ちょっとドキドキ
ちょっとドキドキ体験をしたのは昨夜の11時過ぎ。
五反田で会食をした帰りの山手線内。
そういう時間帯に山手線に乗ることなど滅多になくなってしまったので、ああこの時間はこんなに酔客でいっぱいだったんだっけね・・・なんて懐かしんでいたら、左肩に生暖かい感触が。
横隣りの客が居眠りして寄りかかってきたんですね。
膝元を見ると若そうな女性だ。
寄りかかってきたのは、むさ苦しいおっさんじゃないし、時間も遅いし、お酒も入ってるかもしれないし、眠いのはわかるし、まあ、肩を貸すぐらいなんてことない・・・
そう思ってたら、その女の子、時々体勢を立て直すんだけど、睡魔に負けるたびにどんどん寄りかかり度が増してくる。
頭が肩からずりおちてこっちの膝に落っこちてきそうな勢いだ。
このままだと膝枕することになっちゃうかも?(^^;
やばいなぁ(嬉しさ半分^^;)と思ってたら、今度はまわりの視線が気になりはじめた。
向かいの酔客たちがチラチラこっちを見てるの。
〈迷惑だよね〉って同情顔の人もいれば、〈若い女性に寄りかかられた気分はどうだい?〉みたいな好奇の笑みを浮かべてる人もいる。
その視線を感じた途端、ドキドキしてきちゃった(^~^;。
まさに自意識過剰状態っス。
しかも、つれ合いに先立たれて以来、こんなに女性のぬくもりを身近に感じることなんて、恥ずかしながら久しぶりのことだったし(汗)。
だもので、新宿で降りるまでの時間の長いこと長いこと。
新宿に近づいてきたら近づいたで、立ち上がる時どうやって肩から女性の頭をはずそうかと思い悩んじゃったし。
でも、それは杞憂に終わったんですけどね。
というのも、女性が代々木を出たあたりで目を覚ましてくれて、解放されたので。
その女性はというと、ねむ気がとれてすっきりしたのか、何事もなかったようにシャキッと背筋を伸ばして座ってらっしゃる。
と、バッグからミントキャンデーらしきものを取り出して、お口にポイッ。
あらま、そんなもの持ってるんなら、最初からなめてなさいよっ(^ " ^;。