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映画の心理プロファイル

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いみありげなしみ展

「しみ」というと、どんなものをイメージするでしょうか。

寝ていて見上げた時に見つけた天井のしみ?
食事中に料理の汁がはねて服に付いちゃったしみ?
それとも、恐ろしや、顔や腕にできたしみ?
それともそれとも、TVで見た聖骸布に浮かぶイエス・キリストの顔みたいなしみでありましょうか。

そんな「しみ」をテーマにした展覧会をやっているというので、
竹橋の国立近代美術館へ行ってまいりました。
企画のタイトルがふるっていて、『いみありげなしみ(meaningful stain)というの(^^。
入り口の白壁に記されたタイトル文字を写してみたら、おや、しみのようなものが・・・。
これは念入りな仕掛け?それともたまたま光の関係で映り込んだもの?

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パンフにはこうあった。

この展覧会は、「しみ」というテーマで、絵画、写真、版画、水彩など28点をご紹介するもの。
しみといってもいろいろですが、
ここでは、「布や紙、壁や床などの面の上に、水気を含むなにかが接触して残した跡」を指す、としましょう。

調べてみると、戦前から今日に至るまで、意外なほど多くのアーティストが「しみ」を取り上げています。
それは、絵画や写真、版画や水彩も、見方を変えれば「布や紙などの面の上に、
なにかが接触して残した跡」によって成り立っているからかも知れません。

しみを見たとき、わたしたちは、「ここでなにが起こったんだろう。なにがこぼれてこんなしみができたんだろう」と、
過去にさかのぼって推理します。ちょうど血痕から事件を読み解く探偵のように。


なるほどね、探偵気分で眺めればいいわけか。

「しみ」を眺めていると、時に思いがけない形を発見します。
レオナルド・ダ・ヴィンチは、絵画の訓練をしたければ壁の汚れや「しみ」を見つめなさい、
するとそこに樹木や顔、風景などさまざまなものが浮かび上がってくるだろう、と語っています。
「過去になにが起こったか」という推理から離れて、わたしたちの心は、今度は逆の方向、
つまり未来に向って、「しみ」の中にゆっくりと、本来そこにはないはずの新しい形を見出して行くのです。


う~む、「しみ」は創作の原点でもあるんだね。

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我が家にも、「いみありげなしみ」はいっぱいありそうだから、今度写真に撮ってみようかな(^^。

ちなみに、下の画像は「しみ」じゃないけど、「meaningful」で探していて見つけたもの。
題して、「meaningful shadows」。「しみ」よりこっちのほうが見つけた時は断然嬉しいかも(^^ゞ
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by kiyotayoki | 2010-06-28 08:40 | ART

朝までTV観戦

いつだったか俳優そっくり犬で、岡田監督を取り上げた時は、
まさか日本代表がここまでやってくれるとは思わなかった。

そんなわけで、
今のサッカーファンの気持ちを、
ワンちゃんたちの写真で表現してみることにしました。

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ただ、その前のイタリア代表の哀しい試合もついつい見てしまったので、
もう眠くて眠くて、個人的にはこんな感じですけど(;^^
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これから原稿書かなきゃなんないのにな・・・(^^;
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by kiyotayoki | 2010-06-25 10:25 | 閑話休題

『アダム氏とマダム』(1949 米)

1949年といえば、昭和でいうと24年。
戦争が終わって4年、日本では闇市なんかがまだ残っていた頃だと思う。
この映画は、そんな時代のニューヨークが舞台なんだけど、いきなり驚かされてしまう。
だって高層ビルが建ち並ぶ街角にデジタル表示の時計があるのだから!
当時のハイテク機器をいち早く映画で紹介したのかもしれないけれど、
これを翌年、昭和25年に観た日本人は、さて、どう思っただろう。

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原題:『ADAM'S RIB』(101分)
監督:ジョージ・キューカー
脚本:ガーソン・ケニン ルース・ゴードン
音楽:ミクロス・ローザ
出演:スペンサー・トレイシー
   キャサリン・ヘプバーン 

日本語タイトルは『アダム氏とマダム』だけど、原題は『ADAM'S RIB』。
アダムの肋骨、つまり、イヴのこと。ここでは、妻のアマンダのことを指すんだね。
聖書によると、知恵の実を食べたアダムとイヴはエデンの園を追放されたことになっているけれど、
アダムとアマンダは知恵の実を食べたご先祖様の末裔らしく2人して法曹界(検事と弁護士)に身を置いている。
だけどお堅くはなく、夫婦仲もすこぶる良いようだ。
なにせお互いを「与太郎」「おてんば」と愛称で呼び合っているくらいですからね。
それにしても、キャサリン・ヘプバーンが甘えた声で「ねぇ、与太郎」というのは、なんとも違和感があった。
字幕を作った人、何で与太郎なんてヘンテコな愛称にしちゃったんだろ。昭和20年代の流行り?

