映画の心理プロファイル

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『テイク・ディス・ワルツ』(2011 カナダ)

女という生き物のサガを淡々と、じわりじわり、でもこれでもかと見せつける映画です。
それを主演のミシェル・ウィリアムズが女優オーラを消し去って赤裸々に演じてる。
またそれを男性監督ではなく、女性監督が撮っているだけに、余計に赤裸々感が増しているんだなぁ。

これは、女性客の反応が気になる映画。
だって女性としては隠しておきたいであろう部分のオンパレードだもの。

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原題:『TAKE THIS WALTZ』(116分)
監督・脚本:サラ・ポーリー
音楽:ジョナサン・ゴールドスミス
出演:ミシェル・ウィリアムズ
    セス・ローゲン
    ルーク・カービー

主人公のマーゴは、カナダのトロントに住む28歳の女性。
フリーランスでライターをしている彼女には、
チキンの料理本を出版するために日夜厨房に立つ優しい夫ルーがいる。
2人とも自宅が仕事場だから、いきおい一緒にいる時間は長い。
そのせいもあってか結婚して5年だけれど、互いに空気みたいな存在になっている2人。
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子供はルーがまだ望まないのでナシ。
でも、近所に義理姉夫婦が住んでいるし、幼い姪っ子とは大の仲良しだし、
小さな不満はあっても、それはそれで幸せと思える日々だった。
そんなマーゴの心にさざ波が立つ。
取材旅行先で知り合ったダニエルという男性が、つい最近近所に引っ越してきたお隣さんだということがわかったからだ。

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そんなマーゴをミシェル・ウィリアムズがすこぶるリアルに演じてる。
28才という年齢もあるかもしれないけれど、結婚して5年、
マーゴの体型は早くも中年化しつつある。
日々の生活が安定しているせいか、顔や表情の弛み方も半端じゃない。
そのことはマーゴ自身が一番よくわかってる。でも幸せの代償だから仕方ないとも思ってる。
そんなマーゴをミシェルは忠実に演じているのだ。撮影のために体重も増やしたのではないか。
美しさも売りのひとつである女優としては、そのオーラを消すのはかなり勇気のいることだと思う。
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女性監督サラ・ポーリーの演出も、そのあたりは容赦がない。
プールのシャワールームでの主婦たちの裸姿などは、ここまであけすけに撮るかとびっくり。
男性監督だったら、女性の裸体には幻想があるから、もう少しはきれいに撮ってくれたんじゃないかしらん(^^;
サラ・ポーリーといえば、子役の頃に出たテリー・ギリアム監督の『バロン』(1989)で注目を集め、大人の女優として活躍を始めてからも、個性的な作品選びで異彩を放ってきた人。
本格的な監督作品としては、『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』(2006)に続いて2作目なんだそう。
最初はあまり乗り気じゃなかった本作を観るために残暑の中を映画館まで出向いたのは、よくお邪魔するボーさんのブログで絶賛されていたのと、監督がサラ・ポーリーだと知ったからでした。

マーゴが心にさざ波を起こしたのは、腰のくびれもなくなった自分を
ダニエルが恋愛対象として見てくれたことが大きかったのだと思う。
そのおかげで自分の中にしまい込んでいた恋心に火がついてしまった感じ。

その頃から、以前からやっていた愛の確認行為である夫との「愛してる」という言葉の交換がより頻繁になっていく。
先行きの不安と夫への罪悪感がそれをさせていたのだろう。
それに夫が「愛してる」と返してくれることが、浮気心を抑えるブレーキにもなっていた。
それでも、日に日にダニエルに惹かれていく気持ちを抑えられないマーゴは・・・。


劇中で義姉が言うセリフに、この映画の肝になるような言葉があった。
「人生なんてどこか物足りないものなのよ」
その物足りなさを「そんなもの」と諦観できるか、それとも追い求めてしまうか。
それで人生は大きく変わってしまうものなのかも。

『テイク・ディス・ワルツ』というタイトルも意味深だ。
「このワルツをどうぞ」
学生時代、何度かダンスパーティを経験したけれど、
パートナーが替わる時のドキドキ感はいっときのもので、しばらくたつと同じことの繰り返しになってしまう。
三拍子のワルツは単調なだけに、ヘタクソだと余計に繰り返し感が強くなる。

