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映画の心理プロファイル

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銀座の穴場的ティールーム TANAGOKORO

高騰を続けていた金価格も、ここ数日は落ち着いているみたいだね。
先日、ひょんなことから銀座にある田中貴金属の本店へ行くことになった。
金を売りに行ったわけじゃありませんよ。ある方と待ち合わせをするためです。

でもせっかくだから、金の売買をする階を覗いてみた。
いやいや噂どおりの混みようだった。
係の人に聞くと、金を売りに来た人が店の外に並ぶとご近所のビルに迷惑だからと
通りの向かいの中華料理店の空きフロアをお客の待機室として借りているとのことだった。いやはや。

ま、それはさておき、無事目的の人とも会えたので場所を移動することにした。
「いい穴場的なお店があるんですよ」と、その方が連れていってくれたのが、
銀座一丁目にあるTANAGOKORO という中国茶専門のティールーム。

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「穴場的お店」とおっしゃった理由はすぐにわかった。
お店はビルの3階にあるのだけれど、1階はエントランスとエレベーターホールだけで何もないのだ。
しかもエレベーターの前にはガードマンが立っている。
初めてだと、気後れしてしまいそうだ。
そのせいか3階のティールームのフロアには客は誰もいなくて、しばらくは貸し切り状態だった。

白で統一された室内は、外光がたっぷり入ることもあって明るくて開放的。
銀座の喧騒を忘れさせてくれるほど落ち着く空間だった。

TANAGOKOROを漢字にすると、「掌」。
聞くと、世界初の備長炭ショップに付随する喫茶室らしい。
備長炭のお店のTea roomだけあって
お茶やお水は備長炭でろ過されたものが使用されている。
そのせいかどうか、水はまろやかで口当たりがとてもよかった。

注文した「ヴィンテージ普洱(プーアール)茶」も、妙な渋みもなく飲み心地が良かった。
お茶菓子付きで1500円はさすが銀座値段だなと思ったけれど、
ガラスのポットが空になりかけると、お店の女性がススッとやってきてポットにお湯を足して何度も煎れてくれるので、2時間ぐらいの間に何杯飲んだかわからないくらい。
とすると、それほど高いともいえないかも?


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by kiyotayoki | 2011-08-31 09:45 | 美味

隅田川花火 余話

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以前、「名所江戸百景」の秘密という記事を書いたことがあるのだけれど、
隅田川の花火を見て、そういえば「名所江戸百景」の中に両国の花火を描いた作品もあったことを思い出した。

「名所江戸百景」を描いたのは、歌川広重。
目録と118枚の図絵からなるこのシリーズが企画されたきっかけは、前年(1855年10月2日)に江戸を襲った安政の大地震だったといわれてる。
つまり、この「名所江戸百景」は震災からの復興を祈念し、復興しつつある江戸を写し取った作品群であるということ。
安政の大地震のマグニチュードは6.9。
3月の東日本大地震と比べると小規模のように思うかもしれないけれど、直下型だったので江戸市中の被害は甚大。
大規模な火災もあって死者は4千人を超えたんだとか(一説では1万人とも)。

出版が始まったのは、安政2年(1855)10月の地震後4ヶ月を経た安政3年(1856)2月。
その夏に行われた両国の花火を描いたこの絵にも、地震の影響ははっきり見られるらしい。
たとえば、屋形船の数。
船宿自体が地震の被害にあったこともあるだろうし、自粛ムードもあったせいか、隅田川に浮かぶ舟がまばらだというんだね。
そう思って見ると、花火に今ひとつ勢いがない感じがするし、鎮魂の思いが込められているようにも思えてくる。

ちなみに、この年の花火大会の後ぐらいに坂本龍馬は剣術修業で再度江戸にやってきている(1856年8月)。
龍馬の目には、地震後の江戸の町はどう映ったんだろう。
桶町の千葉道場も地震の被害にあっただろうし、
龍馬としては佐那ちゃんが無事かどうか気がかりだったんじゃないだろうか(^-^)。