耳をすまして原語を聞き取ってみたら、どうやらピンキー(pinky)と呼んでいるみたいで。
ピンキーという愛称にどんな意味があるのか検索してみたら、
「アメリカ西海岸の男の子が親しみを込めて恋人を呼ぶ時に使う言葉」とあった。
トレイシー扮するアダムもアマンダをピンキーと呼んでいる。互いに同じ愛称で呼び合っていたんだね。
こっちはpinkieになるのかな?
今だったら、さすがに「与太郎」「おてんば」とは訳さないだろうけど、字幕の変更にも権利関係がうるさいのかしらん。

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この2人の仲がある事件を境に危うくなっていく。
若い主婦が夫の浮気現場に乗り込んでピストルを乱射、亭主に怪我を負わせるという事件が起きたのです。
でも、さすが喜劇。主婦はピストルの撃ち方がわからず、説明書片手に発砲する始末だし、撃たれる側の亭主を演じているのは『お熱いのがお好き』のトム・イーウェルじゃありませんか。
亭主の浮気が原因とはいえ、傷害事件を起こしたということで主婦は逮捕され裁判にかけられることに。
その弁護を引き受けたのがアマンダで、担当検事のアダムと法廷で対決することになる。

当時流行っていたスクリューボール・コメディの1本。
スクリューボール・コメディの特徴は、常識外れで風変わりな男女が喧嘩をしながら恋に落ちるというストーリーにあるらしい。
この頃のコメディというと、『或る夜の出来事』(1934)ぐらいしか観たことがなかった。
それを聞いた友人がDVDを貸してくれたので、今回観ることができた。感謝感謝です。

当時としてはまだ珍しかったであろう高学歴の共働き夫婦アダムとアマンダと、傷害事件の当事者で古風な考え方の夫婦という2組の対照的な男女を通して、夫婦のあり方を考えさせられる一編。
もちろんコメディとして見ても上質の出来映えでありました。
しかしまさか、あの強面スペンサー・トレイシーが人前で泣くとはねぇ(^^ゞ
スペンサー・トレイシーというと、『老人の海』や『招かれざる客』などの頑固一徹親父のイメージしかなかったので意外かつ新鮮でありました。


そうそう、調べていて驚いたことがあった。
記事の冒頭で、この時代に摩天楼の街角にデジタル表示の時計があるなんてぇ!と書いてしまったのだけど、
な、なんとこの映画より13年も前の東京銀座にデジタル表示の時計があったようなのです!!
その証拠写真がこれ(@↓@)

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「只今 8時22分」だって。
アサヒグラフの昭和11年11月11日号に載っていた写真らしいんだけど、
戦前の銀座にすでにデジタル表示の時計があったとはび~っくり!
デジタル表示の時計って、いったいいつ頃開発されたのかしらん。
(上の写真はごちゃまぜ歴史写真のサイトから転載させていただきました)
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by kiyotayoki | 2010-06-23 10:55 | 映画(あ行)

お蔵の宝庫か、谷中♪ 

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サッカーのワールドカップ、連日好試合があるのでこのところ睡眠時間の少ない日が続いてます(^^;
連日の「ガンバレ日本!」報道には少々食傷気味ではあるけれど、
日本戦も含めて、やっぱり真剣勝負って面白い♪
今朝のブラジルvsコートジボアール戦も、スピーディで独創的なパスワークに魅せられ、
眠気も吹っ飛んでしまった。
それにしても、ヨーロッパ勢はどうしたんだろ。イタリアはまた勝てなかった。
それに今回のイタリアって地味。トッティとかバッジョとかデル・ピエロみたいな伊達男がいない。
それが、にわかファンとしてはちょっと淋しい。


