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映画の心理プロファイル

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『センチメンタル・アドベンチャー』(1982 米)

クリント・イーストウッド監督作には“死”をテーマにした作品が多い。
主人公の死に様を通して
いかに生きるべきかをスクリーンのこちら側に問いかけてくる。
これはその端緒となった映画かもしれないな。

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原題:『HONKYTONK MAN』(123分)
監督:クリント・イーストウッド
原作・脚本:クランシー・カーライル
音楽:スティーヴ・ドーフ
出演:クリント・イーストウッド
カイル・イーストウッド
   ジョン・マッキンタイア

原題の『ホンキートンクマン』のホンキートンクって言葉はカントリーソングによく出てくる。
だけど、今までその意味を確認せずにいた。 
で、今更ながら調べてみたところ、源はアメリカの開拓時代までさかのぼるんだね。
西へ西へと向かう開拓者たちの中には、家財道具と一緒にピアノを運んでくる人もいた。
ガタガタ揺すられるから、当然チューニングが狂う。
だけど、調律師がいるわけじゃないから、酒場などで調子っぱずれのまま弾かれていた。
それが独特の味のある音と評価されるようになって、わざと音をずらしたホンキートンクピアノができたり、ホンキートンクというジャンルの楽曲ができたというんだね。
ラグタイムも、初期はホンキートンクピアノから生まれた音楽ジャンルだったのかも。

この映画では、このホンキートンク(マン)を調子っぱずれな人生を歩んできた男という意味で使っているんだろうか。
1998年にイーストウッドがフランスのセザール賞を受賞した時、
プレゼンターとなったジャン=リュック・ゴダールは「ミスター・ホンキートンクマン」と呼びかけたそうだし、
このタイトルにはイーストウッド自身の人生も投影されているのかもしれないね。

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イーストウッド扮する主人公は、歌とギターと酒をこよなく愛するカントリー・シンガーのレッド。
だけど、結核を患っていて、体調がすぐれないし声も出づらくなっている。それをなんとか酒でごまかす日々。
そんなレッドが一念発起、というより死に花を咲かせようと思ったのか、
カントリーの聖地ナッシュビル“グランド・オール・オープリー”のオーディションに出るために旅に出る。
このグランド・オール・オープリーがカントリーシンガーの憧れの場所だということは、
カントリーバンドを50年やってる叔父からも聞いたことがある。

旅の道連れは、妹夫婦の息子。レッドからすると甥っ子にあたるホイット。
ホイットを演じているのはイーストウッドの実の息子カイル・イーストウッドだ。
撮影当時は、12、3才だったのかな。
この親子共演をイーストウッドが監督として実現させたのは、
どんなホンキートンクな人生だって自分が納得できる人生ならそれでOKさ、という父からのメッセージを
思春期を迎えた息子へ、言葉ではなく肌で伝えたかったからかもしれないな。



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by kiyotayoki | 2011-02-27 11:04 | 映画(さ行)

→Pia-no-jaC←「残月」

YouTubeでたまたま見つけた→Pia-no-jaC←という
ピアノとカホン(ペルー発祥の打楽器)を操る2人組ユニット。
疾走感がたまらない♪






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by kiyotayoki | 2011-02-26 16:06 | ART

港区、3つ目のお蔵は蔵造りの民家

港区高輪でのお蔵探し、
前回ご紹介したクラシックな消防署から歩いて2、3分のところにあるお寺で、
珍妙な顔をした狛犬を見かけた。それがこちら。

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牛のような胴体に、カイゼル髭とギョロっとした目が印象的なデカイ顔がのっかってる。
この狛犬があるのは、承教寺(都港区高輪2-8-2)というお寺の門前。
調べてみたら、今の住職さんの先代の時代に、檀家の誰かが中国から輸入して自宅に飾っておいたのだが、
あまり良い事が起こらないので、お寺に寄贈して供養してもらい、以来ここに置かれるようになったとのこと。
このお寺には、江戸時代の画家、英一蝶の墓があるんだそうな。

ちなみに、この一対の狛犬、性別はどちらもオスでした(^^ゞ

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そこからテクテクと、20分ぐらい歩いただろうか。住所は高輪から南麻布に変わっていた。
すると、あ、あったぁ!
しかも、ただのお蔵じゃない。な、なんと蔵造りの家だ!

