映画の心理プロファイル

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プロポーズの仕方

仕事をしたくない時、仕事から逃げたい時に、ついやってしまうのが辞書遊び。
ふと頭に浮かんだ言葉の正確な意味とか、それから派生する言葉にどんなものがあるかを
無性に知りたくなっちゃう(^^ゞ。

たとえば、
propose(プロポーズ)って、proとposeに分けられる。
proは「前に」とか「前もって」って接頭語で、poseは「姿勢をとる」「提案する」って動詞。
それが合わさって、「結婚を申し込む」って言葉になるんだな、なんて納得していたら、
poseには他に「(難問で)困らせる」という意味があるって辞書にあるじゃない!
ということは、proposeには、「結婚を申し込ん」で「相手を困らせる」って意味もあるのかな、
だからプロポーズで悲喜こもごもが生まれちゃうんだな、
な~んてひとりで納得しちゃったり。

そんな辞書遊びだけなら、それほど時間はとられないから仕事にさし障りはないんだけど、
最近は、それにプラスして、YouTube遊びまでやるようになった。
これが結構時間をくうので困るんです。映像を何本も見てると、あっという間に時間が経ってしまう(^^;。
まいったなぁ。

なぁんて言い訳(?)をしつつ・・・、
proposeで検索したら、こんな映像を見つけた。



ラストのオチでさりげなく自社の名前をアピールしてるところがお上手♪

この映像を見て思ったんだけど、こんな風に連続して画像を送る機能って
さて、日本の携帯電話にも付いているのかしらん。
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by kiyotayoki | 2009-03-30 11:00 | 閑話休題

20年ぶりの新宿ゴールデン街

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昨夜、約20年ぶりに新宿ゴールデン街を探訪した。

いつも珍しい果物を届けてくれる若い友人が
「ゴールデン街って一度も行ったことがないんですよ」
というので、ちょっと先輩ヅラをして案内を買って出たのでした(^^ゞ。

だけど、こっちも約20年ぶりのこと。
最後に足を運んだのは、確か30前後の頃。
何かで知り合った大衆演劇の座長さんがやってた店に行ったのが最後だと思う。

昭和チックな路地の雰囲気は、20年前とあまり変わっていなかった。
一度だけ行ったことのある「深夜+1」も、灯りは点いてなかったけどちゃんとあった。
だけど、なにせ時が経ち過ぎてる。さて、どの店に入ったもんだか(^^;。

そこで、どうせなら一番選びそうにない店にしようと決めた。
そこは、アニメおたくのマスターがやっているバーだった(^皿^ゞ。
(店名は忘れちゃった)
店内の壁はアニメ関係の有名人の色紙で埋まっておりまして、
モニターの大画面からはガンダムの主題歌が流れてる。
メニューを見たら、日本アニメの登場人物の名前のカクテルがズラリ。
マスター(そのお姿を拝見していたら、お騒がせタレントの泰葉さんの迷ゼリフ「金髪〇〇野郎」を思い出してしまった^^;)によると、カクテルはすべて甘いとのことだったので、赤のグラスワインを選択。

ここは3年前にオープンしたという新しめの店だった。
マスターによると、ゴールデン街は人気があって、常時100人ぐらい、出店希望者が店が空くのを待っているんだとか。

ゴールデン街はハシゴをするのが常だったので、
2軒目は、このマスターに「ゴールデン街初心者でも気楽に入れる店はない?」
と尋ねて紹介してもらったお店、『シネストークYOYO』へ。

こちらは確かに初心者でも安心して楽しくお酒が飲めるお店でありました。
10人ぐらい座れるカウンターの中には明日(ということは今日)26歳になるという女性バーテンダーがひとり。
聞いて驚いたんだけど、この女性、昼間は浅草で人力車の車夫をやっているんだそうな!
こういう面白い出会いがあるからゴールデン街は楽しいんだな。

面白い出会いといえば、ちょうど同じタイミングで僕らと一緒にお店に入ったお客が女装趣味の方(この店の常連客、推定年齢45歳)で、話が盛り上がり、おかげで楽しいひとときを過ごすことができた。


普段は知り合えないようなこんな方たちとまるで十年来の知己のようにおしゃべりができる、
それがゴールデン街が何十年たっても廃れずにある秘密かもしれません。

今回いただいた珍しい果物
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by kiyotayoki | 2009-03-28 16:20 | 閑話休題

