映画の心理プロファイル

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運が良かったのか、悪かったのか・・・・

今日は、果たして運が良かったのか、悪かったのか・・・・

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借りた本の返却と、ちょっとした調べ物をするために自転車で図書館へ出かけたのだけれど、
用事を済ませて出てきたら、ん?
ない・・・

何がって、自転車が、です。
停めておいた場所は自転車一台分すっぽり空いている。
端から端まで自転車置き場を見回したけれど、やっぱりない。

所用時間は10分かそこらだからと鍵をかけずに行ったのがマズかったのだけど、
まさか盗まれるとは・・・。

念のため図書館の周りを歩いてみたのだけれど、もちろん徒労に終わってしまった。

あちゃ~。
だいぶくたびれていたとはいえ、買い物やスポーツジム通い、それからお蔵探しにも活躍してくれていたから、
その足を奪われてしまうのはとっても辛い。
さっそく代わりのものを手に入れなきゃなぁ・・・。
だけど、同じタイプのやつを買うとすると何万かするだろうし、痛い出費だなぁ・・・。

そう思いながら、重い足取りで来た道をてくてくと歩いていると・・・。
ンン!?

図書館から500mぐらい歩いただろうか、
こっちのほうがちょっと近道かなと思って角を曲がってすぐの店の前に、
なんだか見慣れた自転車が立てかけられているではないか。

近寄ってみると、
おお、まごうことなき我が自転車だ!

ということは、乗って行ったヤツがこの店の中に?
どうしよう。とっちめてやろうか。
一瞬そう思ったけれど、やめにして懐かしの愛車にまたがって、さっさと自宅へと向かったのでありました。

だいたい、自転車を無断で拝借するのは出来心の場合が多いし、
こちらにも鍵をかけておかなかったという落ち度がある。
それに、せっかく盗んだ自転車がないことに気づいた時の犯人のマヌケ面を想像したら、
ちょっと鼻を明かした気分にひたれたし。
それよりなにより、数万円の出費がなくなったことが嬉しくて、なんだかハッピーな気分になっちゃったのだ。

まあ、なんておめでたい。

でもね、あの時、角を曲がらず、そのまま直進していたら、自転車に気づかなかったんだよね。
そうしたら、永久に自転車とは再会できず、何万円かの出費も現実のものになってたわけで。
そういう意味では運が良かったのかなぁ。

ま、自転車を取られさえしなきゃ、いっときでも嫌な思いをせずに済んだのだけれど・・・。


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                            『自転車泥棒』(1948 伊)
   
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by kiyotayoki | 2011-09-28 18:44 | 閑話休題

解体目前のお蔵を見学 その2

夏目漱石の『吾輩は猫である』の初版本の挿し絵を描いたことで知られる中村不折の
書庫蔵を見に、根岸(台東区)へ行った時のこと。

見学会の発起人である奥村さんの案内でお蔵のあるお宅へ行ってみると、
家の前に一匹の猫がおりまして、僕らを先導するように家の中へ入っていくじゃありませんか。

「あの猫は?」
と、家主さんに聞いてみると、外で飼っていた猫(外猫)だとおっしゃる。
引っ越しのために大方の荷物は新居であるマンションへ運んであったのだけど、外猫を連れて行くわけにはいかない。
誰かもらい手を探しているのだが・・・・とのことだった。
名前は、近所のおばさんが「ゴンゃん」と呼んでいたので「ゴン」なのかな。それとも「ゴン太」?

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漱石の『吾輩は猫である』の主人公は「名前はまだない」とあったから名無しだったけど、
こちらはちゃんと名前がついている。
しかも、すこぶる人懐っこい子で、見学者みんなにすり寄ってくる。
とってもイイ子なのだ。

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だけど、マンション住まいになる家主さんはゴンちゃんは飼えないという。
その上、この家は10月になったら解体されてしまうから、
ゴンちゃん、家ナシになってしまうのだ。
いや、解体がこの家だけなら、近所の人に餌をもらえるからまだいいかもしれないが、
道路拡張のために路地の向かいのアパート数件も
同時に解体されてしまうから大変だ。
外猫ゴンちゃんの生活圏がほとんど失われてしまうんだもの。

お蔵の解体は残念だけど、
ゴンちゃんはこれからの生活がかかっているからもっと深刻だ。
思わず連れて帰ろうかと思ったくらいだったけれど、
我が家には毎日開閉自由のキャットドアをすり抜けて
ご飯をもらいにくるチャットくんがいる(他に雄のノラ猫2匹)。
チャットくんは生粋のノラで喧嘩っぱやい雄猫だ。雄猫同士、うまく行くとは思えない。