オープニングとラストのマーゴの物憂げな表情は、
まさにワルツを踊った後のそんな気持ちが表れたものだったのだろう。


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こちらは、日本のポスター。上のカナダ(米国)版のポスターは赤が基調なのに対して、こちらはブルーが基調。
だけど、マーゴの頭と重なるように赤がワンポイントとしてちゃんと使われている。
赤は、情念の強さを表す色だけれど、その一方で、物事がうまく進まないことに対する苛立ちや鬱憤を表す色でもある。
そう思って、ポスターを見てみると、また違った味わいがありますよね。
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by kiyotayoki | 2012-08-31 18:00

「雨上がりのお茶」 という名のお香

今回は、自分に似合わないことは重々承知の上でのエントリーです。

ブログの行き来をさせていただいている方の中に、
大阪市内で「お菓子教室コケット」を主宰していらっしゃるhitomilleさんという方がいるのだけれど、
最近そのブログ
「雨上がりの香りがする」というお香が紹介されておりまして。

ええっ、雨上がりの香りのするお香?
それって一体どんな香り?


と、興味津々になっちゃった。

ブログによると、そのお香は、
マリアージュフレールという紅茶専門店で売られているTHÉ APRÈS L’ORAGE(雨上がりのお茶) という商品らしい。 

調べてみたら、銀座と新宿に直営ショップがある。
これは買って自分で匂いを嗅いでみるしかない!と思い立ち、銀座店へ行ってまいりました。
普段、香りには呆れるほど無頓着なのに、わざわざショップまで出向いたのは、
他にも用があったにせよ、やはり“雨上がりの紅茶”というネーミングの力でありましょう。


で、購入したのがこちら。

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箱に鼻を近づけると、さっそく仄かにいい香りがしてくる。
開けてみたら、ワッ・・・

第一印象は、甘~い、石鹸の香り。
それが伽羅みたいな香木の濃密な香りと相まって、鼻腔を優しく刺激してくる。
ううむ、これが雨上がりの香りですか。
浮かんできたのは、同じ雨上がりでも日本じゃなくて、バリ島あたりにあるリゾートで味わう雨上がりの風景だったかな。

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いやあ、香りで南国のリゾートにいる気分を味わえるとは思いませんでした。
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by kiyotayoki | 2012-08-28 09:36 | 閑話休題

リブート、プリークェル・・・新しい言葉が次々に(^_^;)

前回、人の名前や単語がなかなか思い出せない話を書いたけれど、
その一方で、知らないうちに新しい言葉、聞いたこともない言葉が
どんどん世の中を飛び交っているから困ってしまう。

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先日も、知人が
「最近、リブートされる映画が増えてるよね」
と言うので、思わず「え、何それ?」と、聞き返してしまった。

知人によれば、今年公開された『アメイジング・スパイダーマン』のように
シリーズ化されていた映画が、新たな監督とキャストで作り直されることをそう言うらしい。
そういうのは、リメイクと言わずにリブート(Reboot)というんだね。ふうむ。

ちなみに、リブートというのは、元々はコンピュータ用語で「再起動」のこと(恥ずかしながらこれも知らなかった^^;)。
ってことは、ブートは起動って意味なんだね。
じゃ、ブート・キャンプは、新人を軍人として起動させる訓練施設?
なるほどね。と、思ったら、ブート(boot)には「新兵」って意味もあるらしい。


ウィキペディアにはこうあった。

映画のシリーズ作品においては、新しいファンを獲得し、興行収入の向上させることを狙ってリブートさせることがある。
したがって、リブートは「停滞する」ようになったシリーズを救済する試みであると言える。
ファン層が確立された作品のリブートは商業的なリスクが少なく、スタジオ側にとって「安全な」プロジェクトでもある。



そんなことを調べていたら、他にも知らない言葉に出くわしてしまった。

それがプリークェル

前日譚のことをプリークェル(=Prequel)というんだね。
映画としては続編(=Sequel:シークェル)だけど、時代設定としては前の話となる場合に使われる言葉だそうな。
例えば、「明日に向かって撃て!」(1969)で主人公の2人は死んでしまったけど、
その前日譚を描く「新・明日に向かって撃て!」(1979)が作られた。
そういうのをプリークェルというんだね。
ってことは、「スター・ウォーズ」のエピソード1から3もプリークェルってことになる。


こういうのを覚えるのはいいけど、ただでさえ忘れっぽいのに、
ところてん式に前に覚えた記憶が押し出されて、もっと忘れっぽくなっちゃったらどうしよう(;^^a
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by kiyotayoki | 2012-08-27 13:14 | 備忘録