それはそれ、梅雨に入ったのでお蔵探しも梅雨明けまでおあずけかな・・・
そう思っていたら、週末は土日共それなりのいいお天気に恵まれた。
そんなわけで、友人が静岡から遊びに来てくれたこともあって、土曜日と、そして日曜日も、
睡眠不足にもめげず、短い時間ではあったけれどお蔵探しをしてまいりました。

目的地は、お蔵の宝庫なのではと期待している台東区谷中

まずは、土曜日に見つけたお蔵のご紹介。

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こちらは、谷中1丁目、言問通り沿いで見つけたある民家のお蔵。
煉瓦の壁が美しい瀟洒なお蔵♪ だけど正確には、見つけてもらったと書くべきかな。
というのも、最初に「あれはお蔵じゃあ・・・」と指さしてくれたのは友人だったから。
自称・蔵見ニストと吹聴していたわりに、
谷中名物の愛玉子(おうぎょうち)のお店を探すのに気をとられて、見逃してしまったのです(^^;
まずいっ、蔵見ニストの名にかけて、次こそ自分で見つけなきゃ(@_@;。

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こちらは、谷中5丁目のお寺(全生寺)の敷地の中で見つけたお蔵。
いや、これも見つけたと書くとマズイな。先に「あれはお蔵?」と声をかけてくれたのは友人だったから(>_<;。
一見すると、お堂のような屋根だったので見逃してしまったのだ。
だけど、よ~く見てみると、小さいながらも壁は石造りで、窓は鉄の扉でがっちりガードされているし、表の扉も分厚く重々しい。お蔵の要件をしっかり備えてる。
よくぞ見つけてくれましたと感謝したけれど、内心はちょっと複雑。
だって、また先んじられてしまったんだもの(^^;。

そんなわけで、このままでは終われないと、日曜日、仕事もそこそこにまた夕方近くから谷中へ出かけたのでありました。

目的は、前日準備不足で見つけられなかった2つのお蔵を探すこと。
1つは、「すぺーす小倉屋」というお蔵を活用したこちらのギャラリー。今回は名称と住所を確認して行ったのですぐに見つかった。

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こちらは江戸時代末期(1847)に創業した「小倉屋」という質屋さんだったお宅。
お蔵は大正5年(1917)に建てられた3階建て!3階建てというのは全国的にも稀なものだとか。
蔵のまわりを囲んでいるトタンは、歴史ある建築物を風化させない為の工夫なのだそう。
五代目にあたる今の持ち主が土蔵を活用存続するために平成5年、アートスペースとしてリニューアル&オープンされたのだとか。
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すぺーす小倉屋

続きは、また次回(^^ゞ
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by kiyotayoki | 2010-06-21 09:34 |

初もの

今年初めて“かき氷”を食べた♪

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注文したのは、宇治ミルク。
暑い中を歩き回って、のどが乾いていたこともあり、冷やっこくてとっても美味しゅうございました。
せめて写真で涼感のお裾分けができるといいんですが(^^ゞ


もうひとつ、初ものを。
まだ建設中なのに早くも東京の新名物になっちゃったスカイツリー。こんなにちゃんと見たのは初めて。

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「高いものは高いところから眺めるにかぎる」
静岡から出てきた友人のアドバイスに従って、
隅田川沿いに建つアサヒビールのビルの22階(赤い矢印の辺り)から眺めたのが上のショット。
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確かに下(地上)から眺めるより高さや巨大さが実感できた。
この日の高さは398mだったそうな。

下の写真は、押上駅から見上げたスカイツリーです。
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by kiyotayoki | 2010-06-20 10:41 | 閑話休題

藤山直美さんの喜劇鑑賞

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友人に誘ってもらって、新橋演舞場で藤山直美のお芝居『藤山寛美 歿後二十年 六月喜劇特別公演』を観てきた。

若い方のために書いておくと、藤山寛美というのは藤山直美のお父さんで、
アホの丁稚役で一世を風靡した昭和の爆笑王のひとり。
今もご存命なら今年81才なのだそうな。
61才という若さで亡くなったんだね、寛美さん。

藤山直美さんのことは、顔がお父さんに生き写しであることや、ドラマや映画(『顔』)で演技力のある人であることは知っていたけれど、ナマで、しかもお父さんの芸を継承した演技を見るのは初めてのこと。
それだけに期待も大だった。

夜の部を観劇したのだけれど、
やっていたのは、「大人の童話」と「丁稚の縁結び」の短編2題。どちらも父である寛美さんが得意としていた出し物らしい(昼の部は別の演目になる)。