かといって家の中だけで飼おうとすると、キャットドアに鍵をかけなきゃいけなくなるし、
今まで外猫として自由に暮らしてきたゴンちゃんとしても窮屈だろう。

そう考えて、ゴンちゃんを連れて帰りたいという思いを引っ込めてしまったのだけど、
それでも気になるのはゴンちゃんのこれからの身の振り方だ。


どなたか、漱石由来(?)の猫ちゃんを飼ってやろうという心の広い方はいらっしゃらないかなぁ。
いらっしゃるといいんだけどな。
もし手をあげてくだされば、家主さんに了解をもらって僕が責任をもってお宅までお届けしますので。


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                      シッポが長いところも、不折の絵に似てるでしょ(^^ゞ
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by kiyotayoki | 2011-09-27 10:18 |

解体目前のお蔵を見学

以前、当ブログでご紹介した中村不折の書庫蔵の見学会に参加してきた。

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中村不折というのは、夏目漱石の『吾輩は猫である』の初版本で挿し絵を描くなど、明治から昭和にかけて活躍した画家・書家。
その自宅の庭に建てられていたという書庫蔵が“発見”されたとの記事が新聞に載ったのは今月14日のことだった。

なぜお蔵が“発見”されたのかというと、まず不折が根岸の別の所へ引っ越してしまったため、蔵のことは忘れ去られてしまっていた。
また床面積が小さい上に、別の方が新しく建てた家に飲み込まれるような形になってしまった。
しかも、その姿は道路側からはまったく見えなかった。
そして、そこに家を建てて長らくお住まいだった方も、その蔵の由来についてはよくご存じでなかったため。

そのお蔵を発見したのは、地元根岸の歴史を研究していらっしゃる「根岸子規会」の会長・奥村さん。
この方が江戸時代から続く老舗の豆腐店笹の雪のご主人だということを知ったのは見学会が終わった後だった。

実はこのお蔵、奥村さんによって“発見”されなければ誰にも知られることなく壊されていたところだったのです。
というのも、この地区で行われている道路拡張工事のために、来月(10月)にも家ごと姿を消すことになっていたからだ。
幸運だったのは、奥村さんが地元・根岸をこよなく愛する方で、不折についてもとても詳しい方だったこと。
なので、現在の家主さんから「うちの土地には昔、有名な画家が住んでいた」と聞いて「その画家とは不折ではないか」ピンときたんだという。

けれどもはや工事を止めることはできないし、台東区が蔵を保存してくれる見込みもない。
だけど、せっかく発見した蔵が解体されるのを座して待つだけではなんとも忍びない。
そこで奥村さんの発案で、不折ファンを対象にした蔵の見学会が催されたというわけ(昨日と今日、計4回)。

午後1時半からの見学会に集まったのは老若男女15人ほど。
(ほとんどの方が不折や正岡子規のファンで、お蔵目当てで参加したのは僕だけだったかも^^;)

区の集会所で家主の方や不折のお孫さんから貴重なお話をうかがったり、奥村さんに不折に関するレクチャーを受けた後、いよいよお蔵見学に出発。

こちらが、狭い裏庭から眺めたお蔵の外観。

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それを内側から眺めたのがこちらの画像。
来月の取り壊しに備えて、家主さんは引っ越しを終えられていたのだけれど、
つい先日までは納屋としてお使いになっていたらしい。

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蔵の床面積は二畳ほどと、とても狭かったけれど、お蔵の形態はちゃんと残っておりました。
引き戸などは、建てられた当時(明治38年頃)のままなんじゃないだろうか。

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これが来月には壊されてしまうと思うと、なんとも忍びないし残念なのだけれど、
奥村さんによると、部分的には中村不折の書を収蔵する書道博物館に保存される予定なのだとか。


そうそう、もうひとつとても気になることがあったのだけど、
まとめる時間がなくなってしまったので、それは次の機会に・・・。
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by kiyotayoki | 2011-09-26 12:13 |