この花火大会は、1732年に発生した大飢饉とコレラの死者を弔うために、
1733年7月9日、両国の川開きに花火を催したのが始まり(当時花火は20発前後だったらしい)。
元々、鎮魂の思いが込められていたんだね。

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検索していて、興味深いサイトを見つけた。
『「名所江戸百景」と江戸地震』と題されたサイトで、神奈川大学21世紀COEプログラムによる研究成果の一つらしいのだけれど、
「名所江戸百景」に描かれた地震の被害状況や復興状況等などが絵ごとに解説されているので、
興味のある方は覗いてみてはいかがでしょう。

「名所江戸百景」と江戸地震データベース


………………
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by kiyotayoki | 2011-08-30 08:52 | 閑話休題

夏を送る隅田川の花火

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花火以上に
    人混みを堪能した
         一夜でありました(^^ゞ

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by kiyotayoki | 2011-08-28 10:30 | 閑話休題

『ペネロピ』(2006 英・米)

久しぶりにテレビの周りを掃除したら、テレピ台の下から一枚DVDが見つかった。
長らくそこにあったらしく、ケースは埃をかぶってた(^^;。

デッキに入れてみたら、録画されていたのはこの映画だった。
そうそう、前から観よう観ようと思っていたのに。ないと思ったら、こんなところにあったんだ♪

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原題:『PENELOPE』(101分)
監督:マーク・パランスキー
脚本:レスリー・ケイヴニー
音楽:ジョビィ・タルボット
出演:クリスティナ・リッチ
    ジェームズ・マカヴォイ
    キャサリン・オハラ

ご先祖様にかけられた呪いのせいで豚の鼻を持って生まれてしまったヒロインの
恋と成長を描いた現代版おとぎ話って感じのキュートな作品。

主人公のペネロピに扮するのは、豚の鼻がとってもお似合いのクリスティーナ・リッチ。
子役時代に『アダムス・ファミリー』に出た呪いかどうかは知らないけれど、
彼女がフツーの女の子の役をやったのを見たことがない(例外はTVドラマ『アリー・マイラブ』ぐらい?^^;)

なぜ、ペネロピが豚の鼻を持って生まれてきたのか。
それは、ご先祖のウィルハーン卿が下女を孕ませてしまったせい。
捨てられた下女は、世をはかなんで自殺。
そこまではありがちな悲劇だったのだけど、下女の母親が呪術を使う女(魔女)で、
「次にこの家の血筋に生まれる娘は豚になれぇ!」との呪いをかけちゃったのだ。

だけどそこは英国のお話なので、いきなりシニカルなユーモアでにんまりさせてくれる。
せっかくかけた呪いがなかなか成就しないのだ。
というのも、生まれてくる子がことごとく男児なので、フツーに生まれてきちゃう。
やっと女児が誕生するんだけど、これまたフツー。
なぁんだ呪いなんかかかってなかったの?・・・と思ったら、なんとその女児は妻が浮気をして生まれた子だったんですねぇ。
つまり、ウィルハーン家の血筋じゃないので、フツーに生まれちゃったというわけ(^^ゞ。

そんなわけで、ペネロピ誕生まで魔女の呪いは成就しなかったのだけど、生まれてきた異形の我が子を見て両親は卒倒。
ショックを受けた母ジェシカは、世間の好奇の目を遠ざけたい一心で、ペネロピを死んだことにしてしまう。
以来、屋敷から一歩も外へ出ることなく成長したペネロピなのだけど、
18歳になった彼女は母ジェシカによって見合いを強制されるようになる。
というのもジェシカは、結婚相手(ただし名家に限る)の真実のキスが娘の呪いを解いてくれると信じていたから。
白雪姫が王子のキスで死の淵から蘇るあのパターンですね。ファンタジーの王道です。