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「大人の童話」は、喜劇というよりペーソス重視の人情話だった。
実質の主役は入り婿役の西郷輝彦で、
その女房で居酒屋の女将役の直美さんはぐっと抑えた演技で脇に徹していた感じ。
後で友人に聞いたら、お父さんの時代は西郷さんの役を寛美さんがやったいたのだそう。
なるほど直美さんが抑えた演技をしていたのは、元々が脇の役だったからなんだね。
寛美さんの役をあてられた西郷さん、頑張ってはいたけれど、堂々とした演技が得意そうな西郷さんに寛美さんの味が出せるわけもなく、また、直美さんの演技を楽しみにしていたこっちとしては、ちょっと肩すかしを食らった感じのお芝居だった。

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その分、「丁稚の縁結び」のほうは寛美喜劇の真骨頂を存分に楽しめた。
役からして、お父さんが得意としていた丁稚役だもの。直美さんも乗りに乗って、お父さん譲りのアドリブ芸を披露してくれた。
お話は、こまっしゃくれた小僧(丁稚)が、慕いあう若い2人の仲を取り持つテンポのいいお芝居で、まさに直美(寛美)ワールド全開の喜劇でありました。
ベテランの小島秀哉さんとの息の合った掛け合いは、まるで漫才♪

ちなみに、それぞれのお芝居で直美さんと絡む小島慶四郎さんや小島秀哉さんといったベテラン勢は、寛美さんと30年以上松竹新喜劇で同じ舞台を踏んできた人なのだそうな。息が合うのは当然か(^^。

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上の写真は、在りし日の藤山寛美と愛娘・直美の共演シーン。こういう共演をナマで見たかったなぁ。



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by kiyotayoki | 2010-06-18 16:05 | 閑話休題

両親の誕生曜日

先日、生まれた日が何曜日に当たるのかを調べてみて、
自分の誕生曜日が月曜日だということがわかったのだけれど、
両親の誕生曜日を調べてみて、ちょっと面白いことがわかった。

それは、両親が毎年同じ曜日に誕生日を迎えるということ。
親父は10月1日生まれ、お袋は8月6日生まれなのだけれど、今年はどちらも誕生日が金曜日なのです。
来年はというと、どちらも土曜日で、再来年はどちらも月曜日、その翌年はどちらも火曜日・・・
といったように毎年、同じ曜日に誕生日を迎えることになってる。
閏年があるとズレるのかと思ったら、そんなことはなく、ずっと同じ曜日。

たまたま偶然そうなるだけなんだけど、なんか相性が良さそうで素敵でしょ。
長年連れ添っていられるのは、毎年同じ曜日に誕生日を迎えるおかげなのかも、なぁんて思えたりして(^^。

ちなみに、僕と亡妻の場合は1曜日ズレてしまうんだなぁ、残念ながら(^^;。



さぁて、あなたとあなたの大好きな人は毎年何曜日に誕生日を迎えるんでしょうね。

あの日は何曜日?
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by kiyotayoki | 2010-06-15 21:38 | 閑話休題

『アイアンマン2』(2010 米)

空いてる時間と上映スケジュールがぴったりマッチしたので、公開されたばかりの本作を観てまいりました。
期待以上のデキだった前作『アイアンマン』の続編です。

足を運んだのは、日比谷のスカラ座。
この劇場は開演前にミドレソ~♪ ソレミド~♪って学校のようなチャイムが鳴るんだね(^^。

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原題:『IRON MAN 2』(124分)
監督:ジョン・ファヴロー
脚本:ジャスティン・セロー
音楽:ジョン・デブニー
出演:ロバート・ダウニー・Jr
   グウィネス・パルトロー
   スカーレット・ヨハンソン
   ミッキー・ローク

前回、スーパーヒーロー界の常識を破って、自ら“アイアンマン”であることを公表して
世間を騒然とさせちゃったトニー・スタークのその後を描く2時間。
喩えが適当かどうかわからないけれど、具材てんこ盛りのちらし寿司のような作品だった。

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具材はみんな美味しそうなのです。
まずは、スターク家を憎悪し、アイアンマンの命を狙うロシア人科学者イワン。
演じているのは、科学者というよりプロレスラーにしか見えないミッキー・ローク(^^。