「『盗まれた世界の名画』美術館」

行きつけの四谷図書館の新刊コーナーで、
面白そうな本を見つけた。

本のタイトルは、
「盗まれた世界の名画」美術館

なんでも、美術品盗難による被害額は、地下経済じゃ
「麻薬」「武器輸出」に次いで第3位なんだそうな。
それだけ名画はまるで日常茶飯事のように世界のあちこちの美術館から盗まれ、
しかも密かに流通しているということなんだろうか・・・。
世界で現在も約10万点の美術品がいまだに所在不明なんだそうな。

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この本は、これまでに盗まれた古今東西の名画を一同に集めて美術館(のカタログ)をつくったら・・・って発想から生まれたもののようだ。

初っぱなに紹介されるのは、本の表紙にもなっているフェルメールの『合奏』。
この有名すぎる名画が盗まれたのは、1990年春。
場所は、ボストンにあるイザベラ・スチュワート・ガードナー美術館。
そこへ警察官に扮した二人の男が侵入し、アメリカの美術品盗難史上最高額5億ドル相当(当時)
の美術品13点を盗んでいったんだそうな。
その際、レンブラント、ドガ、マネなどの名画と共に盗まれたのが『合奏』だったというんだね。
以来21年、いまだにどれひとつとして戻ったものはないのだそうだ。
闇の流通ルートを巡って、今はどこに秘蔵されているんだろう。

そういえば見逃したけれど、その行方を追うドキュメンタリー映画が数年前に公開されていた。
『消えたフェルメールを探して』(2005)という作品で、実在する絵画探偵ハロルド・スミスが
『合奏』の行方を探し求める姿を追ったもの。
絵画探偵という職業が成り立っているというのも凄いけれど、ま、それだけ被害が多い(だから需要がある)ってことなんだろうね。

美術品の窃盗事件って、他の窃盗事件と比べるとまさに“絵になる”からか、
映画の題材としてもよく取り上げられる。

思いつくままに並べてみると・・・・

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『おしゃれ泥棒』
(1966 HOW TO STEAL A MILLION)

ウィリアム・ワイラー監督作品。
主演は、オードリー・ヘプパーンとピーター・オトゥール。
オードリーが演じるのは、贋作画家の娘。
サスペンスを盛り込んだ肩の凝らないラブコメディだった。
だけど、2人が美術館から盗んだのは、
えっと、何だっけ。

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『大列車作戦』
(1964 THE TRAIN)

ジョン・フランケンハイマー監督作品。
主演はバート・ランカスター。
この本にも記述があったけど、
近代で最も大規模に美術品を強奪したのはナチスドイツじゃないかしらん。
この映画は、戦時中にナチスが強奪した美術品を奪還するという
実話に基づいた戦争アクションだった。
共演はジャンヌ・モロー。

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『エントラップメント』
(1999 ENTRAPMENT)

ジョン・アミエル監督作品。
世界有数の美術品泥棒を演じるのはショーン・コネリー。
保険会社の優秀な女性調査員に扮するのは
キャサリン・ゼタ・ジョーンズ。
レンブラントの絵画盗難事件を解決するために
身分を隠してコネリーに近づくキャサリン。
ストーリーより彼女のレオタード姿のほうが強く印象に残っております(^^ゞ。

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『トーマス・クラウン・アフェア』
(1999 THE THOMAS CROWN AFFAIR)

ジョン・マクティアナン監督作品
大富豪という表の顔と、天才的美術品泥棒
という裏の顔を合わせ持つ男を演じるのはピアス・ブロスナン。
彼を怪しいと睨んで捜査する調査員を演じるのはレネ・ルッソ。
オリジナルの『華麗なる賭け』は銀行を襲ったけれど、
こちらはメトロポリタン美術館だったかな。
盗んだのはモネの風景画だった。


他にもあると思うんだけど、記憶力が低下しているせいか思い出せない(^^;


そうそう、本の中に面白い記述があった。
英国の精神分析医ダリアン・リーダーによると、
ダ・ヴィンチの傑作『モナリザ』が本当に有名になったのは、1911年にルーヴル美術館から盗まれた後だったというんだね。
2年後に絵がフィレンツェで発見されるまで、マスコミは大騒ぎをし、群衆は壁に空いた空間を見るために押し寄せた。
「いつでも見られる絵」から「もう二度と見られないかもしれない絵」に変わったことで、
『モナリザ』の評価はまるで違うものになってしまった。
だから、『モナリザ』が世界的な名画になったのは、盗難にあったからだとも言えるんだ、と。
心理学でいうツァイガルニク効果が働いたということか、なるほどね。