『魚が出てきた日』(1967 英・ギリシャ)

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原題:『THE DAY THE FISH CAME OUT』(110分)
監督・脚本:マイケル・カコヤニス
音楽:ミキス・テオドラキス
出演:トム・コートネイ
    サム・ワナメイカー
    キャンディス・バーゲン

『マンマ・ミーア』を観たとき、ふと思い出したのがこの映画。

何の脈絡なく思い出したわけじゃありません。
どちらも、お話の舞台がエーゲ海に浮かぶ離島で、
人々が熱く激しく踊りまくるシーンがあるから。

どちらもコミカルに描かれていますが、内容はまるで違います。
タイトルこそ『魚が出てきた日』なんて、ちょっとマンマ・ミーアなタイトルだけど、実はかなり深刻なお話なのです。
なにしろテーマは、キューブリックの名作『博士の異常な愛情』(1964)と同じなんですから。

まず、ギリシャの海上で水爆を載せた軍用機が墜落します。
パイロットたちは核の入った箱をパラシュートで落すんだけど、3つのうち1つが海中じゃなく島の上に落ちてしまう。しかもその箱を脳天気な羊飼いが拾っちゃう。
羊飼いは、「これはお宝に違いない」と自宅に持ち帰り、なんとかして密封された金属ケースをこじ開けようとする。
まさかそれが“パンドラの箱”だともしらずに・・・。

軍は秘密裏に事態を収拾しようと、係官を観光客に装わせて島に上陸させる。
そして遂には、島の殆どをホテル用地にと買収する。
ところがそのことが島の観光地化に拍車をかけ、ギリシャ本土から観光客がわんさか押しかけるようになってしまう。
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更に、道路整備工事で彫像が発見され、考古学者たちも押しかける事態になる(その中に、デビュー仕立てのキャンディス・バーゲンが)。
一方、飛行機から脱出した2人のパイロットはパンツ一丁で、島中を駆け回り、自分たちでなんとかしようと悪戦苦闘。これがまた笑いを誘う。
だけど、その悪戦苦闘をあざ笑うように、脳天気な羊飼いは・・・。


監督は、『その男ゾルバ』で知られるギリシャ映画界の巨匠M・カコヤニス。
スペイン沖で核兵器を積載した米軍機が行方不明になったという実際に起きた事件が元になっているそうだけど、
1960年代後半という時代を反映して、とってもポップに、しかも皮肉溢れる寓話的作品に仕上がっていた記憶があります。
記憶がある、というのは観たのがもう随分前のことだから。
リアルタイムでは観ていないのだけれど、初めて観たの、大学の頃だったかな。
とにかく、タイトル通りに大量の魚が出てきて、浮かれる町に「アテンション・プリーズ」という拡声器の声が響き渡るシーンは今も目と耳に焼き付いております。
久しぶりにまた観てみたいと思ったら、まだDVD化されていないみたいですね、これ。

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by kiyotayoki | 2009-03-27 10:00 | 映画(さ行)

『パーフェクト・ワールド』(1993 米)

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原題:『A PERFECT WORLD』(1993 米)
監督:クリント・イーストウッド
脚本:ジョン・リー・ハンコック
音楽:レニー・ニーハウス
出演:ケヴィン・コスナー
    クリント・イーストウッド
    T・J・ローサー
    ローラ・ダーン

映画って、時をおいて観ると印象ががらりと変わってしまうことがあります。
この映画はまさにそれかな。

初めて観た時は、正直それほどの傑作とは思わなかった。
お話自体は良質だけど、主役のコスナーが役柄に合っていないような気がしたし(お腹もたるんでるし^^;)、主役とほとんど絡まないイーストウッドのシークエンスもなんかモタモタしてるなぁと。

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ところが、今回改めて観てみたら、逆の印象になってしまった。
主役のコスナー、お腹のたるみ具合も含めてこの役柄にぴったりじゃん。
それに、人質にとった8歳の少年との絆の深まり具合や、胸に突き刺さるようなエンディングは深く深く心に刻まれるものだったし。
なのに、重たくならないんだな。ある種の開放感まで覚えさせてくれる。
広い草原で、まるで日光浴をしながら眠っているように見えるコスナーを俯瞰から撮るというアングルを考えたイーストウッド監督に拍手を送りたくなった。