軍事利用のためにパワード・スーツを没収しようとする米国政府と米軍。
そんな米軍に籍を置きながらも、親友であるトニーに味方するローディ。
演じているのは、なぜか前作のテレンス・ハワードからバトンタッチしたドン・チードル。

スターク社に代わって米国の軍需産業を牛耳ろうとするライバル企業ハマー社の社長ジャスティン・ハマー。
演じているのは、曲者サム・ロックウェル。

トニーの新しい秘書としてやってきた謎の美女。
演じているのは、スカーレット・ヨハンソン。

そして、前作のエンドクレジット後に登場した、これまた謎だらけのアイパッチ男ニック・フューリー。
演じているのは、サミュエル・L・ジャクソン。
・・・・とね、具材は豊富でしょ。これだけの具材を2時間のお話の中に詰め込んでいる上に、監督のジョン・ファヴロー自身がおいしい役でちゃっかり出演もしてる。

しかも、国民的スターとなったトニー・スターク自身が大きな問題を抱えておりまして・・・。
胸に植え付けたリアクターのエネルギー源であるパラジウムのせいで、命を脅かされているのです。
それを悟られたくないためか、トニーは努めて明るく、というよりハメを外しまくる。
そういう奇人っぽい演技はロバート・ダウニー・Jrの得意とするところではありますがね。

とまあ、いろんなキャラクターと要素が盛り込まれているので、さて、どうなることやらと期待半分・不安半分で観ていたのだけれど・・・・。

不覚にもニ、三度うつらうつらしてしまった。
しかも、ラストの大活劇シーンで(こっちの体調もあると思います^^;)。
決して面白くなかったわけじゃなかったんだけどな。前作が良かったので期待をしすぎたのかも?

でも、収穫はありましたよ♪
それは、なんといってもスカーレット・ヨハンソン!
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妖艶な秘書ぶりはもちろん、黒のレザースーツに身を包み、実にキレのいいアクションを見せてくれます。

この映画、前作に引き続き思わせぶりなエンディングが用意されているので、「3」が作られるのは確実なんでしょうね。
ということは、またあのスカーレットに会えるわけで、これは楽しみだ(^^。
   
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by kiyotayoki | 2010-06-13 17:44 | 映画(あ行)

久方ぶりの新宿PIT INN

新宿PIT INNはいつ以来か思い出せないくらいだけれど、久しぶりに足を運んだ。
お目当ては、知人お薦めのハイパー箏(こと)奏者・八木美知依さんのライブ。

八木美知依さんのことは恥ずかしながらまったく知らなかったのだけれど、
邦楽はもちろん前衛ジャズや現代音楽からプログレッシヴ・ロックそしてポップスまで
幅広く国内外で外活動するハイパー箏(こと)奏者なのだそう。
知人から、わざわざこのライブのために来日したという米国人のお客を紹介されたので、
国内より海外でのほうが知名度は高いのかもしれないな(自分が知らないだけでこう決めつけちゃうのはなんだかなぁ・・・ですが^^;)。

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ステージには、中央にエレクトリックの21弦琴と17弦のベース琴がドーンと配され、
その両サイドにはウッドベース(コントラバス)とドラムスが一組ずつ設えてある。
ダブルトリオ!これは初体験の編成だ。

ウッドベース2人とドラムス2人は、みんな男。女性は非力そうな八木美知依さんただ一人。
いくら電気でパワーアップされた琴(箏)とはいえ大丈夫かしらんと思ったけれど、そんな心配はする必要がなかった。
八木さんのかき鳴らす琴(箏)の演奏はすこぶるパワフル。しかも、両手で弦をかき鳴らすかと思えば、左手にステッキを持って弦を叩いたり、スチールギターみたいに滑らせたりと、変幻自在。
荒々しくて美しく、またしなやかな琴(箏)の音を堪能した1時間半だった。


ちなみに、これもまったく知らなかったのだけれど、
和楽器の「こと」は、普通「琴」の字が当てられているけれど、正しくは「箏」なんだそうな。
「琴(きん)」は本来別の楽器で、最大の違いは、箏では柱(じ)と呼ばれる可動式の支柱で弦の音程を調節するのに対し、琴(きん)では柱が無いこと(byウィキペディア)なんだとか。
勉強になりました(^^;。
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by kiyotayoki | 2010-06-11 12:43 | 閑話休題

『ハネムーン・イン・ベガス』(1992 米)

