映画の心理プロファイル

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初めて『ロングバケーション』の初回を観た♪

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先日、『ロングバケーション』の第一回目を見ることができた。
たまたま家にいたウィークデーの午後、再放送に出くわしたのです。

『ロングバケーション』、当時とっても話題になったドラマだけれど、
もう13年も前になるんだね(1996年4月~CX)。
今、20歳の人が当時は7歳?!
ってことは、20歳の人に「ロンバケ」の話をしても、
「ロンバケ?ロン毛のお化けっスか?」なんて反応が返ってくるのかも?(^皿^;

木村拓哉と山口智子主演のTVドラマです。
平均視聴率が29.6%もあったという。今じゃ考えられない数字だね。

話題になっていたこともあって、当時、2、3回は見た記憶がある。
だけど、続きものだし、肝心の初回を見逃したこともあって、それほど興味がわかなかった。
その肝心の回を見ることができたのだ。

んー、な~るほど、視聴率をとるわけだ。
キャスティングはもちろんだけど、脚本がツボを心得てる。
いきなり花嫁姿の南(山口智子)が前をはだけて走るわ走るわ。
これ、ウェデイングドレスじゃなくて文金高島田だってところがポイントだね。
カツラは脱げそうになるわ、胸ははだけそうになるわ。だけど智子さん、ケロッとしてる。セクシーさは皆無。
サラサラのロングヘアーなんだけど、性格はいたってボーイッシュ。
心理学に「アンドロジニー(心理的両性具有)」という言葉があるけれど、南はまさにアンドロジニーな女性なんだな。
あのシーンを見た人は、新たなコメディエンヌの誕生を予感したことだろう。

そんな彼女が飛び込んだのが、3階建てのマンションの一室。
そこに住んでいるはずの結婚相手が時間になっても式場に現れないので迎えに来ちゃったのだ。
とろこがいない。いないどころか家財道具もない。代わりにいたのはルームシェアをしている若者、瀬名。
木村拓哉の登場です。さすがに若い!そりゃあ13年前だものね。
24歳のピアニストという設定。女っ気なし。今で言う草食系の男子。
職業もルックスも理想的なのに、女っ気なし。ガツガツしてない草食系。これもポイントだね。

一方の南は、今でいうアラサーの売れないモデル。逃げた婚約者から「お前なら一人でやってける」と言われちゃうほど元気な女性で、瀬名にとっては口うるさい姉貴的存在になってく。
そんな2人が、それぞれに別の恋をしながら、それでもつかず離れず、っていうか同居生活をしながら、徐々に互いを意識していくという、恋に恋する女の子なら一度は憧れる恋物語が展開していく。

考えてみたら、こういう設定は少女漫画には昔からよくあった。女の子の夢だった。
この頃(13年前)にはだいぶ現実味を増してきたんだろうけど、まだ夢物語の域を出なかったんだろうね。
だからこそみんながこういう恋や生活がしたいと憧れ、視聴率も上がったんだろう。
今はというと、草食系は世の男性のトレンドだし、女性はアラサーどころかアラフォーでも独り身で若くて元気だ。
現実がドラマに追いついたというか、追い越した部分も多々ある。

ということは、世の中は女性の思い通りの方向へ進化してきたということか・・・。




このシーン(↑)だって、昔のドラマなら下から見上げてるのは確実に男だったものなぁ。
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by kiyotayoki | 2009-10-31 10:12 | TV

銀座でお芝居鑑賞  『ベッドルーム・ファンタジー』

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上京中の従兄につき合って、銀座で黒柳徹子さん主演のお芝居を鑑賞してきた。

今年で20年目を迎えるという彼女主演の海外コメディ・シリーズ。
以前から一度観てみたいと思っていたんだけれど、それが従兄のおかげで実現♪
今回の出し物は、ジョン・トビアス作の艶笑コメディ、
『ベッドルーム・ファンタジー』

ベッドルーム内で起こる喜劇・笑劇をベッドルーム・ファースっていうようだけど、これもそのひとつかな。

舞台は、 ニューヨーク・マンハッタンにある高級アパートメントの広~いベッドルーム。
空き巣狙い(田山涼成)が入り込み、物色を始めるのだが、
そこへ黒柳徹子扮するオリヴィアがマンションの管理人(石田太郎)を伴って戻ってくる。
慌ててクロゼットへ隠れるこそ泥。