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だけど、次々と現われる求婚者たちはペネロピの顔を見た途端、恐怖に駆られて逃げ出してしまう。
チャーミングな豚鼻だから、窓を蹴破って逃げ出すほどのことはないと思うんだけどね。

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そんなウィルハーン家の秘密を執拗に探っているのが新聞記者のレモン。
演じているのは、身長1m35㎝のピーター・ディンクレイジ。
欧米のファンタジー映画には欠かせない彼ら。
ただ、妖精だのドワーフだの、その他大勢の役が多いのが実状。
だけど、この映画では重い役だし、いい演技を見せてくれている。

それにしても、豚鼻の女という異形なる者を追いつめるのが、
異形の代表格であるミゼットだというのが、まあなんという因縁というか、皮肉というか。

レモンは、謎の豚女のスクープ写真を撮るために、
名家の落ちぶれた青年マックスをペネロピの屋敷へ送り込む。
さて、秘密は暴かれてしまうのか。
そして、豚鼻のペネロピに幸せな明日はやってくるのだろうか・・・。

落ちぶれ貴族のマックスを演じるのは、 『つぐない』『ウォンテッド』の若手俳優ジェームズ・マカヴォイ。
最初は金目当てだったマックスとペネロピが恋に落ちるであろうことは容易に想像がつくのだけれど、
このお話、その過程で一捻りしてあってちょっと面白い展開を見せます。
ただ、一捻りが災いしてか、少々中だるみしてしまうのも確か。
一捻りのさじ加減って案外難しいものなんだね。

そうそう途中から、リース・ウィザースプーンがやや中途半端な役で出てきて、ちょっと驚いたけど、
彼女ってこの映画のプロデューサーだったんだね。

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ペネロピにかけられた豚鼻の呪いは最後には解けることになるのだけれど、
リースのアゴにかけられた呪い(?)は最後まで解けることはありませんでした、とさ(;^^
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by kiyotayoki | 2011-08-26 13:08 | 映画(は行)

納涼怪奇映画特集 その1 『クリープショー』(1982 米)

思えば80年代ってやはりバブリィな時代だったんだな。
こんな僕でも中古とはいえマンションが買えたんだもの。
しかも、貯金なんてろくになかったのに。
なぜ買えたかというと、銀行が頭金まで貸してくれたから。
借りた頭金でローンを組んで恵比寿にマンションを買うなんて、マンガみたいな話で今じゃ考えられないでしょ(^^ゞ

とはいえ、築15年以上経ってるマンションで、かなり傷んでいたのでリフォームが必要だった。
だけど、リフォームにかけるお金があまりない。だから、できるところは自分でなんとかした。
まさかそれであんな恐怖を味わうなんて思いもよらなかったし・・・。

驚愕の出来事が起きたのは、キッチン壁の、油でべたべたのコンセントカバー(プレート?)を取り替えようとした時だった。
ネジを外してカバーを取ったその瞬間、中から黒いものがウジャウジャワサワサッとあふれ出してきたのだ!

黒いものの正体は、無数のゴ、ゴキブリ
いやホントにオーバーじゃなく数えきれないほどの黒光りする奴らが小さな穴からわんさかと這い出し、
中には羽根を広げて飛んできちゃったりしたものだから、こっちはのけ反った勢いでイナバウワーを決めてしまうところだった。

さすが築15年。その長きに渡る年月の間にキッチン壁の奥ではゴキブリが増殖し、
巨大な蟻塚ならぬ未曾有のゴキブリ塚が築き上げられていたのですよ。

その後、駆除業者にキッチン壁を取り外してもらった時の、あの凄まじい光景、
もし写真に撮っていたら、ここに載っけていたのになぁ。残念(悪趣味デスネ;^^)

だけど、その恐怖をもしあなたも味わいたいのなら、おすすめの映画があります。
それがこちら。『クリープショー』♪

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原題:『CREEPSHOW』(120分)
監督:ジョージ・A・ロメロ
脚本:スティーヴン・キング
音楽:ジョン・ハリソン
出演:E・G・マーシャル
    レスリー・ニールセン
    テッド・ダンソン
    ハル・ホルブルック
    スティーヴン・キング