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蔵造りの家を、山手線内で見たのは初めてのことだったので、ちょっと興奮!
あ、蔵造りというのは、土蔵(お蔵)と同じ構造で建てられた住居(店舗)のことです。
ちなみに、蔵造りの起源は江戸時代中期のことだそうな。
火に強いということで、江戸の問屋からその商圏である関東一円、甲信越、東北地方へと広まったのだとか。
この手の蔵造りの家は川越辺りまで行かないと見られないと思っていたけれど、なんと港区にもあったんだね♪♪♪

いつ頃、建てられたのかは不明。ただ、後ろに続く木造の家屋もかなり古そうだったので、少なくとも半世紀は経っている感じ。
中はどうなっているんだろ。入ったら広い土間や黒光りした上がり框(がまち)とかがあるといいんだけどな。
蔵造りの家の壁は、白く塗ったトタン板で保護されておりました。

ちょっと心配になったのは、家に戻ってこの蔵造りの家をストリートビューで見てみた時だった。
下のがその画像。去年、2010年のある時期に撮影されたものらしい。

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この画像には、手前にブロック塀(その奥には家屋)とこんもりと茂った木が写ってるでしょ。
去年までは、隣に家屋があったのですよ。
それが今はもう空き地になっているし、木も無くなっていた(一つ上の画像の三角コーンが置いてある場所)。

この辺りも古い家はどんどん壊され、更地になっているんだね。
とすると、この蔵造りの家も、いつまでこのままの状態でここにあり続けられるだろうか。

ああ、心配です。
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by kiyotayoki | 2011-02-25 11:28 |

映画『スティング』のテーマ" The Entertainer " (1902)

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今年も、アカデミー賞が発表される季節になったけれど、
1973年度にオスカー像を7つもとったのが、
こちらの『スティング』
1936年のシカゴを舞台に、ポール・ニューマンやロバート・レッドフォード扮する詐欺師たちがマフィアの大物ボスに大がかりなコンゲームを仕掛ける傑作ムービーでした。

そのテーマ曲が『ジ・エンターテイナー』
映画をご覧になっていない方でも、このメロディは耳にされたことがあるのではないでしょうか。
ラグタイム王と称されたスコット・ジョプリンによる1902年の作品です。

ラグタイム(ragtime)が米国で大流行したのは、19世紀末から20世紀初頭。
編み出したのは、ミズーリ地方の黒人ミュージシャン。クラシック音楽にブルースのテイストを融合させた、いわばジャズの先駆けになった音楽ジャンルらしい。
ラグタイムという言葉は、独特のリズムを表わす ragged (でこぼこした)からきているんだそうな。
その王と称されているのがスコット・ジョプリン(Scott Joplin/1868-1917)。
独学でピアノをマスターし、大学でクラシックや作曲法を学んだジョプリンが34歳の時に作ったのが『ジ・エンターテイナー』だったんだね。

なぜこんなことを改めて書いたのかというと、実はスコット・ジョプリンがそんな昔の作曲家だったなんて知らなかったから(^^;
てっきり現代の作曲家が、映画の時代設定である1930年代をイメージして作った曲だと思っていたのです。
調べてみたら、あらあら、1930年代でもなくて20世紀になったばかりの頃に作られた曲だったんだね。

いや~またまた、自分の無知さ加減を思い知らされてしまったのでた(;^^a



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by kiyotayoki | 2011-02-23 09:49 | ART

港区高輪の美蔵

去年の暮れ、東京タワーの展望台から港区初のお蔵を発見!って記事を書いたことがあったけれど、
それをご覧になった方から、
「うちの近所にもお蔵がありましたよ」という嬉しいお知らせをいただいた♪

情報源は、いつも海老会でお世話になっているイラストレーターのchiharaさん
chiharaさんのお宅のご近所といえば港区だ!ってことは港区2軒目のお蔵?!
自称・蔵見ニストとして、これは見逃せません。何としても我が目で確かめねばp(●`∇´●)q

そんなわけで、発見されたchiharaさんにもご足労を願って行って参りました、その現場へ。


おお~

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場所は、通りから一本裏に入った閑静な高輪の住宅街。
その角地にすっくとそびえ立つその佇まいが、いやいやなんとも凛々しい!

建ってから半世紀近くはたっていそうなお蔵だけれど、
雨水が塀の外の下水路に流れ落ちるように配管がなされているなど、状態はとても良い。
持ち主の方のお蔵への愛情・愛着が感じられてとても嬉しかった。

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港区といえば、開発され尽くした街というイメージがあったので、
もうお蔵は残っていないのではないだろうかと、今まであまり積極的に探してこなかったのだけど、
いやいや、それは勝手な思い込みだったのかも。
港区に古くからある高級住宅街こそ、昔ながらのお蔵の残る貴重な、そして穴場的地帯なのかもしれない!