そうそう、美術品泥棒が出てくる映画の記事を、2ヶ月ほど前に書いていたんでした。
『ハドソン・ホーク』 でブルース・ウィリスが演じた怪盗ホークも美術品を鮮やかに盗み出しておりました(^_^)v
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by kiyotayoki | 2011-09-23 15:08 | ART

神楽坂 化け猫パレード

来月(10月30日)、神楽坂で楽しそうなイベントが催されるらしい。

そのイベント名は、
神楽坂 化け猫パレード

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猫らしい仮装をしていれば誰でも参加できるとのこと。
同じ時期にやるハロウィンパーティの猫版みたいなやつなのかな。
(去年からやってるそうだけど、知らなかったなぁ)

元々、神楽坂は猫の住(棲)みやすい町としても知られておりまして、
町のそこここで気持ちよさそうに昼寝している猫を見かけます。
以前、うちから家出したミミが神楽坂の路地裏を悠々と歩いてるのを見かけたという人がいて、
随分と探し回ったものですが、まあ、あの辺りで暮らしているのならエサもちゃんともらっているだろうし、
幸せに暮らしているんだろうと自分を納得させたものでした。
(その後、似た柄の子を見かけたけど、ミミではなかったような・・・)


ま、それはそれ、猫好き、コスプレ好きの友人を誘って、参加してみようかなと今、画策中でございます。
我と思わん方は、参加してみませんか。

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by kiyotayoki | 2011-09-21 19:19 | 閑話休題

面白楽器 オタマトーン

以前、カズーという超簡単な楽器を見つけて親父に送ったのだけど、
あまり良い反応は返ってこなかった。
単純過ぎて、いまひとつ物足りなかったのかもしれない。

そこで他に何か楽しい楽器はないかとアマゾンで検索していたら、面白そうなヤツを見つけた。
その楽器の名前は、
「オタマトーン」♪
その名の通り、おたまじゃくし(音符)の形をした電子楽器なのだ。

迷うことなくポチッと購入。で、昨日届いたのがコチラ。

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思ったよりコンパクトで、可愛い♪
これ、アートユニットの明和電機が開発した遊び心いっぱいの超簡単電子楽器なのです。
一昨年の今頃にはもう発売されていたらしい。
いや~知らなかったなぁ、こんな面白楽器が世の中に出回っていたなんて。

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お値段は、消費税込みで2千円ちょっと(アマゾン価格)。
それでちゃんと演奏ができるってところがスゴイんだけど、口をパクパクやるとビブラートができるなど、
演奏の仕方にもバリエーションがあって、慣れると工夫次第でバラエティ豊かな演奏が楽しめそうだ。

手さぐりで音を探さなきゃならないので、正しい音程を出すのにちょいとばかし苦労するけど、
その音階の中(1オクターブ強)で奏でられる曲なら何でも大丈夫♪

どんな風に演奏するか、言葉にするのは面倒なので、明和電機の代表取締役社長の土佐 信道さん
による解説ビデオを見ていただきましょう。



・・・と、オタマトーンに感動していたら、
な、なんと、オタマトーンの姉妹品がこの夏に発売されたというじゃありませんか。
その名は、
チワワ笛



おおお、これも買いたいゾ~♪
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by kiyotayoki | 2011-09-19 10:06 | 備忘録

オールナイト上映会は身にこたえました。

昨夜から今朝にかけて上野の映画館で行われた米国製コメディ映画のオールナイト上映会、
結局、3本目を半分観たところでグロッキー気味になり、
東の空がほの明るくなった頃に映画館を出てしまいました。

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観る前は3本ぐらい軽い軽いと思っていたのだけれど、考えが甘かった。
上映が始まる前に、したまちコメディ映画祭の主催者やゲストによる対談形式のスピーチがなんと1時間もあり、
それでもうグッタリしちゃったのでした。
そのせいか1本目(『ホール・パス/夢の独身許可証』)を観たらもうお腹一杯になってしまった。

だけど、2本目の『ウソツキは結婚のはじまり』は本国でこの2月に公開され、
かなりいい成績をとった作品ということだったので、休憩時間にリフレッシュ、疲れた目に目薬をさして、
席に座り直して2本目にのぞんだ。
ところが、2本目の前にまたもや主催者や映画関係者による座談会が、うっう~、また1時間近くも!
饒舌な主催者が「最後に・・・」と口にしたので、ああ、これでやっと解放される
やっと映画が観られると思ったのも束の間、その後がまた長い長い。