いきなりですが、ここでクイズを一問。

下の写真は、あるトップ女優の幼少時代のものですが、
さて、誰だと思います?
大きな目と面長な顔は、当然ながら現在の彼女にも受け継がれております♪
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答えは、映画紹介の中で。

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原題:『HONEYMOON IN VEGAS』(96分)
監督・脚本:アンドリュー・バーグマン
音楽:デヴィッド・ニューマン
出演:ニコラス・ケイジ
   サラ・ジェシカ・パーカー
   ジェームズ・カーン

上の出演者の欄にもう答えは出ていますが、
正解はただ今公開中の映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』でも大活躍のサラ・ジェシカ・パーカー。
彼女って子役出身だったんだね(8才でTV初出演。写真は12才ぐらい?)。
彼女の存在を意識したのは、ブルース・ウィリス主演の『スリー・リバース』(1993)が最初だったと思うけれど、今回ご紹介する作品はその前年に公開されたもの。
相手役はニコラス・ケイジで、共演がジェームズ・カーンだって。なのに知らなかったなぁ、こんな映画があったの。
というわけで、地上波でやっていたのを録画して鑑賞。

浮気調査が主な探偵稼業のジャックには相思相愛の恋人ベッツィーがいる。
ベッツィーは結婚願望が強い。だけどジャックは仕事柄、結婚の現実を熟知しているし「結婚だけはするな」という母親の遺言を半ば口実にして、いつも口をにごしてしまう。
業を煮やしたベッツィーは「結婚か、それとも別れるか」と最終通告。

出産育児をどのタイミングでするかで人生設計が大きく変わる女性と違って、男性は生理的な拘束がない分お気楽に生きられる。
それだけに男はなかなか結婚話を口にしたがらない傾向がある。
そういう男には、ベッツィーのような強行手段が案外効くようです。
案の定、尻に火がついたジャックは一念発起、じゃあ結婚しようよと2人してラスベガスへ飛ぶことに・・・。
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だけど本心はまだ宙ぶらりん。のらりくらりと教会へ行くのを先延ばしにしているうち、ベッツィーが中年ギャンブラー・コーマンに見初められてしまう。彼女はコーマンの亡妻に瓜二つだったのだ。
そして仕掛けられたポーカーゲームで6万ドルもの借金を抱えたジャックは、「借金はチャラにするから恋人を週末貸せ」というコーマンの申し出を苦し紛れに受けてしまう。
彼のふがいなさにあきれ果て、誘われるままハワイに遊びに出かけてしまうベッツィー。
さてさて、ジャックは恋人を無事取り戻すことができるでありましょうか・・・。

似た設定の映画に『幸福の条件』というデミ・ムーア主演の映画があったけど、公開されたのはこっちが先なんだね。
映画としての出来も、コメディ仕立てのこっちのほうが断然いいと思うし、楽しめた。
監督のアンドリュー・バーグマンは、メル・ブルックスの『ブレージングサドル』(1974)の原作・脚本で映画界デビューした人らしく、コメディはお手の物のようだし。

この時、ニコラス・ケイジは27才、サラは26才。まだ若~い。
ただ、ニコジーは『月の輝く夜に』の頃よりぽっちゃりしたせいか、スターのオーラがあんまり出ていない。
だけど、ニコジー得意の“情けない顔”で、彼女を寝取られそうになる情けない男を好演してます。
サラも『SATC』と同じNYに住む女性とはいえ、学校の先生役なのでファッションは当然抑えめ。
だけど、ラスベガスやハワイへ行ってからは、持ち前のスタイルの良さでいろんな服を上手に着こなしてる。

ラスベガスはいまだに一度も行ったことはないのだけれど、
ラスベガス=エルヴィスというイメージは今も健在のようですね。
この映画でも、エルヴィスの“似てない”そっくりさんがわんさか出てくるし、エルヴィスのヒット曲が効果的に使われてる。
しかも、誤解が誤解を生んでジャックから心が離れかけてしまったベッツィーがコーマンと結婚式を挙げようとする夜、つまりクライマックスでもエルヴィスのそっくりさん達が重要な役割を果たすんだから徹底してる。
楽しいライトコメディに仕上がっているし、20代のサラに会えるという特典付き。
『SATC』ファンにも自信を持っておすすめできる1本ですよ♪

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by kiyotayoki | 2010-06-10 20:01 | 映画(は行)