚本書いた2人の趣味なのかもね^^)。

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そうそう、孤独なニコラスはピースリリーという観葉植物を大事に育てていて、赴任先のサンフォードにも大事に抱えて持ってきてる。
孤独な男と観葉植物という取り合わせで思い出すのは、やっぱり『レオン』。
孤独な殺し屋レオンが大切に育てていたのは「アグラオネマ」という観葉植物だった。
調べてみたら、面白いことにどちらも「サトイモ科」で、どちらも育てるのにあまり手間がかからないらしい。孤独で物ぐさな男にはぴったりな趣味ってことネ。

ってことは、
あらら、ボク向きってこと?^^;



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《付記》
「孤独な男+観葉植物」で思い出す映画がもう一本ある。
スティーヴ・マーティン主演の『ロンリー・ガイ』(1984)だ。
大都会NYで、孤独に暮らす男たちの姿をコミカルに描いた作品で、お気に入りの1本でもある。
この映画で孤独な主人公がこよなく愛した植物は、
シダでありました。
こちら(↓)はそのワンシーン(^^。
「孤独死した自分の姿をTVで見て戦慄を覚える主人公」の巻
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by kiyotayoki | 2008-07-20 16:44 | 映画(は行)

英語をしゃべると小顔になる???


午前中の情報番組をながら視聴していたら、
気になる言葉が耳に飛び込んできた。

「私の友人、1年英語をしゃべってたら
小顔になったっていうんですよ」


発言者は、女性お笑い芸人の光浦靖子サン。
光浦さんによれば、英語をしゃべる人は日本語をしゃべる日本人とは比べものにならないくらい口の周りの筋肉を使う。
だから自然に顔が収縮し、小顔になる、というの。

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これって妙に説得力のある話だよね。
以前、記事にしたことがあるけど、日本人のしゃべり方ってホントに省エネっていうか、口を最低限にしか動かさない(そのせいもあって、日本ではアニメも口はパクパクするだけだし、それを不思議にも思わない)。
筋肉を使わないから、特に顔の下半分に締まりがなくなっちゃう。
それが小顔に見えない原因のひとつになるといっても過言じゃないかも。
そんな日本人だから、アメリカあたりで1年も英語をしゃべって暮らしていると、小顔効果が急速に表れても不思議じゃない気がする。


ここ2年ほど、バスタイムには英会話本を持ち込んで、
声を出して暗記するのを習慣づけているんだけれど、大失敗(^^;だな。
残念なことに日本式の発音だったから、小顔効果はほとんどなかったわけです(トホホ;)。


・・・とすると、
『英語で小顔エクササイズ』
なんて一挙両得のレッスンDVDを作ったら売れるかもね♪
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by kiyotayoki | 2008-07-18 11:21 | 備忘録

『庭から昇ったロケット雲』(2007 米)

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原題:『THE ASTRONAUT FARMER』(104分)
監督:マイケル・ポーリッシュ
脚本:マーク&マイケル・ポーリッシュ
音楽:スチュアート・マシューマン
主演:ビリー・ボブ・ソーントン
    ヴァージニア・マドセン
    ブルース・ダーン
    ブルース・ウィリス


オープニングの映像がとても印象に残る映画。
だって、いかにもアメリカ西部の荒野って感じのところを馬にまたがってポックリポックリ歩く男のシルエットが、なぜか宇宙服を身にまとっているんだから。

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チャーリー・ファーマー(ビリー・ボブ・ソーントン)の着ている宇宙服は、
現代のものからするとかなりクラシカル。
『ライトスタッフ』の頃のに似てるかな。
それもそのはず、これは彼の手作り。かつて、NASAで宇宙飛行士になるべく励んでいた頃の宇宙服を模して作ったものらしい。
そんな彼がテキサスのド田舎で寂れた農場を経営しているのは、父親が自殺し、跡を継がざるを得なくなってしまったから。

けれど彼、宇宙飛行士になる夢を諦めていなかったのです。

チャーリーは独力で宇宙を目指していたんだね。
飛ばすのは、ペットボトルのロケットや、ペンシルロケットの類じゃない。
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ウォレスが造ったマンガチックなロケットでもない。
人を宇宙に運べる本格的な巨大ロケットだ。
それを納屋でコツコツ、せっせと造ってる。

そのために、相当な額、銀行から借金してるし、村では変人扱いされている。なのにチャーリーがめげずにロケット造りに専念できているのは妻オーディ(ヴァージニア・マドセン)と3人の子供達の支えがあればこそ。
家族は、「パパは絶対宇宙へ行ける」と信じているのです。
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ほのぼのとしたエエ話やないか~・・・
と思いきや、大量の燃料を調達したあたりから、危険人物としてFBIにマークされ始める。NASAからも「民間人のロケット発射は認められない」と通達を受けちゃう。
弁護士のアイデアでマスコミを味方に付ける事にするんだけど、これが思っていた以上の反響で、全米の注目の的になってしまう。
その一方で、銀行は借金のカタに農場を明け渡せと迫ってくる。