犯人を追うイーストウッドとローラ・ダーンのくだりだって、捨てたもんじゃない。

この作品は、1963年のテキサスを舞台に、刑務所を脱走した男と、やむなくその道連れになってしまった幼い少年との心の絆を描いたヒューマン・ドラマです。
全体を通して描かれるのは、父と息子の不器用すぎる絆探し。

自分自身を振り返ってみても、父親とはどうも素直に絆を確認し合えないところがある。
互いに肩肘張っているというか、見栄や恥じらいがあって、ついつい視線をそらしてしまうし、話していても深いところまで入っていけないし行かない。なぜかよそよそしくなってしまうのです。
自分に似た部分をたくさん持つ相手だけに、妙に意識してしまうのか心に壁をつくってしまってる感じ。
これは年をとってもあまり変わらない。これ、僕だけ?・・・(^^;
母と娘の場合は、ある程度年をとると、心を開いて親友のような関係になれる場合が多いというのに・・・。

映画の中でも、そんな不器用だけど互いを求めてやまない父と息子の気持ちが描かれていて、
それが痛いほどこちらに伝わってくる。
なのに、映画が公開されてからもう15年も経つというのに、僕と親父との心の距離は相変わらずだ。
だからこそ、この映画がこんなに心に染みたんだろうな。

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ところで、映画の途中まではパンツ姿、そして後半ではお化けのキャスパーのコスプレ(?)姿が健気で可愛かったフィリップ少年。それを演じたT・J・ローサー君のその後が気になって調べてみた。
だけど、ほとんど目立ったキャリアがないんだよね。
今、どうしてるんだろ。

T・J・ローサー君の近影
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by kiyotayoki | 2009-03-25 10:24 | 映画(は行)

ノーマン・ロックウェル湯布院美術館


由布院温泉観光の続きです。

この温泉の本来の名称は「由布院温泉」らしい。
だけど、「湯布院温泉」という名称もよく使われてる。
この「湯布院」という名称は、昭和30年の昭和の大合併の際に、
旧湯平村と旧由布院町が合併した際に作られた町名なのだそうな。
以来、両方が使われるようになったとのこと。
まぎらわしいので「ゆふいん」と平仮名にした表記も増えているそうだけど、
平仮名は漢字の意味が失われてしまうから、あまり賛成できないなぁ。
漢字の意味(由布は、山に自生する楮〈コウゾ〉の木の繊維から布を作ったことに由来)を重視するなら、
やっぱり「由布院」で統一したほうがいいのかも。

さて、そんな温泉地だけど、温泉地に付き物である美術館がここにも何軒もある。
その中で気になった美術館が、これからご紹介する『ノーマン・ロックウェル湯布院美術館』だ。

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ロックウェルといえば、1916年から米誌「サタデー・イブニング・ポスト」の表紙を47年間に渡って描き続け、古き良きアメリカ市民生活の哀歓を巧みに描写した画家として知られている人だ。
(1894~1978)

左の自画像のように、今にも動き出しそうなほど緻密に描かれていて、しかもユーモアがたっぷり。
人間に対する優しい視線と鋭い観察力もロックウェルの持ち味。
好みのアーティストのひとりです。

そんなロックウェルの絵が100点余りも展示されていたので、嬉しくなってしまった。
(由布院とは何の関係もなさそうだけどね^~^)


その中でも印象に残った作品を、ちょっとご紹介。

ロックウェルの優れた人間観察力が表れた作品『THE GOSSIPS』(1948)。
噂が伝わっていく様がユーモラスに描かれていて、思わずニヤリ♪
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パパのタンスからサンタの衣装を見つけてしまった子の唖然とした顔が可愛い『THE DISCOVERY』。
見ていて、映画『ホームアローン』を思い出した。
あの映画は古き良き時代のアメリカの家庭を描いた最後の作品だったかもしれないな、なんて思いながら。
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ニューヨークの国連ビルの壁に掛かっているという『THE WORLD IS ONE FAMILY~The Golden Rule~』
刻まれている文章は「おのれの欲するところを人に施せ」。
この言葉は「黄金律」として、西洋で広く行動の基準とされてきたという。出典は新約聖書マタイによる福音書7章12節。
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by kiyotayoki | 2009-03-22 15:43 | 閑話休題

25年ぶりの由布院

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熊本で法事を済ませ、翌日、車で由布院へ向かった。

由布院は熊本県のお隣、大分県の山深いところにある温泉町。
熊本市内からだと、車で3時間くらいかかる。

由布院は25年ほど前に訪れたことがあったけど、
当時は新たに開発されつつある温泉地としてやっと話題になり始めた頃だったし、
これといって印象に残るものはなかった。

それから四半世紀、
由布院は全国から観光客が集まる温泉アミューズメントパークに変貌していた!