探せばきっとまだある!

chiharaさんとお会いしたのは、午後4時だったのだけど、
日暮れまでにはまだ1時間ほどある。
そこで、土地勘のあるchiharaさんに無理を言って
おつき合いいただき港区3軒目のお蔵発見を目指して歩き始めたのですが、
その顛末は、またの機会ということに。


下の画像は、その途中で見かけたクラシックな造りの消防署。
高輪2丁目の交差点にそびえ立つ高輪消防署二本榎出張所。
昭和8年(1933)の竣工だそう。最上階にある円筒形の火の見櫓がチャーミングですよね。
今は近くに高層ビルが林立して見通しも利かないようだけど、建設当時は東京市全体が見渡せたんだとか。
こういう古い建物が残っているぐらいだから、第3のお蔵を発見するのも夢じゃない、でしょ(^-^)

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by kiyotayoki | 2011-02-21 10:35 |

いただきもの

昨日、仕事関係の資料等を持参してくれたyunerianさんが
「遅ればせながら、誕生日おめでとうございます」
と、プレゼントしてくれたのがこちら♪

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静岡産の紅ほっぺ という品種の苺の鉢植え。
もうすでに1粒、赤く熟し始めた苺が顔をのぞかせているけれど、育て方によってはこれから何粒も実がなるんだそうな。

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こちらは、同じくいただいた紀州有田の田村みかん。
小粒だけれど、甘みの濃い美味しいみかんでした。


ブログについ誕生日と書いてしまったおかげで、
今年はいくつもいただきものをしてしまった。
まことにありがたいことです。
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by kiyotayoki | 2011-02-20 17:37 | 美味

ショッカーマニア

誕生日に会った友人から、面白いプレゼントをもらった。
それがこちらのショッカーマニア
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遊べる・飾れる。笑える。新感覚フィギュアとパッケージにあるように、
箱の中には仮面ライダーでお馴染みショッカーの戦闘員フィギュアが21人入っておりまして、
それを積み重ねたり、積み上げたりして遊ぶというもの。
さっそくやってみました。

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高くなるとバランスがとれなくなるので、積み上げるのは8個が限界かなぁ(^^;

21人を使ってピラミッドにもトライ。それを動画にしたのがこちら。

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案外つるつると滑りやすくって、慎重に積み上げないと、つるんと滑り落ちていまうので、
そのたびに、イーッとなってしまうオモチャでありました(;^^A

プレゼントしてくれたA・Mさん、どうもありがとう♪
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by kiyotayoki | 2011-02-19 15:04 | 閑話休題

『クーザ KOOZA』(シルク・ド・ソレイユ2011年公演)

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8年ぶりにシルク・ド・ソレイユの公演を観てきた♪

今回の『クーザ』は、今まで観たシルクの公演の中では最もバラエティ色が強かったかな。
今までのシルクで強調されていた物語性や芸術性がやや抑えられ、その分、笑いや驚きがふんだんに加味された感じ。
それもあって、今まで以上に道化師達が大活躍(その分、狂言回し役のトリックスターが目立たなくなっちゃったけど^^;)。
セリフにこんなに日本語が使われたのも初めてだったんじゃないだろうか。

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今回も演目は盛りだくさん。
ただ、終わり方がちょっとあっさりだったかな。
それだけに終わった後、もっと見たい、もっとこの不思議の世界の中にいたいと
思わせてくれたことは確か(リアクタンスの心理が作用しちゃった?^^ゞ)。

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公演とは関係ないのだけれど、ちょっと驚いたことがあった。
それはトイレ。
仮設トイレなのにウォシュレット付きだったのだ。
とことん楽しませてくれるそのホスピタリティには定評のあるシルクだけど、
こんなところまでホスピタリティが行き届いているんだね。

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by kiyotayoki | 2011-02-18 09:45 | ART

続・俳優そっくり犬  その60

今回ご登場願うのは、個性派俳優の生瀬勝久さん

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独特のキャラクターで、奇人・変人キャラから真面目な役まで幅広くこなす貴重なバイプレイヤーです。

今日のそっくり犬は、
そんな生瀬勝久さんに個性でも負けてない(?)ワンちゃんです。

生瀬勝久さん似のワンちゃんとは・・・
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by kiyotayoki | 2011-02-16 21:54 | 続・俳優そっくり犬

雪景色の朝に、春の兆しが・・・

今朝は、東京も雪景色だったけれど、
早くも溶け始めていて、
目覚まし代わりになったのは軒先から落ちる雪の塊のドサッという音だった。

そんな朝、ささやかだけど、嬉しい驚きが!
去年の秋、植えた空豆
その枝先に小さな花が2輪、咲いていたのです。

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ある時期から、枝があまり伸びなくなって成長が止まったような感じだったけれど、
偉いなぁ、着々と実をつける準備をしていたんだね♪

この花が散ったら、今度は小さな実が顔を出すのかな。
楽しみです(^_^)v
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by kiyotayoki | 2011-02-15 11:20 | 閑話休題