TOT現象

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誰かと映画の話をしていて、俳優の名前が出てこなくて頭を抱えることがよくある。
こないだも、飲んでいたバーに設置されたTVモニターから流れていた高倉健さん主演の
『居酒屋兆治』を見ていて、

「あ、この俳優さん、名前何だっけ」
「え、どの人?」
「この人この人、『蒲田行進曲』に出てた、ホラ」
「風間杜夫?」
「違う違う、その風間杜夫を『銀ちゃ~ん』って慕ってた大部屋俳優の役の人」
「あ、ああ、・・・えーと誰だっけ」
「えーと、えーと、ああ、喉まで出かかってるんだけどな~」


こんな風に「喉まで出かかっていて出てこない」体験ってありませんか?
僕なんかもうしょっちゅうでして。
しょっちゅう過ぎてボケが始まったかと真剣に悩んでしまうほどです。

そういうのを心理学では、
「TOT現象」と言ったりします。
TOTは、tip-of-the-tongueの略。
欧米では、「喉まで出かかってる」ことを「舌先まで出かかってる」って表現するんですね。
どちらも、思い出せないもどかしさが伝わってくる表現ではあります。

それに、TOTにカッコをつけると、(TOT)って絵文字みたいになるところも面白い。
なんかまるで、思い出せなくて泣きそうな顔に見えるでしょ。


よく言われることだけど、
喉まで出かかってるのに思い出せない時は、諦めないことが大切みたいですね。
じゃないと、どんどん脳が錆びついちゃう。

じゃあ、どうすれば思い出せるか。
それには、やっぱり「芋づる式」がいいようです。
思い出したいキーワードと一緒に脳に記憶されてる周辺情報を掘り起こすことで、
それにつながっているお目当てのモノを引っ張り出すというやり方。


さっきのであれば、「蒲田行進曲」⇒「主役の銀ちゃんを慕う大部屋俳優」⇒「銀ちゃんが捨てた女優(松坂慶子)の面倒をみるために大変な目にあうヤツ」⇒「階段落ちで体はボロボロ」⇒「そうだ『ヤス』って呼ばれてたな」⇒「俳優の名前もそれと同じくらい平凡だったような」⇒「名前は三文字だったかも」・・・

ああ、でもまだ思い出せない。
喉元まで、いや舌先まで出てるんだけどな~。
あ~も~イライラするぅ!!


と、その時、マスターがボソッと
「平田満でしょ」


あーそれ!平田満だぁぁぁ!



だけどマスター、なんで言っちゃうの。
自分で思い出したかったのにィ(TOT)。


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by kiyotayoki | 2012-08-25 12:02 | 備忘録

日の出・日の入りマップ

今朝は、5時前に目が覚めてしまった。
窓から外を見たら、なんとなくまだ薄暗い。
相変わらず真夏日が続いているけれど、やはり、処暑も過ぎたことだし
日が昇るのが確実に遅くなっているんだね。

といっても、さて、日の出の時間は今、何時頃なんだろ。
そこで、日の出・日の入りマップを使って
調べてみた。

おお、東京だと、今日の日の出は5時7分だったんだね。
でもって、日の入りは18時20分。

1ヶ月前の7月24日は、日の出が4時43分で、日の入りは18時52分だったんだから、
日の出は24分遅くなり、日の入りは32分早くなっているのか。
ってことは昼間は、一ヶ月前より56分短くなっている計算だ。

いい加減、涼しくはなってほしい。
なのに夏が去っていくことには、つい物悲しさを感じてしまうんだなぁ、これが(笑;)。


PERSEUS MAP
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by kiyotayoki | 2012-08-24 12:01 | 備忘録

銀ブラと浴衣と書道展

銀座で絵描きのnanaさんと待ち合わせ。
nanaさんには、連載中のコラムやこれまで出版した書籍に何冊もイラストを描いてもらっている。
つき合いも長いので、気分的には親戚のおじさんと姪っ子みたいな感じかな。
そんな彼女のこの夏のテーマは“浴衣を普段着のように着こなすこと”だそうで、この日も涼しげな浴衣姿で来てくれた。
着付けも自分でできるというから、さすが。

待ち合わせをした目的は2つ。
1つは、コラムに載せるイラストの打ち合わせ。
もう1つは、彼女の知人で書道家の栗原正峰さんの個展に一緒に行くためだった。

まずは打ち合わせ。せっかくなら、前から一度行ってみたかった喫茶店でやろうと思い立ち、
銀座で一番古いと思われる「カフェー パウリスタ」へ。
銀座に出店したのが明治44(1911)年というから、ほぼ100年の歴史があるんだね。