実は帰郷する前、新宿の図書館で由布院関係のガイドブックを借りようと思ったのだけれど、
すべて「貸し出し中」(!)だった。それだけ人気があるってことですよね。

様々に趣向を凝らした土産物・民芸品店が並ぶ通りは、平日だというのに原宿の竹下通りにも負けない混雑ぶりで。

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若い女性客やカップル客が買い食いしているのをマネて、
僕も買い食いにトライ。
購入したのは、ぶっかけ醤油ソフトクリーム。

写真ではわかりづらいけど、ソフトクリームに醤油がかけてあるのです。
見た目はカラメルソースなんだけど、さてそのお味は・・・。

醤油の塩味がバニラの甘みをより強調するのか、
クリームが普通のものより濃厚に感じたな。
相性は意外にいいんです、これが♪

宿に着いて、さっそく露天風呂へ。
嬉しいことに、風呂には僕ひとり。
貸し切り状態で、温泉と景色を満喫。
おかげで運転の疲れもすっかりとれてしまったのでした。

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by kiyotayoki | 2009-03-21 11:49 | 閑話休題

帰郷

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亡妻の七回忌で、ちょっと帰郷していた。
こちら(←)は実家で出迎えてくれたバジちゃん。
おしゃべり猫で、人なつっこいので、たま~にしか実家に帰らない僕にもべったべた。
夜も1時間ほど一緒に寝てくれた。

Thank you BAZI♪

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実家のある熊本は、さすがに九州だけあって、
3月16日の段階で桜がもうちらほら咲き始めていて、
お城(熊本城)の石垣近くの桜なんて、ホラこの通り
5、6分咲きの木まであった。

実家に戻っていつも驚くのは日の暮れるのが遅いこと。
この時期でも夜7時近くまで、まだ空に明るさがいくらか残ってる。

調べてみたら、東京が東経139.46度、熊本市は130.42度、
その差は9度ぐらいあるから、36分も日没に差が出ちゃうんだね。

法事で親戚が集まったので・・・
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by kiyotayoki | 2009-03-20 09:29 | 閑話休題

留守番猫のお世話&美術展

知り合いが数日間、日本を留守にするというので、
前半の2日間だけ、猫の給食当番をすることになった。

我が家の居候猫が家出して半年、しばらく猫に触っていないので、
二つ返事で承知、いそいそと神宮前の知り合いのマンションへ出かけた♪

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出迎えてくれたのは、この可愛い猫ちゃん。
とっても人懐っこくて、べたべたとくっついてきてくれた。
それを幸いに僕も思い切り触らせてもらいました♪
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楽しいスキンシップ&給食タイムを過ごしたあと、電車で横浜へ。
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友人がZAIMでやっている美術展に出展しているというので、足を伸ばしてみることにしたのでした。
ZAIMというのは、アートに限らず様々な創造的な活動をする団体が入居するクリエイティブ雑居ビルとのこと。
もともとは関東財務局として国が建設したビルなんだそうな。
だからZAIM(ザイム)なんだね。
建物はカフェのある中庭を挟んで本館と別館の2つに分かれていて、本館にはクリエイティブ団体の事務所がいくつも置かれていて、別館が展示やパフォーマンスのスペースとして使われているようだ。
戦前に建てられた建物で古いけれど、造りは堅牢だしアンティーク感が漂っているし、こういうスペースを自由に使え、また観賞できる横浜市民を羨ましく思った(スペースを借りるのは他県の人もOK)。

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by kiyotayoki | 2009-03-15 19:00 | 閑話休題

『マンマミーア』(2008 米)

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原題:『MAMMA MIA!』(108分)
監督:フィリダ・ロイド
脚本:キャサリン・ジョンソン
音楽:ベニー・アンダーソン&ビョルン・ウルヴァース
出演:メリル・ストリープ
    アマンダ・セイフライド
    ピアース・ブロスナン
    コリン・ファース
    ステラン・スカルガルド
    ジュリー・ウォルターズ
    クリスティーン・バランスキー