オリヴィアが管理人を伴ったのは、暖房の修理をしてもらうというのが名目だったけれど、実は彼女には別の目的があった。
なんと真っ昼間から管理人にベッドのお相手をさせようというのだ。しかも旦那のチャールズ(団時朗)公認で。

この夫婦の悩みはセックスレス。それを解消するために某セラピストの本にある回春法を実践しようと思い立ったのです。
その回春法とは、妻が真っ昼間に下層階級の粗野な男と浮気をするところを夫がなぜか女装をして物陰から覗き見をするというもの。
これを生真面目に実践しようとする夫婦と、それに巻き込まれた管理人とこそ泥の面白おかしいてんやわんやが約2時間くり広げられる。

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なにより目を見張ったのが、黒柳徹子さんのおん年76歳とは思えない脚線美と艶やかな黒の下着姿。
最近、ら行の発音が怪しい徹子さんだけど、往年のマシンガントークも健在で嬉しかったな。
艶笑コメディと銘打つだけに、かなりどぎつい表現もあるんだけれど、そこはちゃんとニューヨーク風にソフィスケイティッドされているので観客も安心して笑っていられる。
徹子さんの脇を固める出演陣も、芸達者な人たちばかりで安心して見ることができた。

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そうそう、このお芝居がかかっているのは、銀座一丁目にある「ル・テアトル銀座」なんだけど、座席の座り心地が存外良かった。
造りはシンプル。ただ、座面がちょっと浅めで、太股の裏に当たる部分が少し高めになっている。
そのせいで腰が背もたれのふくらんだ部分に当たるので、沈み込まずに背筋をシャキッと伸ばして座っていられるのです。
こう書くと、座り心地が悪そうに感じる人もいるかもしれないけど、最近のシネコンの座席みたいにゆったりしていて、あまりにも腰が沈み込む座席だと、つい睡魔に襲われちゃうことがあるんですよね(^^ゞ。
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by kiyotayoki | 2009-10-30 10:49 | 備忘録

東京・銀座にある水田

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銀座の裏通りで、ランチをする店を探していたら、なんと田圃を見つけた。
田圃といっても、広さは10畳間ぐらいしかない。
だけど、稲穂はそれなりに実ってる。

よく見たら、奥のほうに柵があって、カルガモが一羽、お昼寝をしていた。このカルガモくん、稲作の天敵・害虫を食べてくれていたのかな。

看板に、11月1日に収穫祭が行われると書いてあったから、3日後には刈り取られちゃうんだな・・・。
その前に見ることができたのはラッキーだったのかも?
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by kiyotayoki | 2009-10-29 21:16 | 閑話休題

現代美術家たちのアトリエ訪問

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25日は思いのほか寒い日曜日だったけれど、立川まで遠出して、
『石田倉庫のアートな2日間』というアートイベントに顔を出してきた。

石田倉庫という会社の一角に、倉庫を区切って12のアトリエがあり、そこで画家・美術造形家・家具工房・陶芸家・金属造形作家など、多種多様なアーティストが集まって作品を制作していらっしゃる。
アート版・梁山泊って感じ。
そのアトリエが2日間、一般に公開されたのです。

公開は今年で6回目だそうだけど、模擬店が出ていたり、広場のステージではマジックが披露されていたりとにぎやかで、楽しいイベントでありました。

12ある部屋の中の、お目当ては知り合いの茂井さんのアトリエ。
部屋いっぱいに直径3mの円形の鏡が敷き詰められていて、その上に乗ることができる。
鏡の上に立って下を見ると、逆立ちした自分がこっちを見てる。
この不思議な感覚、子供の頃に似たようなのを味わったことがある。
そうだ、雨上がりにできた水たまりを覗いた時に味わったあの感覚だ。
波のない静かな水面に立てたら、こんな感じなのかな?