50年代のアメリカには、「ECコミック」という伝説的怪奇コミックがあったらしい。
それをモデルにしたホラーコミック雑誌「クリープショー」の5つの短編を映像で綴るという趣向のオムニバスホラームービー。

監督は、「ゾンビ」3部作のジョージ・A・ロメロさん。

《第一話》
実の娘に殺されたゴーツクバリの金持ちの爺さんがゾンビになって甦り、
遺産を相続した子供や孫に復讐する「父の日」。犠牲者の一人には若き日のエド・ハリスも(まだいくらか髪の毛あります)。

《第二話》
隕石に触れた農夫が謎の植物に全身を覆われて死ぬ「ジョディ・ベレルの孤独な死」。
作家のスティーヴン・キングが脳天気な農夫を好演しております。

《第三話》
妻と浮気相手を海岸の砂に頭だけを出して埋め、満ち潮によって溺死させた男が
ゾンビとなって甦った2人に復讐される「迫り来る潮流」。復讐される男を演じるのは、昨年亡くなったレスリー・ニールセン。

《第四話》
100年以上前の木箱の中に入っていた怪物を利用して口うるさい妻を殺す男の話「木箱」。
恐妻家の男を演じるのはハル・ホルブルック。
いい役者ぞろいです。

・・・と、ここまでは序の口。
大量のゴキブリにちびりたい人におすすめなのは、最終章の《第五話》。
冷血漢の大企業社長がNYの高級マンション宅で大量発生したゴキブリに襲われる「這い寄る奴ら」。
クリープショーのクリープは「這い寄る」。それがサブタイトルにも付いているんだから、力の入れようも違うというもの。
ゴキブリに蹂躙されるのは、『十二人の怒れる男』では陪審員4番を演じた老優E・G・マーシャルさん。
どんな殺され方をするかは、乞うご期待(;^^。

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※今回は、「納涼怪奇映画特集」と銘打ちましたが、不評の場合は「その2」はお蔵入りになる場合も
  ございますので、悪しからず(^_^;) 
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by kiyotayoki | 2011-08-24 21:43 | 映画(か行)

カズーが届いた。

注文していたカズーが届いた♪

手前のは、ついでに購入したスライドホイッスル


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カズー、初めて吹いてみたら、自分の声とカズーから出る音がユニゾンしちゃって、ちょっと変な気分だった。
当たり前だけど、自分で出せない高音はカズーでも出せないんだね(^^;

スライドホイッスルは、安物なだけにちょっと期待はずれだったかな~。

同じセットを親父に送っといたけど、うまく使いこなしてくれるといいな。


下の映像は、カズーとスライドホイッスルを使った「ボヘミアン・ラブソディー」。


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by kiyotayoki | 2011-08-23 00:03 | 閑話休題

カズーという楽器(音具)

7月、実家に帰った時、親父がハーモニカのことを話題にしていた。
還暦を過ぎてからカラオケに目覚めた親父(現在84歳)は、
今も週に一度ぐらいはカラオケを楽しんでいるらしいのだけど、
「伴奏にハーモニカが吹けたら楽しいだろう」と思い始めたらしいのだ。
だけど、若い頃にちょっと吹いたことがあるとはいえ、これから覚えるのは結構ホネだ。

何か親父向きの簡単な楽器はないものか・・・
そう思っていた時、友人のブログに「カズー」という聞いたことのない楽器が紹介されていた。

友人は、《「上を向いて歩こう」の間奏の口笛の部分》をこのカズーを使って“演奏した”らしい。
口笛の代わりになるようなものなら、よっぽど簡単な楽器なんじゃないだろうか。
これはイケるかも?
で、友人に電話して、どういうものか聞いてみた。

