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映画の心理プロファイル

映画界の親子鷹 その8

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老境に入ってから、やたら元気がいいのがこの人、クリストファー・プラマー。
このところ年に2、3本のペースで映画に出てる。
こないだも『インサイドマン』(2006)で重要な役をやっていましたし。
1927年12月13日生まれってことは、トラップ大佐も今年79才になっちゃうんだなぁ。
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トラップ大佐というのは、もちろん彼の出世作『サウンド・オヴ・ミュージック』(1964)の役名。
この映画の撮影時、彼には6才になる子供がいました。だから、子ども達の父親を演じることには特別の思いがあったでしょう・・・・、と思ったら、あらら、子供が3才の時(60年)には離婚してたんですね。しかも、子供は舞台女優の母親の手で育てられることに(^^;。
またまたこのパターンですか(^^;。
3才といえば可愛い盛り。だけど哀しいかなそれが離婚を思いとどまるモチベーションにはならないってことなんでしょうね。
クリストファーの語源は、クリストフォロス(キリストを担う者)って立派なものらしいんですが・・・。





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この人、アマンダ・プラマー。
ひゃあ、この女優さん、クリストファー・プラマーの娘だったのかぁ!
そう言われて見てみると目や鼻が似ているような。

親ゆずりの演技力で舞台の道に進んだ彼女は25才の時にトニー賞を受賞。映画にも進出して注目を集め始めます。
『ガープの世界』(1982)なんてちょい役だったけど、独特の風貌もあってすごく印象に残ってるし・・・。
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とりわけ彼女に注目したのは『フィッシャー・キング』
ロビン・ウィリアムズ扮するホームレス男と恋に落ちる内気で神経質な、だけどピュアなOLの役が彼女のキャラにぴったりでした。
かと思うと、『バタフライ・キス』(1995)では、全身にボディ・ピアスとタトゥを施し、殺人を繰り返す女を怪演。
どんな役をやっても、すこぶる存在感のある女優さんです。

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by kiyotayoki | 2006-07-21 18:13 | 閑話休題