そんないろんな想いがわき上がってくる作品だった。

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by kiyotayoki | 2009-10-27 23:11 | 閑話休題

女もすなる笑顔エクササイズを男もしてみんとて・・・

写真に撮られるのがどうも苦手だ。

理由は数々あるけれど、その第一は写真にうつった自分の笑顔を見ていつもガッカリしてしまうから。

目は笑ってるのに、口はへの字なのだ。
そのせいか、どの写真を見ても苦笑いしているように見えてしまう。

への字になるのは、写真に撮られるというので緊張することもあるけれど、
老化現象で表情筋がたるんでいて口角が下がってしまうせいじゃないだろうか。

第一印象は、一説では5秒ぐらいで決まってしまうといいます。
その際、笑顔はとても重要なポイントになる。良くも悪くも一瞬で相手に強い印象を与えてしまうから。

「男は顔じゃない」とはいうけれど、男だって相手に良い印象を持ってもらうのに越したことはない、ですよね。
今年一年の目標は、「今までやらなかったことを自ら進んでする」と決めたことでもあり、いい笑顔になるトレーニングをしてみようと思い立ちました。

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で、図書館へ行く用があったので、こんな本を借りてみました。
借りるのにちょっと抵抗はあった(^^;)けれど、ま、買うよりはマシだったかな。
それに、著者は歯科衛生士をなさってて、実際に医療現場で実証されているエクササイズなだけに結構説得力がある。
別に中年モデルを目指してるわけじゃありませんよ。目指すは写真うつりのいい中年。
タイトルに「若返り!」とあるのが気に入ったし(^^ゞ。
というわけで、これからしばらく入浴タイムにでもこの口元エクササイズをやってみようと思っております。

その結果は・・・・
訓練前の写真でも撮っておこうかしらん(タハハ^皿^ゞ)
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by kiyotayoki | 2009-10-26 17:59 | 閑話休題

ヴィンテージ梅酒

いつも美味しい料理をご馳走してくれるカメラマンのKさんが、
今夜は自家製の梅酒をふるまってくれた。

まず最初に出してくれたのは、Kさんが初めて漬けた年、94年の梅酒。
15年モノだ。
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焼酎と梅とグラニュー糖で作ったらしいけど、さすが15年も経っているので色はかなり濃くて、アルコール度の少ない薬用酒のような風味だった。

続いて出してもらったのは、98年の梅酒。
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こちらはブランデーと梅と蜂蜜で作った11年モノ。ブランデーの風味もちゃんと残っていて、これが一番美味だったかな。

3杯目は、2004年の比較的新しい梅酒。
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思ったよりあっさりしていて、前のが美味だった分、ちょっと淡泊だったかな。

それにしても、やはり継続は力なり、そして継続は美味も作り出すんだなと実感。

ご馳走様でした。
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by kiyotayoki | 2009-10-25 23:48 | 閑話休題

『激情』(2009 スペイン・コロンビア)

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東京国際映画祭で最後に観た作品は、『激情』
エクアドル出身のセバスチャン・コルデロ監督がスペインで撮った、破滅的でパッションみなぎる愛の物語。
夜の9時半という遅い時間から始まるのに、観たいなと思ったのはプロデューサーに『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロ監督が名を連ねていたからでもあった。

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原題:『RABIA』(89分)
監督・脚本:セバスチャン・コルデロ
出演:グスタボ・サンチェス・パラ
    マルチナ・ガルシア

スペインのバスク地方。
南米から出稼ぎでやってきた建設作業員ホセ・マリアは“怒り(rabia)”を抑制できない男で、口論の末、現場監督を誤って殺してしまう。
ホセは身を隠すべく同じ移民で恋人のローザがメイドとして働く屋敷の屋根裏に忍び込む。
痕跡を残さないように食べ物を盗み、ローザにすらその存在を知らせず、屋根裏からひっそりと愛する彼女を見守るホセ・マリア。
ローザは自分の子を身ごもっていたのだ。
けれど、すぐそばにいるのに話しかけることも触れることさえできない。彼女への思いは募るばかりだ。
ホセは家の住人に知られずになんとかコンタクトを取ろうとするのだが......

屋根裏から家の住人をのぞき見する話・・・・というと、江戸川乱歩の短編『屋根裏の散歩者』を思い出してしまうけれど、主人公の執着心、全体に漂う淫靡な香りはあの小説に通じるところもある作品に仕上がっていた。

屋敷の主は、医者夫婦。夫婦には金食い虫の息子がいるんだが、この息子は女グセも悪く、ローザは乱暴されてしまう。しかし、それを助けることもできないホセ。焦燥の日々は続く。
そのうち、夫婦のもうひとりの子供(娘)が離婚して孫たちを連れて出戻ってくる。
それまで安心して使っていられた屋根裏部屋へ孫達が侵入してくる。生活圏を侵され焦るホセ。
そのあげく、屋根裏で物音がするのはネズミのせいだと思った夫婦たちが業者に頼んで殺鼠剤を噴霧したものだから、ホセは生命の危機にまで陥ってしまう。