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一般的に「銀ブラ」というと、「銀座をブラブラ歩くこと」と思われているけど、
実は「座のこのお店でブラジルコーヒーを飲む」ことから生まれた言葉らしい。
ちなみに、店名の「パウリスタ」は「サンパウロっ子」という意味で、創業の頃からブラジルコーヒーを輸入し、
お客に提供していたんだという。

そんな「銀ブラ」って言葉ができたのは大正時代。慶応の学生が言い始めたんだそうな。
ならば僕らも「銀ブラ」をと思ったのだけど、この日も猛暑でノドはカラカラ。熱いコーヒーを飲む気分じゃない。
そこで「銀ブラ」は次回にとっておくことにして、冷たいビールでノドを潤すことに。
これって、「銀ビー」っていうのかな(^^;


でもって、打ち合わせはさっさと片づけ、銀座六丁目にある画廊へ向かうことにした。

銀座六丁目にあるアートデーターバンクという画廊で9月1日まで個展をやっていらっしゃる栗原正峰さんは、
今、書道界で注目を集めている若手書道家らしい。なるほど作品も個性的だし、エネルギーにあふれてる。
書というより、墨と筆を使ったアート作品って感じだ。

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ショーウィンドーに飾られた大きな作品の前でパチリ。
nanaさんの左でポーズをとっているのが僕・・・、じゃなくて銀座で整体院をやっていらっしゃる上村さんという方。
この方も個性的で、エネルギーにあふれた方だったな。
まあ、そういう人じゃないと、銀座で個展を開いたり、治療院を経営したりはできないのかも。
僕も少しは見習わなくっちゃいけませんね。
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by kiyotayoki | 2012-08-22 19:10 | ART

『ダークナイト ライジング』(2012 米)

クリストファー・ノーラン版バットマンの第一作『バットマン ビギンズ』が公開されたのが2005年。
2作目の『ダークナイト』は3年後の2008年。
そして、4年後の今年、トリロジーの完結編『ダークナイト ライジング』公開と相成った。
3作目公開までにちょっと間があいたのは、ノーラン監督が『ダークナイト』の後に
『インセプション』(2010)のメガホンをとったから。
『インセプション』は、ノーラン監督にとって、かなり思い入れの強い作品だったようで、マリオン・コティヤールや、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、トム・ハーディといった俳優を本作でも再び起用している。
そのせいもあってか、観ていて何度かデ・ジャヴを覚えるほどだった。
同じ俳優を使うのも良し悪しはあるものです。


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原題:『THE DARK KNIGHT RISES』(164分)
原案・監督:クリストファー・ノーラン
脚本:ジョナサン・ノーラン、クリストファー・ノーラン
音楽:ハンス・ジマー
出演:クリスチャン・ベイル
    マイケル・ケイン
    ゲイリー・オールドマン
    アン・ハサウェイ
    マリオン・コティヤール
   ジョセフ・ゴードン=レヴィット
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ノーラン版のバットマンの特徴は、
単純なアメコミヒーローものから極力距離を置こうとしているところ。
ヒーロー映画ならではのアクションや派手な演出はあるものの、
キャラクター設定やストーリー展開はリアリティを重視している。
2作目のタイトルから“バットマン”を外しちゃったのも驚きだったし、
前作のジョーカーというキャラクターの造形にしろ、
闘うたびに生傷が絶えないスーパーヒーローらしくないバットマンの姿にしても“リアリティ重視”の最たるものだった。
その姿勢は、本作でもオープニングからはっきり表れておりました。
中東の何処かで、CIAと思しきエージェントが国際手配犯らしき男を秘密裏に米国へ移送するところから始まるのだけれど、まるでスパイアクションでも始まりそうなオープニングなのです。
それからの航空機を使ったダイナミックな展開は、まるで007のオープニングかと思うほど。

その国際手配犯らしき男は、ハンニバル・レクターみたいなマスクをしたスキンヘッド野郎なんだけど、これが今回のバットマンの宿敵“ベイン”だった。
こいつが強いのなんの、バットマンは強化スーツを着ていても歯が立たない。ボコボコにされてしまう。
実はその強さの秘密が本作の柱になっている。で、その秘密が徐々に明らかにされていくのだけれど、
それには前の2作を観ておく必要があるから、本作だけを観た人はチンプンカンプンだったかもしれないな。

