映画の心理プロファイル

『ステキな金縛り』(2011 日本)

この映画のオープニングは、
ソウル・バスみたいな60年代風デザインのタイトルバックで始まる。
僕もそうだけど、三谷幸喜世代って子供時代にアメリカンコメディの洗礼を受けているので、
こういうオープニングがスクリーンに出てきただけで、もうワクワクしちゃうんだなぁ。


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英語題:『ONCE IN A BLUE MOON』(142分)
監督・脚本:三谷幸喜
主題歌:once in a blue moon
出演:深津絵里
    西田敏行

オープニングタイトルを見ていて、「おっ」。
タイトルに続いて、英語題と思われる『once in a blue moon』が画面に現れたのだ。
映画を観てもわかるけれど、この作品、アメリカンコメディドラマへのリスペクトが色濃く感じられる上に、
アメリカの市場を強く意識して作られたものみたいだね。
ニューヨークでプレミア試写会を催したのも、その意欲の表れだったんだろうな。

そうそう、知らなかったけれど、"once in a blue moon"には「滅多にない」という意味があるんだね。
確かに滅多にないお話でありました(^^。

オープニングタイトルが終わると、ジオラマっぽい風景が俯瞰で映し出される。
こちらは、ティム・バートン風。
三谷監督はいいとこ取りをする名人だけど、この辺りの絵づくりもその面目躍如って感じだった。

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お話の中味は、もうご存じの方が多いと思うので、
改めて書く必要はないでしょう。
ちなみに、金縛りのことは専門用語では「入眠時幻覚(Sleep on Set REM)」といいます。

笑いあり、 ほろりの場面あり、
ずらりと揃った主役級の俳優さんたちのコメディセンスを堪能した2時間半弱でした。
難を言えば、ちょっと長かったかな。
せっかく劇中で『スミス都へ行く』(1939 129分)や『素晴らしき哉、人生!』(1946 130分)を印象的に使ったんだから、
映画の尺も130分ぐらいにしてくれたら良かったのにな。


主題歌を歌っているのは、主演の深津絵里と西田敏行のお二人。
歌声も歌詞も、この作品にぴったり♪


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by kiyotayoki | 2011-12-02 12:33 | 映画(さ行)