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そんなこともあり、また数ヶ月に及ぶ屋根裏生活のせいで、身体にだけは自信のあったホセもやせ衰え、目だけがぎらつく亡霊のような姿になってしまう。
そんなホセを熱演しているのはグスタボ・サンチェス・パラという役者さん。

上映後に舞台挨拶に現れたコルデロ監督によると、
「まず、急激なダイエットをしてもらい、超スリムな体型になってもらった。そして、ストーリーとは逆の順番に撮影したんだ」とのこと。
主演女優のマルチナ・ガルシアさんによると、グスタボさんは毎日パイナップルしか口に入れていなかったんだとか。“パイナップル・ダイエット法”は効くってことかな。

そんな努力の甲斐もあってか、その演技には鬼気迫るものがあった。
ただエンディングは、個人的には愛する彼女のためにも別の終わり方をして欲しかったなとは思ったけれど・・・。

日本ではまだ公開されるか、未定のよう。
でも、映画祭で良い評価が得られたら日の目を見ることもありそうだし、そうなることを祈ってます。

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               ちなみに美脚のスレンダー美人、マルチナさんはこんなお顔(↓)です。
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by kiyotayoki | 2009-10-23 10:02 | 映画(か行)

東京国際映画祭'09 『石油プラットフォーム』

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今年で22回目を迎えるという東京国際映画祭、
映画が始まる前には「この映画はグリーン電力で上映しています」
とのお知らせが入る。
そのわりに、グリーン電力がどういう形で作られ供給されているのか説明はなかった。
環境への配慮は今や大きな社会的責任の一つだけど、ポーズやお題目で終わらないようにしてもらえるといいんだけどな。

さて、日曜日に鑑賞したコンペティション部門の3作品、
2本目は、環境問題も絡むドキュメンタリーだった。

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タイトルは『石油プラットフォーム』。
(原題:La Cité du Pétrole [Oil Rocks - City Above The Sea])

初めて知ったことだけど、映画によるとカスピ海には“世界最大の人工構造物”があるんだそうな。
それが“オイル・ロックス”と呼ばれる長大な海上石油プラットフォーム群。
何百というプラットフォームが300キロにもわたる橋で繋げられていて、大きなプラットフォームには最高9階建てのビル群や公園、運動場まで造られている。
“世界最大の人工構造物”というと万里の長城を思い浮かべるけど、こんな構造物もあったんだね。

建造が始まったのは、スターリン時代の1949年。以来60年、今もなお操業中なんだそうな。
日本にも石炭掘削のために造られた軍艦島ってのがあるけど、あれが積み木のおもちゃに見えるほどの規模の大きさなのです。
撮影クルーは、許可された短い期間の中で、そこで働く人々を中心にこの長大な構造物を映し出していく。

映画を観て、まず思ったのは、「早く家に帰ってグーグルアースで“オイル・ロックス”の全貌を見てみたい」だった。
あまりにも長大なので、全貌がスクリーンではつかめなかったのだ。

で、さっそく見てみました。それがこの画像。
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画像が切れているところがあって、グーグルアースでもその全貌を見ることはできなかったけれど、
沢山のプラットフォームが橋で繋がっているのは見てとれる。

知らなかったけど、カスピ海には中近東に匹敵するほど石油が埋蔵されているらしい。
調べてみて驚いたのは、19世紀の末、バクー(印)の石油に目をつけて大儲けしたのがダイナマイトの発明で有名なノーベル兄弟だったこと。
ひょっとしてノーベル財団って、オイルマネーをバックにして作られたのかしらん。

レーニンによってソ連邦が立ち上がると、ノーベルは追い出され、ソ連がほぼ独占的に石油開発の権利を握ることになる。
ソ連崩壊後は、カスピ海周辺を取り囲むアゼルバイジャン共和国、イラン・イスラム共和国、カザフスタン共和国、トルクメニスタン、ロシア連邦の五カ国が権利を主張し合ってる。

だけど、長年の石油掘削でカスピ海の環境はかなり深刻な状況になっているようだ。
「閉ざされた海」であるカスピ海では、有害化学物質がすべて海中あるいは海底に蓄積されるんだってね。
そりゃあ深刻な状況になるはずだ。
なのに、米国や日本も石油掘削には絡んでるというから、どこからも非難の声はあがりづらい。
国家間のエゴがカスピ海を死の海へと追いやろうとしているわけです。