それでもなんとか2本目を最後まで鑑(完)賞。時計を見たら、もう3時半を過ぎていた。

最後の『An american carol』は、『フライングハイ』や『裸の銃を持つ男』を撮ったザッカー兄弟のお兄さんのほうの作品。
だけど、3年前の作品なのに日本語タイトルさえついていないってところが不安を覚える作品でもある。
しかも、2度あることは3度あった!またもや主催者が登場してスピーチを始めたではないか。
ちょっとちょっと空気を読んでよ~。
映画祭の前夜祭ということで、はしゃぎたい気持ちはわからないでもないけれど、
深夜に内輪話で盛り上がるのはいい加減にして欲しかった。

さすがに3度目のスピーチは20分ほどで終わったのだけれど、時計はすでに4時を回ってた。
最近は2時前には寝るようにしているので、この時間からもう1本映画を観るのはかなり辛い。
だけど、映画が面白ければなんとか最後まで持つのでは・・・。

その甘い期待は、開始から10分ほどで裏切られた。
オープニングのエピソードこそ80年代のザッカー兄弟の映画を彷彿とさせるギャグをかましてくれたけど、
その後が続かない。
なかなか笑わせてくれないから、睡魔がどんどん襲ってくる。

こりゃダメだ。と、ついに白旗を上げてしまった。
2本目鑑賞後、3本目を観るのに難色を示していた友人も賛同してくれたので、2人してこっそり退散。

映画館を後にした時、時計を見ると4時55分。
始発が出るまで24時間営業の居酒屋で時間をつぶすことにしたのだけれど、
それがまずかったのか、徹夜が効いたのか、今も胃腸の調子が思わしくなない。

家に戻ってベッドにばったり倒れ込んで約3時間。
目覚ましは、野良猫くんたちの鳴き声だった。ごめんね、朝ご飯が遅くなって。

やっぱり慣れないことはするもんじゃないですね(;^^。
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by kiyotayoki | 2011-09-17 22:36 | 閑話休題

四半世紀ぶり(?)のオールナイト

映画館でオールナイト興行を観るのは、いつ以来だろう。
記憶に残っているのは、まだ二十代の頃、新宿の東映パラス(今のバルト9)って映画館で5本立てだったかな、
とにかくそこへオールナイト興行を観に行ったのが最後だったと思う。
何か邦画のシリーズ物だったと思う。だけど、悲しいことに何を観たのかは思い出せない(^^;

なのになぜ観た映画館を覚えているのかといえば、そこの観客席がちょいとユニークだったから。

その映画館(東映パラス2)は観客席がかなり急勾配の階段状になっていたのです。
おかげで、前の客の頭でスクリーンが見えないなんてことは絶対なかった。
だけど、上映中にトイレに行くには(そんなことは滅多にないけど)危険な傾斜だった(^^;。

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今夜行く映画館は、上野にある上野東急2。
今どき珍しい昭和の香りのする映画館だ。
なんでもオープンしたのは1957年だそうな。
ビルの中には2つスクリーンがあって、客席数は「上野東急」が206人、「上野東急2」は234人。

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上映は夜の10時からで、上映作は以下の3本。
ウソツキは結婚のはじまり』(2011 原題:Just go with it)
 アダム・サンドラーとジェニファー・アニストン共演のラブコメ。

ホール・パス/夢の独身許可証』(2011 原題:Hall pass)
 ファレリー兄弟監督、オーウェン・ウィルソン主演。

An american carol』(2008)
 デヴィッド・ザッカー監督作品。
 亡くなったレスリー・ニールセンやデニス・ホッパーが出るらしい。

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どれも軽そうなコメディ映画です。

なぜこんな3本立てが組まれたかといいますと、
実はこれ、今年で4回目となる『したまちコメデイ映画祭
のプログラムのひとつなのです。

それをコメディ好きの友人と観ることになったのだけど、
さあて、最後まで睡魔に負けずに観ることができるでありましょうか・・・
(上映開始が夜の10時と遅いので、その前に居酒屋で飲んで暇を
つぶすことになっておりまして^^;。危険だなぁ)


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by kiyotayoki | 2011-09-16 14:37 | 閑話休題

中村不折の書庫蔵 民家が「内蔵」 

今朝、新聞をめくっていたら、ある記事に目が釘付けになった♪

夏目漱石の小説「吾輩は猫である」の初版本(1905年出版)で挿絵を描くなど、
明治から昭和にかけて活躍した、画家・書家の中村不折(ふせつ)が、
自ら収集した大量の資料を保管するために建てた明治時代の貴重な蔵が、台東区根岸で発見された