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すると、カズーは
「口にくわえて、普通に喋ったり歌ったりするだけで、
それがヘリウムガスを吸った時に出るような音に変わっちゃう」
楽器らしい。
口にくわえて声を出すだけで、別の音に変換されちゃう?
そりゃあ簡単だ。これこそ親父向きじゃないか(^_^)♪


どんな風に演奏するのか、KAZOOで検索してみたら、YouTubeにいろんな映像があった。
そのひとつがこれ。




ま、いきなりこんな高等テクニックはムリだろうけど、
友人みたいに「上を向いて歩こう」の間奏部分あたりで使ったらウケるんじゃないだろうか。

このカズー、17世紀から19世紀にかけてアフリカから奴隷としてアメリカに連れてこられた
黒人たちがもたらした楽器(音具)らしい。

トランペットのマウスピースの部分だけでメロディを奏でられる人がいるけど、あれは技術がいるらしいね。
形は似てるけど、こっちはそんな技術もいらないみたいだ。
値段も数百円程度で安いし、さっそくアマゾンに注文を入れてみた。
自分でやってみて、簡単そうだったら親父にも送ってあげようっと♪



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by kiyotayoki | 2011-08-19 10:11 | 備忘録

『海底二万哩』(1954 米)

子供の頃に観た映画って、記憶の残り方が違う。
頭の中の印画紙にくっきり鮮明過ぎるほど写し取られているので、
何十年も前の記憶なのに瞬時に思い出すことができるのだ。
ただ、すべてが写し取られているわけじゃなく、欠落した部分は白地になっているから、
思い出そうにも思い出せないのだけれど。

この映画、『海底二万哩』も、そんな映画の一本。
これを観ることができたのは、小学校時代のクラスメートY君のおかげだった。

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原題:『20000 Leagues Under the Sea』(127分)
監督:リチャード・フライヤー
原作:ジュール・ヴェルヌ
脚本:アール・フェルトン
音楽:ポール・J・スミス
出演:カーク・ダグラス
    ジェームズ・メイソン
    ポール・ルーカス

Y君は、当時熊本市内の目抜き通りにあった大劇という映画館のオーナーの息子で。
そのY君が、何かの拍子に、
「僕なら映画、タダで見せてやれるとばってんね~」と自慢し始めたのだ。
「なら、見せてよ~♪」と、周りにいた僕らは大合唱。

ちょっと困った顔をしたY君だったけど、自分から言い出した手前引っ込みがつかなくなったのか
「じゃあ、親に頼んでみるけん」と、きっぱり。

それから数日後の日曜日。
僕ら数人は、Y君に先導されて映画館の裏口から劇場内へ入ってった。
タダで観られるというワクワク感と、タダで観てしまうという罪悪感がない交ぜになって、
高鳴る心臓の鼓動が聞こえてきそうだった。

扉を開けると映画はもう始まっていた(明るいうちに入ると、目立つからという配慮だったのかも・・・)。

やっていたのは、ディズニー映画の『海底二万哩』(「にまんり」と記憶してたけど、これで「にまんマイル」と読ませていたんだね)。
ジュール・ヴェルヌ原作の海洋スペクタクルだ。
さきほど、“何かの拍子に”って書いたけど、「今やってるこの映画は面白そう♪」ってクラスで騒いでいたんだと思う。
それをタダで観せてくれるというんで、僕らは色めき立ったわけですね。

色めき立つわけです。だって映画の宣伝でさんざん見ていた写真のノーチラス号が動くところ、
巨大イカと闘うところを目の当たりにできるんだもの。しかもタダで。
とにかくワクワクドキドキの2時間だった。

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これを書くためにデータを調べてみて知ったことだけど、主演はカーク・ダグラスだったんだね。
それにジェームズ・メイソンも出ていたのか。
だけどこっちは小学生だもの、そんなおじさんたちは眼中にない。だから、ほとんど記憶に残ってない(;^^。
覚えてるのは、ノーチラス号の勇姿ばかり。
哀しい結末だったことぐらいは覚えているのだけれど・・・。

データを調べてもうひとつ驚いたことがあった。
この映画が作られたのは1954年だったんだね。
僕が観たのは、たぶん1965、6年ぐらいのはずなのに。
大劇は新作映画をかける映画館で、古い映画をみせる名画座じゃない。
えーっ、どうなってるんだろ。
じゃ観たのは『海底二万哩』じゃなかったのかしらん???
そ、そんなはずは・・・。
記憶がどこかですり替わっちゃったのか???