よく行き来させていただいているボー・BJ・ジングルズさん
この映画を3回ご覧になったというのに刺激を受けて、遅ればせながら劇場へはせ参じた♪   
こういうことは以前はなかったこと。いい意味のブログ効果というやつかな(^^。

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往年の人気ポップグループABBAのヒットナンバーで構成され世界中でロングランしている
傑作ミュージカルの映画化作品です。

まず魅力的なのが、お話の舞台がエーゲ海に浮かぶ小島であること。
エーゲ海の島々のイメージというと、コバルト色に透き通る青い海、そして陽の光を浴びて白く煌く家々・・・
それがそのままスクリーンに映し出される。それだけで浮世離れできちゃう♪
映画の魅力のひとつは、そのひとときだけは現実から隔絶した世界に身を置くことができるというところ。
特に、映画館だとそのどっぷり感に拍車がかかる。
こればっかりは周りが明るくて気の散る茶の間では味わえない醍醐味だ♪

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メリル・ストリープ扮するドナと新人アマンダ・セイフライド扮するソフィー母子は、島で「Villa Donna」という小さなホテルを経営してる。
ただ、ホテル経営は火の車で懐具合は寂しい限り。だけど、この日ばかりは様子が違った。
というのも、20歳のソフィが結婚式を翌日に控えていたから。それを祝うため、島は千客万来。
と、その中になぜか3人の中年男が・・・。

母子家庭で育ったソフィの願いは父親とバージンロードを歩くこと。
母親ドナの日記を内緒で読んだソフィは、父親の可能性がある母の昔の恋人3人に招待状を出したのだ。

そこから始まる珍騒動を歌と踊りを絡ませて陽気に綴る2時間弱の楽しい作品でした。

とにかく驚いたのは、メリル・ストリープの歌の上手さ♪
伸びやかで軽やかで、しかも艶やかなその歌声は、本家ABBAのヴォーカルと比較しても遜色がない。
それに比べると、ピアース・ブロスナンの歌はお世辞にも上手いとは言えないけれど、それでもまあまあ健闘していたんじゃないかしらん。


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惜しむらくは、ドナと3人のパパ候補の面々が、20歳の娘の親としてはやや違和感を覚えたことかなぁ。
ちょっと歳をとりすぎている感じがしたのです。
1949年生まれのメリルは若く見えるとはいえ、60近いお歳。
ということは、20歳の娘は40前に産んだ子ってことになる。
しかも産んだ頃(1980年代の終わり)、ABBAはとっくの昔に解散しちゃってた。

あとで調べてわかったことだけど、本家のミュージカルのほうは1999年が初舞台なんだね。
その年だったら20歳の子を産んだのは1979年ということで、ABBAの全盛期とバッチリ重なる。
当時、ドナや3人のパパ候補たちが若さの残る30前後だったと考えると、現在は50前後でちょうどいい感じの歳になる。
この映画は、1999年の「今」が描かれた作品だったんだね。

そう考えると、この映画、願わくば10年前のメリルに演じてもらえたら良かったなぁ。

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by kiyotayoki | 2009-03-14 14:36 | 映画(ま行)

手塚治虫の短編アニメーション


短編アニメ『つみきのいえ』を観ていたら、
手塚治虫さんの作品にも、いくつも面白い短編があるのを思い出した。

有名なのはコレ(↓)かな。
『ジャンピング』というタイトルで、手塚さんが原案、構成、演出を手がけた1984年の作品。
ひとりの少年がスキップしながら通りを歩いているうちにどんどんジャンプが大きくなって町を越え、
森を飛び越え、海を越えて、どんどん、高く高く、遠くへ遠くへジャンプして行くことになり、ついには戦争中の国へ。
すべてが少年の視点で描かれているので、当時オオ~ッ♪、とびっくりしたものです。
今ならCGでもっとなめらかに映像化できるんだろうけど、ちょっとぎこちないところがまたイイのですよ、これが♪




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それにしても、24年ぶりに道頓堀川の川底から
見つかったカーネル・サンダース人形、

さすがに24年も埋まってただけあって、
死斑が浮いてるように見える
そのお顔はまるで
ゾンビでありました(^~^;
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by kiyotayoki | 2009-03-10 22:05 | 備忘録