というのだ。

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「吾輩は猫である」の挿絵っていうと、これ、これです。この絵は子供の頃から馴染みがありますよね。
その中村不折さんの蔵が根岸で発見されたというんだから、自称“蔵見ニスト”の僕的にはかなりのビッグニュースだ。

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可愛らしいお蔵だこと!
重そうな家を背負わされているけど、ま、壊されるよりはね。
蔵の床面積は2畳程度で、高さは約2メートル。
とはいえ、大谷石でつくられているっていうんだから本格派だ。
記事によると、
かんぬきや錠前などは、ほぼ建造時のままで残されていたとのこと。
だけど、あらら、この蔵、道路拡張工事による住宅の改築工事のために
10月にも取り壊される予定なんだそうだ。
郷土史家や不折の親族は「蔵の一部だけでも後世に残せれば」と保存方法を模索しているんだとか。

なんと、発見されたと思ったら、もう壊されちゃうのかぁ(T_T)。

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明治時代のお蔵が残っていたなんて、さすが根岸という感じ。
こんなにコンパクトなんだし、どこかへ移築して保存する方法もあるんじゃないだろうか。

見学会もあるようなので、一度ぜひ現物を見てみたいもの。

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by kiyotayoki | 2011-09-14 11:51 |

イタリアのお土産

イタリア人からイタリア語を習っている友人が、この夏、
イタリア・ボローニャへ2週間の短期語学留学にトライ。

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昨日は、その友人(三重在住)が仕事帰りに東京に立ち寄ってくれたので、
夕ご飯を食べながら、
楽しい留学体験談をうかがってきた。

食事の後は、そのまま新幹線に乗って帰るというので、
待ち合わせは東京駅そばの新丸ビル。
その5階にある「はん亭」で、久しぶりに串揚げを食べることに決定。

はん亭は、根津に本店のある串揚げの老舗。
気をつけなきゃいけないのは、
自分でオーダーストップするまでは、いつまでも串揚げが出続けること。
話に夢中になってると、ついつい食べ過ぎちゃうので注意が必要なのです(^^;

なにはともあれ、2週間とはいえ50を過ぎてからの語学留学は何かと刺激的だったようです。
まず留学先のボローニャってところが、ヨーロッパ最古の大学のある街ってことで、勉強をするにはとてもいい環境だったらしい。
いろんな国籍の人とテーブルを交えて語学を学ぶというのも意外性があって楽しかったそうな。
たとえば、英語圏の人が必ずしもイタリア語を学ぶのに有利とはいえないことがわかったり。
英語とはかなり文法が違うので、下手に似てるだけにこんがらがっちゃうらしいんだね。
たとえば、aは英語じゃ不定冠詞だけど、イタリア語じゃ前置詞になっちゃうんだものね。
とはいえ英語は留学生たちの公用語らしいので、英語が苦手だと孤立するか日本人だけで固まっちゃうことになるそうな。
授業では、毎回2時間ぐらいかかる宿題が出されたらしいんだけど、それを真面目にやってくるのは日本人だけだったらしい。
日本人の生真面目さはそういうところでも発揮されちゃうんだね。

楽しかったのは、料理をしながらイタリア語を学ぶ講座だったとか。
生きたイタリア語が学べた上に、美味しいものが食べられるんだから、そりゃあ楽しいよね。

そうそうそれと、さすがイタリアだなぁと思ったのは、留学期間が終わってバカンスでフィレンツェへ行った時のエピソード。
しっかりナンパされたらしいのだ。しかも60ぐらいのおじさんに(元CAの友人は和風美人です)。
そのしつこさといったらなかったらしい。さすがイタリア人。


なあんて話を聞いていたら、あっという間に新幹線に乗る時間が迫ってきた。
で、お別れする時にいただいたのがこちら。
スパゲティのジェノベーゼなんかを作る時に重宝しそうな香辛料です。

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借り物の辞書で調べてみたら、乾燥したトマトやパセリ、バジリコ、タマネギ、ニンニク、
あと塩や唐辛子なんかが入っているみたいで、スパゲティにひとふりすると味がひと味もふた味も違ってくるんだそうな。
今度ぜひ試してみたいと思います。
Grazie mille♪
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by kiyotayoki | 2011-09-13 13:17 | 美味