自分の記憶に自信をなくしかけた時、ある情報がヒットした。
なんとこの映画、1965年に日本でリバイバル上映されたらしいのだ。

ああ良かった。
記憶は間違いじゃなかったんだ♪

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『海底二万哩』のリメイク作が、『ソーシャルネットワーク』のデヴィッド・フィンチャー監督の指揮の下、
作られているという噂だけど、さて、どんな作品になるんでしょう。
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by kiyotayoki | 2011-08-17 12:06 | 映画(か行)

くさやの干物(トビウオ)

中学時代の友人から、くさやの干物をいただいた。

だけど、自分で調理する自信がない。
そこで、迷惑も顧みず料理自慢のカメラマン、Kさんちに持ち込んで焼いていただいた(^^ゞ

干物は飛魚(トビウオ)だった。
Kさん、飛魚は淡白な魚だけど、くさやに漬けると抜群に美味しくなるんだよとニッコリ。
喜んでもらって、ホッ。
さっそく、冷やした日本酒と一緒にかぶりついた。

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なるほど、噛めば噛むほど、魚に染みこんだ深い発酵の旨味が口の中に広がっていく。
臭~いくさやという文化が廃れないわけです。だって美味しいんだもの。
また日本酒との相性もぴったりで、いやいや堪能させてもらいました。

ただ、日頃飲まない日本酒をつい飲み過ぎて、
翌朝はちょいとばかしグロッキー気味でありましたが(;^^a


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by kiyotayoki | 2011-08-15 21:32 | 美味

いただきものから知ったこと

ちょっと前に知り合いの編集者からコーヒーをいただいた。
「日本で最も美しい村」の珈琲
という素敵なネーミングのコーヒーです。

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「日本で最も美しい村」がどこにあるのか調べてみたら、
長野県上伊那郡にある中川村というところ。遠くに南アルプスを望み、村の真ん中を天竜川が流れる風光明媚な村らしい。

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お隣の下伊那郡には大鹿村がある。大鹿村といえば、原田芳雄さんの遺作となってしまった映画
『大鹿村騒動記』の舞台となった村だ。
検索してみると、その大鹿村も「日本で最も美しい村」と銘打っているらしい。

さらに検索してみてわかったのだけど、「日本で最も美しい村」と銘打つ“村”は全国に39(36町村と3地域)あるとのこと。

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その39の“村”でNPO法人「日本で最も美しい村」連合というものを形作ってる。
(2005年10月に7つの村でスタート)

元々はフランスに素朴な美しい村を厳選し紹介する
「フランスで最も美しい村」活動というのがあって、
それを見習って、失ったら二度と取り戻せない日本の農山村の景観・文化を
守る活動をはじめたんだとか。

左がそのシンボルマーク。
のんびりとした村の風景が藁葺き屋根の農家にも見える可愛らしいイラストだ。


だけど、さらに調べてみて、ショッキングな情報を知ることになってしまった。

この「日本で最も美しい村」に、福島の飯舘村も参加していたらしいのだ。
飯舘村といえば、「計画的避難区域」に指定されて、村民のほとんどが他の地域への避難を強いられている村。
原発は「日本で最も美しい村」のひとつを「無人の村」にしてしまったのか。


この村に平和と美しさが戻るのは、いったいいつになるのだろう。



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by kiyotayoki | 2011-08-14 10:50 | 備忘録