これは、チョウザメの漁獲量が減ってキャビアが高くなって食べられないなんて騒いでる場合じゃありませんね((>_<;)。
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by kiyotayoki | 2009-10-21 22:34 | 閑話休題

ポーポーという名の果物

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果物大使を自認する友人が、また珍しい果物を持参してくれた。

今回の果物は名前からしてユニークだ。
『ポーポー』だって。

元々は北米原産で、日本には明治時代に持ち込まれたのだとか。
初めて見たけれど、結構古くから日本にある果実なんだね。
そのせいか、地方によって呼び名は様々で、ポポー、ポポーノキ、ポポ、アケビガキとも呼ばれるらしい。

しかし、なんでポーポー(paw-paw)なんだろ。
調べてみたら、由来はスペイン語由来のパパイヤpapayaから。
果実が似ているところから似たような名前がついたようだ。

大きさは、いなり寿司ぐらい。
もらった時は、かなり熟した状態だったので、さっそくいただいてみた。
香りはトロピカルフルーツ風で、かなり強い。
皮は手で簡単に剥ける。剥く感じ、剥けた感じはまるで焼き芋。
中身は黄白色。意外だったのは、枇杷(びわ)のような大きな種が4個ぐらい入ってたこと。、

肝心の味はというと、ねっとりとした食感で甘みが強くて、カスタードクリーム風。
これで種がもっと小粒だったら、1個で相当食べ応えがありそう。


それにしても果物界は奥が深い。世の中にはいろんな果物があるもんですね。

ご馳走様でした♪
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by kiyotayoki | 2009-10-20 21:43 | 美味

東京国際映画祭'09 『ボリビア南方の地区にて』

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六本木ヒルズで行われている東京国際映画祭のコンペティション部門の映画を観てきた。
世界各国から集められた15作品のうち、鑑賞したのは3本。
興味深い作品ばかりだったけど、いやあ、目と腰が疲れました。

1本目は、『ボリビア南方の地区にて』という日本語タイトルのついた作品。
いかにもインディーズな香り漂うタイトルです。
ボリビアの映画は初めなので興味津々。
で、改めてボリビアについて調べてみたんだけれど、いやびっくり。
ボリビアって南米の小国だと思っていたら、世界で27番目に大きい国(日本は60番目)で、
面積は日本の約3倍もあるんだそうな。無知ですねぇ(^^;。
しかも首都ラパスの標高は3600m。富士山とほぼ同じ高さだ。空気も薄いんだろうな。
先日、サッカーのブラジルチームがボリビアに負けたそうだけど、“空気”のハンディキャップが大きかったんだろう。

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原題:Zona Sur(2009 108分)
監督・脚本:フアン・カルロス・ヴァルディヴィア
出演:ニノン・デル・カスティーヨ
    ニコラス・フェルナンデス他

英語題は、 「Southern District」、日本語にすると「南部地区」。
首都のラパスで富裕層の住む地区は標高の低い南部地区にあるんだそうな。
映画は、その南部地区にある瀟洒な邸宅で暮らす母親と3人の子どもたちと、そこで住み込みで働く忠実な使用人(先住民族の男女)が織りなすドラマを淡々と描いていく。
取り立てて何か事件が起きるわけでもないのに、最後まで飽きさせないところは監督の腕か。
ゆっくりゆっくり右へ右へと360度、パン(旋回)していくカメラワークが多用され、それが特徴的な映像と雰囲気を作りだしている佳作だった。

予告編の映像がYouTubeにあったので、もし良かったらご覧になってみてください。



家族の物語ではあるけれど、実質的な主人公は先住民族の中年男ウィルソン。
ウィルソンは数世紀のあいだ虐げられ差別されてきた先祖同様、立場は白人の女主人の召使いではあるものの、父親のいない家族の中で控えめながらも父親的な役割を果たしている。
そして、その役割を果たすウィルソンがこの家族にとって無くてはならないものであることが少しずつだけど確かめられていく・・・・そんな映画でありました。

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2本目は、カスピ海を舞台にしたドキュメンタリーだったのだけれど、
長くなりそうなので、そのご紹介は次回ということに・・・(^^ゞ。
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by kiyotayoki | 2009-10-19 21:20 | 閑話休題