・・・と、お話はリアルな展開を見せていくんだけど、基本はファンタジー。

ただ、ファンタジーな部分とリアルな部分が、な~んかうまく溶け合っていない感じがして、いま一つ物語に入り込めなかったかなぁ。

映画を観ていて、ちょっと複雑な思いにかられたのは、
ふと“風船おじさん”のことを思い出したせいもある。

あれはいつのことだっけと調べてみたら、1992年11月末のことだった。
52歳のおじさんが、ヘリウム入りの風船をいっぱいつけたゴンドラで、周囲の制止を振り切って琵琶湖湖畔からアメリカをめざして飛び立ったというお騒がせ珍事。
結局、数日後、宮城県金華山沖の海上で確認されたのを最後に、おじさんは行方不明になっちゃった。いまだに消息は不明だ。
あれで、太平洋横断に成功していたり、せめてグアム島辺りにでも不時着していれば、明るいニュースになっていたんだろうけどね。計画自体かなり無謀で、半分は自殺する気だったんじゃないだろか。

ただ、風船おじさんと比べられたら、チャーリーさん、むくれるかもしれないね。
こっちのロケットおじさんには科学的知識があり、宇宙へ行く基礎訓練もできていたし。それに、宇宙へ行って戻ってくるまでの算段もちゃんとつけてあった(その割に、ジェミニに似たカプセルは造りがヤワだったけど^^;)。

そうそう、この映画には出演陣に名を連ねてはいないけど、ブルース・ウィリスがわりと重要な役で登場する。ソーントンとウィリスは『アルマゲドン』や『バンディッツ』で共演してるし、マブダチゆえの友情出演だったのかもしれないね。


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by kiyotayoki | 2008-07-15 08:40 | 映画(な行)

幼い頃の記憶


以前、自分史上最古の記憶は何だったっけかなって記事を書いたことがあった。
その時、思い出したのは3歳ぐらいの頃の記憶だった。
面白いことに、コメントを寄せてくださった方の“最古の記憶”も3歳前後が多かった。

なぜ“最古の記憶”は3歳前後が多いんだろ。
なぜ、それより以前の記憶は思い出せないんだろ。

その疑問が、ある本を読んでいて氷解した。

長期間保存される記憶は、脳の中にある海馬という部分に数年間保存された後、
大事な記憶情報のみが大脳皮質に貯蔵されることが知られてる。
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じゃ、なぜ最古の記憶が三歳以降になっちやうのかというと、
長期記憶を担う海馬が
器官として完成し、
機能しはじめる時期が三歳だから

なんだそうな。

なるほどね。
3歳以前はまだ海馬が機能しはじめていないから、記憶が残っていなくて当然ということか。

でも、中には1歳や2歳の頃の記憶がある人もいる。
そういう人の記憶は、後で親に聞いたり、古い写真などから得た伝聞情報なんだろうか。
それとも、中には人より早く海馬が機能しはじめる人がいるのかもしれないね。

ただ、過去に恐怖体験をした記憶がないのに、たとえば暗いところや狭いところが苦手で、そういう場所に足を踏み入れると恐怖感がフラッシュバックするという人がいる。
そういう場合は、三歳以前の乳幼児期か、それより前の胎児期の感覚が、胎内期から三歳までに扁桃体の細胞受容体に伝達され、貯蔵されている可能性があるんだとか。
記憶には、3歳以降の「顕在記憶情報」の他に、もう一つ「潜在記憶情報」があるらしいのです。


奥が深いね、記憶のメカニズムって(^~^ゞ。 
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by kiyotayoki | 2008-07-12 18:06 | 備忘録

まりもっこり


北海道旅行をした友人から
お土産をいただいた。

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これ、
あちらではすごい人気らしい
「まりもっこりシリーズ」のひとつで
『ひぐまりもっこり』
というんだそうな。

阿寒湖で有名な「まりも」をキャラクター化したものみたいで股間がもっこりしてるのが特徴(^^;。

ウィキペディアによると、フィギュアスケートの安藤美姫選手が携帯電話のストラップにこれをつけていたことから、人気が爆発したんだとか。
いやあ、何がきっかけで人気がでるかわかりませんね、こ~ゆ~のは(o゚c_,゚oゞ 。

せっかくいただいたので、活用したいとは思うんだけど、
携帯電話に?
う~ん、つけるならキーホルダーに、かな(^~^;。

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ひゃあ、こんなバージョンのもあるんだね。
まりもっこりの「もっこり」部分を引っ張って手を離すと、
「もっこり」部分が元に戻るあいだ、体がブルブルっと震えるのデス(^^;
ブルブルまりもっこり
面白いけど、なんだか痛々しいなぁ。
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by kiyotayoki | 2008-07-10 22:23 | 閑話休題