だけど、シリーズを通して観ている人間からすると、「この破天荒なストーリーをよくまとめたな」と感心することしきりだった。
それに、シリーズのファンには嬉しいサプライズがちょこちょこ織り込んであるので、
思わずニヤリとしてしまう(キリアン・マーフィの意外な場面での登場など)。

164分という長尺も気にならないくらい面白かった。
ただ、核兵器の扱い方に関しては、これがアメリカ人の常識なのかなと、また首をひねらずにはいられなかった。
シュワちゃんの『トゥルーライズ』(1994)やTVシリーズの『24』もそうだけど、
核兵器が爆発してもある程度距離が離れていれば全然ノープロブレムという描き方をしているのです。
さすが劣化ウラン弾を平気で使う国と感心してばかりはいられない。
こういう映画を観た人たちの間に、核や原子力など恐るるに足らずなんて
“常識”が根付かないとも限らないのですから。


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by kiyotayoki | 2012-08-19 12:19 | 映画(た行)

残暑見舞い申し上げます。






マッコウクジラのことを英語ではSperm Whaleというんだね。
ちなみに、マッコウクジラは「抹香のような龍涎香を体内に持つ鯨」ということから名付けられたらしい。
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by kiyotayoki | 2012-08-17 23:13 | 閑話休題

295本の映画のセリフをつないで作られた曲

よくこんなのを作るなと感心してしまった動画です。

なんと295本の映画から、ふさわしいイントネーションのセリフ(の一部)を抜粋し、
それをつなげて一つの曲に仕上げた労作。

誘拐犯なんかがよく脅迫状を新聞や雑誌から切り抜いた文字を貼り合わせて作ったりするけど、
この人はそれを映像(と音)でやっているんだね。
映像のパッチワークみたいな作品だ。

曲は、知らなかったけど1992年のヒット曲だという、サー・ミックス・ア・ロットの「Baby Got Back」。
ラップ調の曲で音階がシンプルだから、まだつなげやすかったのかな?
    ※映画のタイトルと製作年はドラッグすれば、他のところへずらすことができます。
  




使われている映画の8割方は観たことがあるものだった。
それはそれで驚きではありますね、我ながら。
どんだけ映画を観れば気かすむねん!
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by kiyotayoki | 2012-08-16 09:46 | 閑話休題

ホ・オポノポノ

精神世界に関心がある人ならご存じなのかな。
「ホ・オポノポノ」
という言葉があるのを初めて知った。

この独特な語感を持つ言葉は、ネイティブハワイアンの伝統的な問題解決法を表しているのだそうです。

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簡単に言うと、 「ありがとう」「ごめんなさい」
「許して下さい」「愛しています」

この4つの言葉を繰り返し唱えるだけで、
どんな問題でも簡単に解決できるというもの。

確かに、この4つの言葉はシンプルだけど、相手だけでなく自分の心までも開かせる力がありますね。
この4つの言葉は、最強の言霊なのかもしれません。
たとえば、「ありがとう」ってひと言を声に出して言うだけで、人間関係は一気にスムーズになりますものね。
こういう先人の知恵って、子々孫々まで伝えていきたいものです。

とか言いながら、出し惜しみをするというか、人ってなかなかこの言葉を口にできない。
しかも、身近な人にほど出し惜しみをしがちだ。

自分の場合、一番出し惜しみをしてるのは何だろうと考えてみた。

粗忽者だから、「ごめんね」は、それほど出し惜しみはしていないかも。
「ありがとう」も、まあまあ。
だけど、「許してね」となると、どうかしらん。「ごめん」より重い言葉だし、プライドとかこだわりとかが邪魔をして、なかなか出てこないかも。
「愛してる」に至っては、日本人的にはかなりハードルが高い。自分的にも少なくともここ数年は口にしたことがないんじゃないかしらん。


どおりで生活に潤いがないわけです(;^^a。


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まあ、一個人であれば4つの言葉が口に出せなくても、生活が多少パサつくぐらいですむかもしれないのだけれど、
国を動かす立場の人たちだとそうはいきません。潤いをなくすのはご本人ではなく国民、特に立場の弱い人々だから。
なのに彼らがちゃんとこの4つの言葉を心をこめて口に出しているかというと甚だ疑問。
特に、責任を伴う謝罪となると口を閉ざすか、のらりくらりとはぐらかしてしまうのが、あの方たちのやり口だ。

問題が解決しないわけです。
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by kiyotayoki | 2012-08-14 11:02 | 備忘録